• Thu. May 19th, 2022

田原俊彦のビッグマウス、藤あや子60歳のセミヌード、石原慎太郎氏の婚外子と遺産……女性週刊誌は「昭和」が元気!

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 多くの問題を引きずりつつ北京オリンピックが閉幕した。そして女性週刊誌にも活躍選手の秘話など、関連記事が数多く掲載されている。しかし個人的には、ほぼ関心がないのでランキングには入れませんでした。あしからず。

第590回(2/17〜2/22発売号より)
1位「職業・田原俊彦“ジ・アイドル”『まだまだ現役続けます』」(「週刊女性」3月8日号)
2位「藤あや子 60才艶ビキニ 美ボディーの磨き方」(「女性セブン」3月3日号)
3位「石原慎太郎さん『4兄弟と婚外子』遺産をめぐる受難」(「女性セブン」3月3日号)
※「女性自身」は合併号休み

 がん闘病を公表していた西郷輝彦さんが亡くなった。75歳。昭和のアイドルでありスターがまたひとり世を去った。なんだか寂しい気持ちになったが、しかし今週の「週刊女性」を見て元気になった。笑った。これまた昭和のアイドル・田原俊彦が今年1月に写真集『DOCUMENTARY』(講談社)を出したが、そのインタビュー記事がすごかったから。

 まずはドーンと大きく掲載されている田原のビキニ姿の写真(写真集の1ショット)。引き締まった腹筋、とても今年61歳とは思えない! ほかにも真っ赤なふんどし姿のセミヌード写真もあるらしい。これは写真集発売の記者会見でマスコミにお披露目され、話題にもなっていた。だが、そのボディー以上に笑えたのが、田原のインタビューとそのビッグマウスぶりだ。

 その肉体をインタビュアーから褒められた田原だが、撮影に向け、特別なことはしていないとして、こんなエピソードを。

「でも撮影の数日前にギックリ腰をやっちゃって。だから本当に何もできなかった。それでこのクオリティーだから、やっぱり俺ってスゴイよね。もうビッグ超えちゃってるよ!」
「ただ色気は年齢を重ねた今のほうが表現できているって思う。若いだけがすべてじゃないんだよね。だから、俺にはまだまだ伸びしろがあるはず!」

 衒いのまったくない自画自賛。さすがです。頭が下がります。恐れ入ります。さまざまな言葉を尽くしても足らないくらいだが(笑)、さらにこんなことも。

「頭の中は女の子のことしか考えていない(笑)」

 これまた、さすが! 60代が簡単に言える言葉ではない。しかも田原は実際に、ここ近年に至っても、女性とのデートの様子が盛んに報じられてきたものね。そして“女性”に絡め、写真集に仕掛けられたもう一つの話題がある。

 それは写真集を作ったのが写真週刊誌「フライデー」(講談社)チームだったことだ。田原自身、写真集のきっかけがフライデーからの誘いだったと語っているが、フライデーは30年以上昔から田原を追いかけ続けていた因縁の関係。

 中でも衝撃的だったのは、1988年の中山美穂との熱愛報道だろう。当時2人は相当にビッグな存在。そんな2人が真剣熱愛というのだから世間もざわついた。さらに妻子との別居のきっかけも「フライデー」報道だった。2015年、28歳年下の女優との不倫疑惑を「フライデー」に報じられた田原は、妻子を残し別居。その後も毎年のように若い女性とのデートをフライデーされ続けてきた。

 そんな宿敵・フライデーとタッグを組む。話題性だけでなく、自分の人間性の“ビッグさ”も演出できるってわけだ。

「こっちは何人もの女友達と疎遠になって散々な目に遭ったっていうのに、よくもまぁ……って思ってたよね(笑)。でも、これも何かの縁かと思ってタッグを組んでみたら、とんでもないモノができちゃった」

 またしても衒いのまったくない自画自賛。さすがです。頭が下がります。恐れ入ります。

 昭和は、まだまだ元気だ。

 そんな“元気な昭和”は田原俊彦だけではなかった。田原と同世代、60歳の藤あや子が脱いだ。4月15日に初ビキニ姿もある写真集が発売予定なのだとか(これまた田原と同じ講談社から)。

 そして、これまた記事中央にドーンと掲載されたセミヌード写真。美しい。そして藤は田原と違って(笑)自然体で、若さや美について語っていく。ヨガやキックボクシングを“努力”ではなく“習慣”として続けていること。バランスの取れた食事に加え一大決心して大好きなお酒を断ったこと、そして24歳年下の夫とのお家デート――。

 そして、こんなお言葉を!

「美しく健康であり続けることを心がけていれば、私たち女性は幸せになれると思うんです。そのためなら努力もできるはず。私自身は、『いまがいちばん幸せ』だと心から思っています」

 恐れ入ります、素敵です。昭和はまだまだ、まだまだ元気だ。

 そして3位も昭和を代表する作家であり、昭和の大スター石原裕次郎の兄・石原慎太郎氏に関するもの。石原氏は今年2月に89歳で逝去したが、その遺産について「女性セブン」が今後待ち受けるかもしれない問題を指摘している。

 石原氏には4人の息子がいて、その関係性は良好だが、もうひとり、30代の婚外子A氏が存在する。石原氏はこのA氏を認知もしていることから、4人の息子同様、遺産相続の権利が発生するというもの。現在、どんな状況になっているのかは明らかにされていないが、今後どうなるのか、大変気になる状況であり情報だ。

 昭和の話題もまた健在だった。