• Wed. Jan 26th, 2022

「冷蔵庫」収納は100均のコレでスッキリ! プロの手直しビフォーアフター6連発

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」。今回のクライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み:「冷蔵庫がパンパンで入らない」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

 汚家まるごと変身企画“32回目”は、キッチンの「冷蔵庫」です。クリスマス、大みそか、お正月と楽しいイベントが増える年末年始に向けて「食材のまとめ買い」が増えます。しかし、冷蔵庫がパンパンで「クリスマスケーキが入る余裕がない!」とお悩みではありませんか?

 今回は、年末年始前に頑張りたい「冷蔵庫の掃除と収納」です。冷蔵庫(上段)と冷凍庫・野菜室(下段)の2回に分けて紹介します。

[ステップ1]冷蔵庫の中身を全部だして、外せるパーツを洗う

 冷蔵庫内の外せるパーツはすべて、食器用洗剤で洗い流します。特に、糖分の入った調味料の液漏れは頑固な汚れになるので、お湯で溶かしながら。長く放置すると、接着剤のようになってパーツを外せなくなる場合もあります。

[ステップ2]ゾーン別に出して「食材の見直し」

 写真上は、冷蔵庫のドアポケットに入っていた食材です。賞味期限切れをはじめ、口に合わなかった調味料を処分します。すべて「食品ロス」になるので、次につなげないように「理由」を探りながら進めました。

[ステップ3]アルコールやオキシクリーンで除菌掃除

 チルド室のケースも、しっかり洗います。パーツを外すと、忘れていた食材や食品カスが出てきました。オキシクリーンを含ませたホットタオルで、室内もきれいに拭き上げました。

[ステップ4]室内はアルコール除菌をかけてすっきりと!

 オキシクリーンがないときは、ウタマロクリーナーとホットタオルを使います。冷蔵庫のドアパッキン(ゴムの部分)は、カビが出やすいのでアルコール除菌を付けて拭き上げました。

 こんなふうに「食材の見直し」と「清掃」を繰り返しながら、食材を元に戻します。

[100均]冷蔵庫収納に用意するのは「イノマタ化学」一択

 100均(ダイソー、セリア、ワッツ、キャンドゥ)には、冷蔵庫の収納グッズがいっぱいです。最近も、ダイソーで新作が出ていましたが……筆者が選ぶのは、こちらの「イノマタ化学」の商品一択です。

[1]キレイストッカー ワイド(W12.7×D30.2×D7cm)
[2]キレイストッカー スリム(W8.7×D30.2×H7cm)
[3]キレイストッカー スモール(W7.2×D17.2×H9.5cm)
[4]冷蔵庫スリムストッカー(W10.1×D31×D7.8cm)

 4種類とも「イノマタ化学株式会社」の商品で国産品。ほとんどの100均で扱っているので、簡単に揃えられます。しかも、4種類すべて、冷蔵庫の“内寸を測らず”に持ち込んでも使えるんです。それぞれ最適な使い方があるので、次ページからこれを使って収納していきます!

 左側のドアポケットは滅多に食べない食材が多く収納されていました。一番上のケースは、視界に入らないため食べ忘れの羊羹や、薬味チューブホルダーが。

[1.After]調味料を4つのグループに分けて収納

 左のドアポケットが4つあります。それぞれ、グループを決めて「食材の定位置」を決めました。冷蔵庫の設計からも、ポケットと食材の高さはマッチングします。そして、一番上のケースは「バター専用」に。Kさんは、お菓子作りの趣味があるのでバターの固形も入るサイズです。

[1のポイント]ドアポケットの隙間に、フックが使える!

 ドアポケットの隙間も活用できます。用意するのは、セリアのフックとダブルクリップ。不安定なチューブ型の調味料や、早めに消化したい食品、痛みやすいハーブなど「忘れがちな食材」を吊り下げると◎。

 冷蔵庫・右扉のドアポケットには、味付け調味料、ドリンク類が入っていました。 「家族みんな好き勝手に出して、適当な場所へ戻すのでゴチャゴチャです」とKさん。これが散らかる原因です。

[2.After]家族が元の場所に戻す「ラベリング」を用意

 右のドアポケットを5つのゾーンに分けて、グループ別にラベルを用意。家族全員が「出したら戻す仕組み」を整えました。

 また、同類の調味料はボトルの形状(高さ、太さ)がほぼ同じなので、まとまりやすい特徴があります。次より、ポイント別に解説します。

[2上段のポイント]

 ポイント1はイノマタ化学「キレイストッカー スモール」(※)。仕切りスタンドとして使います。ボトルが倒れるのを防ぎつつ、空間を3つに仕切る目的です。

 ポイント2は、余った保存容器の活用して仕切りケースに。ポイント3の薬味ポケットは、辛子とわさび専用に。ポイント4は、袋状調味料に背ラベルを用意。背ラベルは、在庫確認にもなり繰り返し使うことができます。

(※)100均では、ポケット用の仕切りスタンドも取り扱いがあります。冷蔵庫によっては、奥行きが足りない場合もあるので要確認ください。

[2下段のポイント]

 ポイント5は、調味料(辛味系、洋風系)に定位置を作りました。小型のボトル・瓶が一列に並びます。

 ポイント6は、マヨネーズやケチャップの収納。ペットボトル1.5Lを半分にカットしたサイズに似たケースを使っています。100均にある専用ホルダーより、手元を見ないで戻すことができて、液だれも防げます。

 ポイント7の青いシートは、スコット「ショップタオル」。調味料の液漏れを吸収します。

 次は、冷蔵庫・正面を片付けます。

 冷蔵庫を開けた正面、全4段あるうちの最上段です。高さがないので、瓶詰めの保存食やお菓子が入っていました。奥の食材を取るときに、前にある瓶をどかす手間があり、また、在庫もわからなくなりがちです。

[3.After]冷蔵庫・上段は、片手で出せる「取っ手付き」が正解

 1段目には、100均の「取っ手付きケース」を使って「粉もの」をまとめました。チーズとわかめは、セリア「取っ手付きストッカー」です。豊富なサイズが揃いますが、一番大きなサイズ(1,300mL)を選ぶと、空間をフル活用できます。味噌ストッカーが置ける場合は、このゾーンに収納してもOK。

 2段目は、「定番の食材」を置くゾーンです。イノマタ化学「キレイストッカースモール」を優先に使い、幅広の瓶ものだけ「キレイストッカー ワイド」を使います。手前の空間が空いたら、イノマタ化学「冷蔵庫スリムストッカー」を「スライド式」にして使います。

[3のポイント]無駄な動作を全カット! 食材を秒で出す仕組み

 取っ手付きケースにまとめた、冷蔵保管したい「粉もの」の余りです。ダブルクリップを背ラベルにすることで、一度で出すことができます。粉漏れも防げつつ、空気を圧縮することもできます。

[動画で確認]食材を一回で1秒で出す仕組み

 冷蔵庫から食材を出すときは、忙しいときも多いですよね。そのため「手順は一度で、秒で出す」ほど快適になります。先の「スライド式」収納も同じです。

 ちなみに、このケースを選ぶ理由は、納豆3パックと豆腐3丁のセットが「縦置きで入る」から。

 冷蔵庫を開けた正面・下段です。冷蔵庫収納トレー(幅広タイプ)を使って、瓶ものや味噌をまとめていますが……。幅広のトレーを使うと、重さが出てしまうため片手の出し入れが負担になります。また、点線で囲った上の空間がもったいないですよね。

 定番の健康食品(ヨーグルト、健康ドリンク)や保存食材(瓶もの、味噌)は低いサイズなので上段(2段目)がおすすめです。

[4.After]冷蔵庫・下段は「保存容器」「フリースペース」が正解

 冷蔵庫の3段目は、保存容器と味噌のコーナーに変えました。

 ポイント1は、保存容器の積み重ね収納。容器のサイズを揃えると収納がコンパクトになります。

 ポイント2はフリースペース。買ってきた食材、鍋、ケーキを置くことができます。冷蔵庫に入っていた保存食、定番食を1~4段にコンパクトに収納した結果、大きな空間をKEEPすることができました。

 Aは、ダイソーの「シューズケース」を大きな保存容器として利用。Bはダイソーの缶ストッカー。AとBは、奥へ横向きに配置することもできます。手前に、賞味期限の早い食材を置くように調整しましょう。

保存容器の選び方

[4のポイント]完全密封の乳酸菌は「横向き」でコンパクト化

 4段目のデッドスペースをなくすポイント。乳酸菌飲料専用の100均ケースから、イノマタ化学「キレイストッカー ワイド」に移し替えました。Kさん宅の定番食材ということで、2段目のゾーンに移動します。

 乳酸菌飲料は、飲みきりの完全密封なので「横置き」にしても問題ありません。専用ケースは、無駄な空間が出るため筆者は使いません。

 最後は、冷蔵庫下段のチルド室ケースです。ご覧の通り、スッカスカ。保存容器が入る場所を探して、こうなったとのこと。もったいない使い方ですよね。

[5.After]チルド室は、メーカー推奨の「肉類・魚介類」へ

 チルド室には肉類、加工肉を収納するようメーカーが推奨していました。こんなにたくさん買い置きしないわ! という家は、パック食品のコーナー、処理前の食材を一時置きするスペースなどに活用します。

 ほか、卵ケース下の引き出しは「子ども用のお菓子ケース」へ。手前の保存容器には、そのほかの調味料(からし、わさび以外の残り)をまとめています。

 冷蔵庫上段を5つの空間に分けて「掃除と収納」を完成しました。最後に、全体のBefore→After写真で比較してみましょう。

[全体 Before]冷蔵庫の上段がパンパン! 収納力が足りない?

  家族が好き勝手に出すからいつもゴチャゴチャ。全部出して見直して、食材の「定位置」を決めましょう。家族にも収納場所の誘導を。

[全体 After]食材の「定位置」を決めて「コンパクト収納」に!

 家族みんなが「出し入れしやすい」冷蔵庫へと変わりました。同じグループを、ゾーン別にまとめて「定位置」と「ラベル」を用意。定番の保存食も、コンパクトに収納し直したので無駄な空間がゼロになりました。これで、年末年始の食材管理も怖くありません!

 次回は、冷凍庫と野菜室の掃除と収納です。