• Tue. Oct 26th, 2021

キッチン「引き出し収納」劇的ビフォーアフター12連発! 整理収納のプロが手直しすると、どう変わる?

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み:「キッチンの引き出しがいっぱいで入らない」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

 汚家まるごと変身企画“22回目”は、大きなキッチンボードのカウンター下を片付けていきます。モノがあふれる「引き出し収納」を、片付けのプロ視点で手直すどうなるのか? 全部で12枚のビフォーアフター写真で、収納のコツを解説していきます!

 手直しするのは、写真に記した12カ所です。 浅型と深型の引き出しをはじめ、片開きのキャビネット、床にまで収まりきれないモノがいっぱいです。これらを、引き出しの中にすっきり収めるコツを、ビフォーアフター12連発で解説していきます。

[Before.1]食器棚の下、1段目

, 食器棚の下、1段目です。キッチン小物(菓子型、クリップ)や消耗品(保存袋、ラップ)が重なるように入っていました。引き出しのモノは全部出して、処分するモノと残すモノに分けていきます。

[After.1]食器棚の下1段目は「カトラリー収納」が正解

 食器棚下の1段目は、「カトラリー収納」がおすすめです。茶碗と一緒に用意するため、配膳の動作にあわせた場所がベスト。使い捨てや余剰のカトラリーは、用意した「小物収納ケース」へ移動。使う量だけ補充することで、出し入れが簡単になります。

★★【100均】セリア、キャンドゥ、ワッツで買える「イノマタ化学のトレー」推し!★★

 引き出しの仕分け収納ケースなら、イノマタ化学の「キッチントレー」がおすすめです。筆者はいつもコレ一択です。一体型ではないシンプルな形状なので、縦・横どちらでも使うことができます。セリア、キャンドゥ、ワッツで購入できます。

[Before.2]食器棚の下、2段目

 食器棚の下、2段目です。子どもの手が届きやすい位置に、マグカップと小皿を用意したんだそう。でも、お皿のサイズがバラバラだとまとまりません。お

[After.2]カトラリーの下は、コップか小皿がおすすめ

 食器棚2段目は、シンクで使うモノをまとめました。コップ洗いは、何個かたまってからというKさんの家事スタイルに合わせて余白は多めに残しています。

 食器棚の下、3段目です。ここには、お菓子作りの小物や乾物食品が入っていました。袋状の粉もの中身が、底面に散らかっています。こういった食品は、慌てて出すので「横置き」は絶対ダメです。

[After.3]小皿とお茶セットなどの、小物を仕分けて収納

 カトラリーとカップ下の引き出しには、サイズが揃った小皿と、お弁当グッズ、お茶を用意しました。飲みきりサイズの茶葉類は、マグカップとシンク近くにあると作りやすくなります。

[Before.4]食器棚の最下段、深型の引き出し

 食器棚の最下段、4段目は「深型の引き出し」です。こちらも、保存容器を重ね置きしています。Kさんに確認したところ、よく使うガラス製と滅多に使わないプラスチック製の2種類が混じっているとのこと。

[After.4]引き出しの最下段は、使用頻度2軍がベスト!

 最下段の引き出し(深型)には、使用頻度の低いモノを収めます。というのも、腰を曲げる→手を伸ばして引き出す→モノを出すという動作が毎日だと面倒になるからだからです。よく使う1軍の、ガラス製の保存容器と水筒は別の場所へ移動して、「2軍の保存容器」コーナーにしました。

★★キッチン収納のポイント★★
 同じグループのモノをまとめて置くのは「ダメ収納」です。使用頻度で分けて、1軍は取り出しやすい位置へ。2軍は取り出しにくい場所へと収納を分けるだけで「家事楽」になります。

[Before.5]片開きキャビネット

 5つめは、引き出し横の「片開きキャビネット」です。棚板を、ミキサーの高さにあわせているためデッドスペースが目立ちます。棚板がもう1枚あるということで、棚の位置から見直して整えます。

[After.5]「急がない家電」は、セパレート収納

 使用頻度の低い「調理家電コーナー」に変身。ミキサーは、上下とパーツを分けて1段目に収まりました。4つのゾーンに家電を分けることで、定位置ができました。ほか、扉裏の隙間には「レジ袋収納」を用意しています。

 右側の引き出し、1段目です。ここには、工具、お茶、文房具などの小物が入っていました。小物はすべて、グループ別に用意した「モノの住所」へ移動。薬箱、工具箱、文具箱と「使う目的を分別」するのが大事です。

[After.6]最上段の引き出しには、頻繁に使うモノを!

 [Before.1]の引き出しに入っていた、保存袋類をこちらにまとめました。お弁当やお菓子の小分けなど、「ビニール類」の出番が多いとKさん。以前より、ゴチャつかずに簡単に出せるようになりました。

[Before.7]右側の引き出し、2段目

 右側の引き出し、2段目です。入っていたのは、薬、冠婚葬祭、カメラ、グルーミンググッズと内容も目的もバラバラです。また、100均の「仕切り板」を大きく使うのはNG収納。不安定でグラグラになります。

[After.7]日常小物は「小分けケース」にタテ入れが正解!

 使用頻度の高い、日常小物(文房具、工具、補修グッズ)だけを残しました。ポイントは、種類別にケースに分類すること、埋もれやすい紙類(メモ、ポチ袋)を「タテ入れ」にすることです。ペン類も、1軍と予備に分ければ1回で出せます。ほか、旦那様の嗜好品ボックスも用意しました。

[Before.8]右側の引き出し、3段目

 右側の引き出し、3段目です。メイン、電池の予備とKさんのアクセサリーと私物です。ほか、置く場所に迷ったモノを入れる場所にしていました。

[After.8]使うときに丸ごと持ち出す「ポーチ収納」に変更

 Kさんの私物が多い引き出しだったので、2つの目的に分けて使います。手前は、電池交換グッズ(予備と処分)とグルーミングセットを。奥は、使うときにそのまま持ち出せる「ポーチ収納」のゾーンです。

 用意したのは、ダイソーの「Wファスナービニールケース A5」です。家族の「病院セット」「パスポートセット」「通帳セット」などに使いました。ほか、Kさんのアクセサリーはクローゼットと洗面所へ移動しています。

 右側の引き出し、4段目「深型の引き出し」です。ファイルボックスを仕切りにして、文房具や工具を積み重ねていました。小物が埋もれている家ほど、同じモノが何個も出てきます。

[After.9]ママ専用の「バッグ置き場」に!

 頻繁に使う小物は、[After.7]の引き出し2段目へ。新たに用意したのは、Kさんの「バッグ置き場」です。キッチンは、小さな子どもが手を出さないエリアですし、動線的にもぴったりの場所です。

[Before.10]片開きキャビネット

 10個めは、「片開きキャビネット」です。掃除用シート、フィルター、ラップなどの消耗品が積まれています。奥には何が入っているのか? 在庫量がわかりにくい状態です。

[After.10]低めの棚には、出しやすい「箱物ストック」を収納

 スポンジやフィルターは、不安定なカタチなので「小物収納ケース」へ移動。体を曲げても取り出しやすい「箱物ストック」のコーナーに変更。これなら、奥のモノも迷子になりません。

[Before.11]スライドテーブル

 スライドテーブルには、大きなエスプレッソマシーンがあります。コーヒーの粉が散るので、いつしか使わなくなったとKさん。炊飯器を使わないお宅なので、別の家電を置くことにしました。

[After.11]スライドテーブルには、使用頻度の高い家電をセット

 使わなくなったコーヒーマシーンを処分して、カウンター上にあった自動フードプロセッサーを設置。定位置が決まったことで、以前よりパンを作るのが簡単になったとKさん。道具の特徴に合わせて、置き場所を変更しました。

 カウンター前の床上に散らかっていた「穴付きレジ袋」も、テーブルフックに掛けて空中収納へ。平置きより、ずっと取り出しが簡単です。

 赤ちゃんが歩きはじめる前に、手に届くモノは全部なくしたいとKさん。キャビネットを開けるにも、モノを動かす面倒がありました。

[After.12]床上に置くモノは、稼働できる荷台へセット

 モノを減らして、収納を全部見直したことで「床置き」するモノがすべて消えました。また、重たい宅配水のストックは、可動できるようにキャスター付き荷台へ。写真の、コーナン「インテリアベース」1,078円(税込、ライター調べ)は、安くておすすめです。

 最後に改めて、全体のBefore→After写真を比較してみましょう!

まとめ[Before]キッチンの作業がやりにくかった引き出し

 引き出しを開けるだけでもレジ袋や床上のモノが邪魔をしています。カウンターの上もゴチャゴチャで、何をするにも「どかす作業」が必要でした。

まとめ[After]家事作業がアップする余白が多い収納に

 キッチンボードの中身を全部見直したことにより、「収納のゆとり」が生まれました。床に置くモノがなくなったので、扉の開閉もスムーズです。すべて「モノの住所」を用意したので、散らかっても片付けのゴールが見えるので大丈夫です。

 次回は、キッチンボード上の食器棚をすっきり!