• Sat. Sep 18th, 2021

平野紫耀&橋本環奈『かぐや様』公開3週目で4位、『孤狼の血 LEVEL2』鈴木亮平は「圧巻の演技」と絶賛の声! 映画動員ランク

全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、8月28日~9月3日)が発表され、公開5週目でアニメ映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』がついに首位を獲得した。

 同作は、堀越耕平氏の人気漫画『僕のヒーローアカデミア』(集英社)を原作とした劇場版アニメの第3弾。9月6日の時点で動員は累計198万人、興行収入26億円を突破し、シリーズ最高の成績を記録した。8月6日の公開時から来場者に描き下ろしの特典小冊子「Vol. World Heroes」を配るなど、ファンが劇場に足を運びたくなるプレミアムな仕掛けも、ロングランにつながった理由の一つかもしれない。

 2位は細田守監督の長編オリジナル作品第6作『竜とそばかすの姫』。公開8週目だが、『ヒロアカ』同様その勢いは衰えていない。9月6日時点で、累計動員は417万人、興収もまもなく58億円に達する大ヒットで、細田作品として歴代最高の興収作品となりそうだ。

 続く3位は、『ワイルド・スピード』の第9作シリーズ『ワイルド・スピード ジェットブレイク』がランクインし、公開5週目を迎えても、引き続き上位をキープ。アニメ作品や邦画がランキングを席巻する中で、人気を誇る洋画シリーズがその強さを見せつけている。

 4位から6位までは、バラエティー豊かな邦画がランクインした。まず4位は、King&Prince・平野紫耀、橋本環奈、佐野勇斗らが出演した公開第3週目の『かぐや様は告らせたい −天才たちの恋愛頭脳戦− ファイナル』。同作は、累計発行部数1650万部超えの人気ラブコメディー漫画(集英社)の実写化第2弾にして完結作。

 エリートたちが集う私立秀知院学園の生徒会会長・白銀御行(平野)と、生徒会副会長・四宮かぐや(橋本)の、“相手に告白させるための恋愛頭脳戦”がコミカルに描かれる。SNSなどでは、橋本の“顔芸”を絶賛する声が上がっていたほか、平野ファン悶絶の“キュンキュンシーン”が話題になっていた。

 5位には、藤原竜也が主演を務めた『鳩の撃退法』がランキング初登場。佐藤正午の同名ベストセラー小説(小学館)を映画化した同作は、直木賞受賞作家の新作をめぐるさまざまな臆測や現実が交錯する様を、ミステリアスに描いている。藤原のほか、土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬といった人気キャストも出演し、話題性も高い。

 レビューサイトでは「土屋と西野の演技が苦手」といった役者に向けた苦言も見受けられるものの、「ミステリーやサスペンス好きにも満足度が高い作品」「正直あまり期待してなかったけど、面白すぎてあっという間に終わった」など、映画自体はおおむね好評のようだ。

 6位は公開3週目となる白石和彌監督、松坂桃李主演の『孤狼の血 LEVEL2』がランクイン。刑事とヤクザの激闘を描く本作は、前作で殺害された刑事・大上(役所広司)の遺志を継いだ若き刑事・日岡(松坂桃李)を中心に物語が展開するが、中でも「悪魔」と呼ばれるヤクザ・上林を演じた鈴木亮平の“怪演”が話題に。

 SNSやレビューサイトでは、「前作も好きだけど、今作もハチャメチャに面白かった!」「鈴木亮平が圧巻の演技。恐ろしい役者だ……」「こういうヤクザ映画が見たかった!」などと絶賛の声が多い。また、鈴木は現在、日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)で高い志を持つ医師を演じているだけに、「ギャップがすごすぎて、鈴木亮平の演技の幅に感服」「『孤狼』と『MER』を見て脳が混乱してる(笑)」といった感想も見受けられた。

 7位以降には、新作映画が続々ランクイン。まず7位は、1999年公開の大ヒット映画『シックス・センス』以後、良質なスリラーを作り続けているMナイト・シャラマン監督の最新作『オールド』がランキング初登場。バカンスで訪れた秘境のビーチで、異常な速さで時間が進む奇妙な現象に見舞われた一家が、ビーチから脱出すべく奮闘する……といった物語だ。

 人気監督ではあるものの、その難解さもあって映画ファンの間で「当たり外れがある」と揶揄されるシャラマン監督。レビューサイトでは「今回は調子がいい」「今回は面白かった」といった感想も見受けられるので、これから口コミで動員が伸びるかもしれない。

 8位には、公開9週目の『東京リベンジャーズ』がランクイン。9月6日時点で興収41億円、観客動員数310万を達成し、今年4月公開の映画『るろうに剣心 最終章 The Final』の観客動員数308万人を超えている。邦画実写作品としては、今年最高のヒット作となりそうだ。

 続く9位は、『ハウルの動く城』シリーズで知られるダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説を原作とした、スタジオジブリの3DCGアニメ『アーヤと魔女』が初登場。魔法を教えてもらうことを条件に、“魔女の助手”となった少女・アーヤの活躍を描く作品で、寺島しのぶ、豊川悦司、濱田岳ら実力派の俳優たちが声優を務めている。

 10位には、マーベル・スタジオの新作映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が初登場でランクイン。シム・リウ、トニー・レオン、ミシェル・ヨーらアジアの人気キャストが出演し、悪の組織を率いる父親の恐ろしい計画に巻き込まれていく主人公の姿を、カンフーアクションを交えて描く。

 中華系キャストが多いものの、当の中国では今のところ上映が許されておらず、興行面で不安もささやかれていたが、アメリカでは初登場首位、日本でもまずまずのスタートを切った。一方で、「“キャラクター紹介映画”として見るのがいいと思う」「今後の活躍に期待かな……」など、やや辛口のレビューも書き込まれている。日本では馴染みの薄い新ヒーローだけあって、マーベルファンの間で賛否両論を呼んでいるようだ。

【全国映画動員ランキングトップ10(8月28日~9月3日、興行通信社調べ)】

1位 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション
2位 竜とそばかすの姫
3位 ワイルド・スピード ジェットブレイク
4位 かぐや様は告らせたい −天才たちの恋愛頭脳戦− ファイナル 
5位 鳩の撃退法
6位 孤狼の血 LEVEL2
7位 オールド
8位 東京リベンジャーズ
9位 アーヤと魔女
10位 シャン・チー/テン・リングスの伝説