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北村義浩教授、「オミクロン株は美容整形」「デルタ株はトップアスリート」「治療薬は宝くじ」……話題集めるコロナたとえ話

 2020年、「コロナの女王」としてテレビに出ずっぱりだった白鴎大学教授・岡田晴恵氏の姿が消え、いまワイドショーで活躍している感染症の専門家は5名前後に限られている。その中でもネット上で話題を集める専門家が、日本医科大学特任教授・北村義浩氏だ。

 同氏の特徴は、“たとえ話”や“小噺”をよくすることで、代表的なのが「マスクはパンツ」理論。コロナ禍の今、マスクを軽々しく人前で取るべきものではない、それは下着のように大事なものだと、たとえた言葉だ。

 12月6日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では、新たな変異株「オミクロン株」の特異性について、こんな“たとえ話”を展開した。それは、石原良純が「デルタ株とオミクロン株の間には物すごい違いがあると?」と聞いた時のこと。

 同氏は質問に対してまず、「ウイルス受容体という、ウイルスが我々の細胞にガチッと食い込むところは、大雑把に言うと大体80アミノ酸、80パーツからなるものなんですね」とコメント。

 さらに続けて、オミクロン株は「そのうちの10パーツくらいが変わっていますから」と説明し、「人間の顔が80パーツからなっている」とした場合、「美容整形をして10パーツぐらい、12〜13%ぐらい変えたら、別人になる可能性がありますよね」と整形にたとえて解説。「顔認証システムだと『あなたは北村じゃないですよ、違う人ですよ』となってしまう」と言及した。

 つまりは、オミクロン株は同じコロナとはいえ、これまでとは異なる変異種ということを言いたいがために、整形を用いて語ったのだが、ネットでは「北村氏、訳のわからないたとえはやめてくれ」「相変わらず北村さんのたとえは意味不明」という批判的な声も見られる。

 1回のテレビ出演につき、“たとえ話”を必ず1度は披露する北村氏。だが同日の『モーニングショー』では、“たとえ話”の出血大サービス状態で、整形だけでなく、金メダル・銀メダルなどの“メダル”を例に挙げて語る場面もあった。

 メダルが使われたのは、デルタ株とオミクロン株の違いについての説明で、まず「デルタ株という株はいろんなウイルス学者に聞くと、激烈に感染しやすいと。よく言えばウイルスからすれば完成形、トップアスリートに近いようなレベル」とコメント。

 一方で、オミクロン株は「金メダルを取るアスリートに比べたら、ちょっとスピードがのろい」そうだが、そうは言っても「銀メダルとか銅メダルかもしれないわけで、要するにトップクラスであることは間違いない」と述べていた。

 北村氏はこの後、アメリカの大手製薬会社のメルク社が開発し、日本でもその使用が承認される見込みのコロナ治療薬「モルヌピラビル」についても、たとえ話を用いて解説。

 同薬は発症5日以内に1日2回、5日間服用すると入院・死亡のリスクが30%減るといわれている。

 これについて同氏は、「宝くじと一緒で買わないと当たらないから買いましょう。だから、飲まないと重症化するから飲みましょう、という。だからといって、飲んだからといって確実に重症化を防げるというわけでもない」と、今度は宝くじの当選確率を持ち出していた。

 パンツ、整形、メダル、宝くじ……さて今度は何にたとえるのだろうか?
(村上春虎)