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細木数子の遺産15億円、小林亜星は4億円、瀬戸内寂聴は……? 昭和・平成の“偉人”たちの遺産、それぞれの行方

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 菅田将暉と小松菜奈が結婚! 2人の熱愛はすでに周知のことだったが、こんなに早く結婚してしまうとは。28歳と25歳。かつて(昭和・平成)の芸能界のビッグカップルは晩婚の傾向があったが、最近は年齢が若い! 良いことだと思う。

第578回(11/11〜11/16発売号より)
1位「小林亜星さん 『4億円遺産』巡って後妻と息子が相続トラブル」(「女性セブン」11月25日号)
同「細木数子さん 『15億円巨額資産の行方』と『自らの死最後の予言』」(「女性自身」11月30日・12月7日合併号)
「細木数子さんの慈愛の『ことば』と遺した“予言”」(「週刊女性」11月30日・12月7日合併号)
同「瀬戸内寂聴さんが愛したもの 牛肉 赤ワイン イケメン」(「週刊女性」11月30日・12月7日合併号)
2位「小室圭さん『400万円解決金の出所は黙秘』 本誌記者の直撃に代理人回答60分!」(「女性自身」11月30日・12月7日合併号)
「先見スクープ 小室圭さんNYでもやっぱり…『眞子さんの威光』拝借生活」(「週刊女性」11月30日・12月7日合併号)
3位「橋本環奈 3億円豪邸購入に驚年収!」(「女性自身」11月30日・12月7日合併号)

 今年になって昭和・平成の“偉人”たちの逝去が続いた。5月には小林亜星が、そして11月には細木数子と瀬戸内寂聴の2人が相次いでこの世を去った。しかし、“偉人”たちも、やはり世俗からは離れられないのだろう。今週の女性週刊誌は彼ら、彼女らの死後の“遺産”という切り口で、その人生を語っている。下世話だが、それが週刊誌読者の欲望なのだから仕方あるまい。しかも、その内容もかなり興味深い。

 まずは小林亜星。ここ数年、晩年の女性関係に端を発した遺産トラブルなどで晩節を汚す男性芸能著名人の話題が多いなか、小林は“完璧な”備えをしていたという。「女性セブン」によれば、遺言には預貯金、自宅、別荘といった不動産、音楽関係の著作権など一切を妻であるAさんに渡すというものだったらしい。その額4億円。しかし記事では、この遺言に不満を持つ人物がいて、その遺産トラブルが関係者の間で広く知られる事態となっているというのだ。

 その人物とは、小林の前妻との間に生まれた次男(60歳)だ。彼は自身の有料ブログで遺言内容への不満を吐露しているという。

 なるほど。Aさんとの間に子どもはいなかった小林だが、前妻とは2人の子どもをもうけている。その1人が不満を表明――。たしかに遺言書があったとしても、次男は法定相続人の1人。よって記事にも解説されているが、遺留分として父親の全財産の8分の1を相続することができる。これを行使すればいいのだが、トラブルになっているということは、それ以上のことを要求しているのだろう。たしかに小林の場合、音楽関連の著作権は今後も利益を生むから。

 しかし、記事は今回のトラブルにはそれ以上踏み込まない。そして描かれるのが、小林の太っ腹加減だ。

 1982年、前妻と離婚した際には不動産、預貯金も含めて全て渡し、残ったのは中古のベンツ1台だったこと、その後も生活費や養育費を月60万円払っていたこと。また次男が警察沙汰を起こした際には、弁護士費用、罰金、被害者の賠償金を立て替えるなど、子どもたちにも“手厚い支援”をしたこと――。

 昭和の親父は豪快で金払いがいいのか、それとも過保護すぎたのか。いずれにせよ、亡き親父に代わって「セブン」が次男を諌めているような記事だ(笑)。

 さらに豪快なのは細木数子。なんと遺産総額は15億円! たしかに細木はその毀誉褒貶な人生、そして成り上がり方や錬金術は現役時代から有名だったが、やはりすごかった。しかも「女性自身」によれば、この15億円は神楽坂や京都の不動産だけの額であり、占い関連の著書、預貯金など「遺産の全容は見当もつかない」んだとか。やはり只者ではなかった。

 そんな細木の財産を受け継ぐのは、後継者としても活躍する娘の細木かおりだ。かおりは細木の妹の娘、つまり姪にあたるが、2016年に細木と養子縁組して娘となっている。「女性自身」によれば、細木は全てを娘に譲り渡したという。

 これまたすごいが、しかし、今後はどうなのだろう。というのも「週刊女性」の細木記事に気になる記述が。それは細木に1〜2歳のひ孫がいたというもの。これは娘のかおりが語っていることだから事実だと思うが、かおりは現在42歳。で、調べてみると彼女には22歳の長男、21歳の長女、18歳の次女がいる。そして2人の孫も。そんな一族に15億円――。将来、いろいろ大変そう。

 そして瀬戸内寂聴。記事には遺産についての記述はないが、数年前のテレビ出演で京都の寂庵のほかにも、四国地方に別荘や美術品の所有を明かしていた。だが前述2人とは、おそらく桁が違う(低い)だろう。「週刊女性」で記された、瀬戸内の愛したモノのひとつ“イケメン”というくだりにクスッと笑い、偉大でチャーミングな人物だったと改めて思った。すごい文人、僧侶であった、と。

 小室圭さんと眞子さん夫妻が念願のNY生活をスタートさせた。しかしマスコミ、そして女性週刊誌はバッシングの手を緩める気はないらしい。まずは「女性自身」。小室佳代さんの元婚約者との間にあった金銭トラブルが解決したことを報じているのだが、問題にしたのは解決金の“出所”だ。タイトルをみると「出所は黙秘」。小室圭さんに直撃したがノーコメントだった!? と普通は思う。でも違った。

 「自身」は小室さんの代理人・上芝直史弁護士への取材を行っているのだが、そこで上芝弁護士が解決金の出所を問われ「詳細についてはお答えできない」と答えただけだ。しかもタイトルの「出所は黙秘」の横には“ダンマリ”とのルビが! 悪意満々としか思えない。

 しかも、この記事にはびっくり仰天の事実も記されていた。小室さんと元婚約者が面会し解決に合意した直後、元婚約者がマスコミの前に姿を現したというのだ。

 これまで、その姿はおろか、証言も一部マスコミの活字上でしかなかった元婚約者だが、ついに本人がすぐそこにいる。マスコミは、この元婚約者の証言を元に、さまざまな報道を行ってきた。そして直接その証言を聞ける千載一遇のチャンス。聞きたいことはたくさんあるはずだ。しかし「自身」によると、マスコミはこんな感じだったらしい。

「報道陣に囲まれながら、無言でトボトボと歩くX氏(元婚約者)。あまりに寂しげな姿に、最後は報道陣が示し合わせて取材をやめたほどだった」

 はぁぁ? いくら一般人とはいえ、これまでマスコミに小室母子の重大告発をしてきた人物だ。そんな人物に対してマスコミのこの姿勢は、あまりに理不尽かつ不可解としかいいようがない。

 そして「週刊女性」。ニューヨークでの生活が崖っぷちだとして、それを支える眞子さんの“内助の功”をさまざまに推測している。

「仕事でクライアントになりうる人々が集まるパーティーなどに眞子さんが同席すれば、周囲から当然注目される」
「眞子さんとの交流を求めるクライアントがいれば、圭さんとしては絶好の営業チャンス」
「収入面でも眞子さんが現地の博物館に就職し、家計を助けていく見通しです」

 そして、こんな推測記事に対し、「週女」自ら名づけたタイトルが「先見スクープ」だ。は? 先見スクープって何? 初めて聞いた。衝撃スクープ、独占スクープなどいろんなスクープはあるけど、先見スクープって……。先見って先を見抜くって意味だから、予言の記事ってこと? すごすぎる……。

 冒頭は先人たちの遺産の話だったが、最後は旬の若手芸能人の懐事情だ。女優の橋本環奈が22歳にして都内に3億円の豪邸マンションを購入したという。テレビ、映画、舞台、そしてなによりCMに引っ張りだこの橋本だが、推定年収は2億円! やはり芸能界には夢もある。