• Sun. May 22nd, 2022

ファミレスの「モーニングメニュー」がアツい! デニーズ、ジョナサン、ジョイフルの“おすすめNo.1”をプロが発表

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、管理栄養士・猪坂みなみ先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。 

ファミレスの「モーニングメニュー」が今アツい! 豊富なメニューをチェック

 今、ファミレスの「モーニングメニュー」が密かに人気を集めているのをご存じですか? その理由は、パンやご飯の主食はもちろん、洋食か和食、肉か魚などなど、豊富な選択肢から好きなものを選べること。さまざまなメニューが揃う“ファミレスらしさ”が、朝食から楽しめるんです。

 そこで今回は、管理栄養士の猪坂みなみ先生に、豊富なモーニングメニューで人気を集める「デニーズ」「ジョナサン」「ジョイフル」から、栄養面で一番おすすめできるお店を教えてもらいました。

――今年3月8日、「デニーズ」のモーニングメニューが新しくなりました。栄養面から見て、どんな特徴がありますか?

猪坂みなみ先生(以下、猪坂) デニーズの新モーニングメニューは、「セレクトモーニング」「和朝食・サラダモーニング」「ブレッドモーニング」「土日限定D’sブランチ」と、豊富なバリエーションがありますね。たくさんあって迷ってしまいますが、たとえば和定食の「朝鮭朝食」(660円、税込み/以下同)は、「主食」のご飯、「主菜」の鮭、目玉焼き、豆腐、納豆、「副菜」の味噌汁、大根おろし、海苔の3つがそろっており、栄養バランスを整えたい人におすすめです。

 また、「セレクトモーニング」(660円)は5種類のメインメニューと、6種類のセットメニューから好きなものを組み合わせるようになっていますが、自由度が高いからこそ迷いますよね。そこで、おすすめのメニューをご紹介します。

◎メインメニュー
 たんぱく質をしっかり摂取したい場合は、「スクランブルエッグモーニング」「サニーサイドアップモーニング」「ベースドエッグモーニング」のどれかをチョイスするのがおすすめ。どれも同じように卵の栄養が摂れるので、お好みのメニューを選んでOKです。

 野菜不足が気になるなら、「選べるサラダモーニング シーザーサラダ」か「選べるサラダモーニング 生ハムサラダ」を選ぶと良いでしょう。たっぷりの野菜からビタミンやミネラル、食物繊維を摂取できます。

◎セットメニュー
 メインで「スクランブルエッグモーニング」「サニーサイドアップモーニング」「ベースドエッグモーニング」を選んだ場合、栄養バランス的におすすめなのは「ごはん・みそ汁セット」。メインのウインナーやベーコンには脂質が多く含まれているため、セットでは最も脂質が少ないごはんを選ぶと栄養バランスがとりやすくなります。どうしてもパンを合わせたいなら、比較的脂質が少ない普通の「トースト」がおすすめです。

 メインをサラダメニューにした場合は、たんぱく質が不足してしまいますので、セットでは「納豆つき ごはん・みそ汁セット」を選びましょう。

――続いて、ジョナサンのモーニングメニューについて教えてください。

猪坂 洋食モーニングメニューの中では、「セレクトエッグモーニング」(699円)を選ぶと、主食(パン、ご飯など)、主菜(卵、ウインナー、ベーコン)、副菜(サラダ)の3つをしっかり揃えられておすすめ。

 このメニューはなんと言っても、主食を7種類から選べるのがすごい! この中で特におすすめしたいのは「十三穀米」。主菜であるウインナーやベーコンには脂質が多く含まれるので、脂質の少ないお米、中でも雑穀入りのお米を選んでバランスを取りたいですね。ちなみに、雑穀米は白米よりも血糖値の急上昇を抑えてくれます。

 「シリアル&ミルク」を選ぶと、牛乳からたんぱく質、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB2などを補うことができます。シリアルも一般的には食物繊維などが豊富なものの、砂糖やシロップがたっぷり入った甘いタイプですと、糖分の摂りすぎになる可能性があるので、気になる方はご注意ください。

 また、変わり種としてサラダも主食に選べるようになっています。ビタミンやミネラル、食物繊維の補給にはなりますが、朝は活動するためのエネルギー源となる糖質も摂取したいところ。基本的に、主食にはご飯やパンなどの炭水化物を選ぶほうがいいと思います。

――最後に、ジョイフルのモーニングメニューはいかがですか?

猪坂 洋食メニューだと、「エッグスラットとカスピ海ヨーグルトのプレート」と「エッグプレート」(どちらも504円)がいいですね。主食、主菜、副菜の3点セットがしっかり揃います。

 また、主食はトースト、ブールパン、ライスの3種類から選べるようですね。ブールパンは聞き慣れないかもしれませんが、トーストよりもハードな食感の丸いパンのこと。かみごたえがあるので満足感を得やすく、早食いの防止にもなります。なので、3つの主食から一番のおすすめを選ぶなら、ブールパンでしょうか。

――では最後に、栄養面を考えながらモーニングメニューを食べるなら、どこのファミレスが一番おすすめですか?

猪坂 総合的に一番おすすめなのは、ジョナサン。非常に多くのバリエーションの中から、好みに合わせて主食・主菜・副菜の揃ったメニューを選べるので、迷った時はジョナサンに足を運んでみるといいでしょう。

 「野菜不足が気になる」という方は、「選べるサラダモーニング」があるデニーズもいいですね。ジョイフルは来店時間にかかわらず、いつでもモーニングを食べられるので、自分のライフスタイルに合わせて利用できる点も魅力だと思います。

 主食・主菜・副菜の揃った朝ごはんを食べると、脳の働きが活発になり、寝ている間に下がった体温を上げるなど、さまざまなメリットがあります。元気な1日を過ごすためにも、朝からしっかり食べるようにしましょう!
(文:佐藤真琴)

猪坂みなみ(いのさか・みなみ)
管理栄養士。大学卒業後、大手食品メーカーにて商品企画や研究開発などに従事。ダイエットアドバイザー、料理研究家助手、医療ヘルスケアベンチャー企業の商品企画職等を経て、現在はLINEで気軽に取り組めるパーソナルダイエットプログラム「ダイエットナビ」の運営や、ヘルスケア領域の新規事業開発アドバイザリー、法人向けの健康経営サポート等を行う。
HP「Diet Solution Lab