• Tue. Jan 31st, 2023

築30年「カビだらけ」押し入れビフォーアフター! 掃除のプロが【コストコタオル】を徹底活用した結果

 汚家をまるごと片付けます! 連載企画「汚部屋 ビフォーアフター」クライアントは、筆者の「実家」です。ゴミ屋敷を処分して、中古マンションへと引っ越しました。ただ、築30年のマンションはカビだらけ……。30年分の汚れを、見えにくい裏側まで一掃していく様子をお伝えします。年末の大掃除にも使えますよ!

 写真は、築30年・中古マンション(新しい実家)です。既存の状態を生かして入居するため、モノを入れる前に「収納庫の大掃除」をしました。

 今回は「和室のアク洗い」「ドアノブの手垢落とし」「キッチンの扉汚れ」の3つを中心に掃除。掃除のプロ愛用の、カークランド「マイクロファイバータオル」を使えば、広範囲の汚れも一網打尽です。築10年以上で「モノを詰め込んだまま」のお家にお住まいの方は、参考にしてください!

【掃除のプロ愛用】「コストコタオル」ことカークランド「マイクロファイバータオル」

 賃貸住宅や中古物件は入居前に、プロによる清掃「ハウスクリーニング」が行われます。どのような清掃をしているのかはYouTubeなどでも見ることができ、プロの使う道具としてよく「黄色いタオル」が登場します。これは、コストコのオリジナルブランド、カークランドの「マイクロファイバータオル」(以下、コストコタオル)。洗車用のタオルですが、清掃業にも人気です。コストコより割高ですが、amazonやメルカリでも入手できます。

 それでは、コストコタオルを使いながら掃除をしていきます!

「コストコタオル」で和室(木部と押し入れ)をきれいに!その1

 経年劣化で部屋のトーンが薄暗くなった和室。畳と壁紙は、新しく取り替えて、「押し入れと木部」のみ、自力で掃除しました。用意するのはおなじみの洗剤だけ! 簡単な「アク洗い」を試しました。

「木部(長押)」のシミをアク洗い

 木材のシミや黒ずみが目立つ和室の「長押」。木部の「アク洗い」とは、無塗装の天然木から出た樹液のアクや汚れ(カビ、シミ、劣化)を落とす作業です。専用の洗剤と職人の手仕事により、木の美しさと寿命を蘇らせることができます。ただし、リフォームの「交換」と違って「修復」は予算が高め。色むらを抑える程度なら、自力で「アク洗い」が可能です。

 コストコタオルで、水拭きを繰り返します。汚れが強い場合は、洗剤を使うと◎。アク洗い用の洗剤は値段が高めなので、アルカリ電解水(アルカリ性)や重曹(弱アルカリ性)でも大丈夫。無垢材だと、水シミが残ることもあるので様子を見ながらの作業が安心です。コストコタオルは吸収力が強いので、その点もカバーできます。

「敷居」のくすみをアク洗い

 敷居は人が触る場所(皮脂が付着する)のため、薄めた中性洗剤を含ませて拭きあげます。コストコタオルの右面の汚れをご覧ください。ちょっと拭いただけで、これだけの汚れが浮き出ます。

「押し入れ」のカビをアク洗い

 次は、カビの臭いが気になる「押し入れ」をアク洗いしていきます。写真はアク洗い前の押し入れ。窓のない和室は、どうしても通気性が悪くなりカビが発生しやすいのです。

【押し入れのアク洗い手順1】クエン酸で汚れを浮かす

 押し入れの汚れは、リフォーム会社のアドバイスで「クエン酸」を使用しました。クエン酸スプレーで汚れを浮かして、古いタオルで拭く作業を繰り返します。上段だけで、タオルが真っ黒に。

【押し入れのアク洗い手順2】除湿機を使って、しっかり乾かす

 クエン酸水で汚れを浮かせて濡れ雑巾で拭いた後は、木材をしっかり乾かすことが重要。和室の空気の通り道がない場合は、除湿機と同時にサーキュレーター(扇風機)を回すと良いです。

【押し入れのアク洗い手順3】仕上げはアルコール除菌

 しっかり乾燥させた後は、コストコタオルに「消毒用エタノール」を含ませて仕上げます。カビを抑制する効果はもちろん、カビの臭いを抑えることもできます。

押し入れのアク洗いは晴れた日がおすすめ

 アク洗い後の押し入れです。押し入れの掃除をするのは、風通しの良い晴れ日がおすすめ。年末の大掃除や、来年春の冬物をしまい込む前にしてみてはいかがでしょうか?

「半間の押し入れ」のアク洗い

 半間の押し入れは、油汚れがあったので重曹水(弱アルカリ性)を作ってアク洗いをしました。壁に重曹水を含ませると、汚れが滴ります。

 アク洗い後は、湿気がたまらないように除湿剤と脱臭剤を設置しました。

 家具のお手入れは「乾拭き」が基本です。コストコタオルは、「水拭き用」と「乾拭き用」の2枚持っておくのが便利。築30年の家のドアノブは手垢汚れも落ちにくいので、お湯で薄めた中性洗剤を含ませて2度拭きしました。

ドアの蝶番まわりは汚れが溜まりやすい

 「蝶番」まわりの掃除はスルーされがちですが、よく見ると汚れています。特に、油汚れがつくキッチンと湿度が高いお風呂のドアの蝶番は汚れやすいので要チェック。

 キッチン収納は、中身を空っぽにすると、べたついた汚れがびっしり。道具を入れる前に、30年分の油を落とします。なお、キッチンの設備(換気扇とコンロ)を取り替えて、ほかはそのまま使うことに。

キッチンの扉裏の隙間にも汚れが

 扉の隙間裏には、油と埃汚れが。観音扉に付いているスライド蝶番は、ドライバーひとつで簡単に着脱できます。キッチンの扉は小さいので、外したほうが掃除がしやすい。

 コストコタオルと油汚れ用マジックリン(アルカリ性)で拭きました。コストコタオルは起毛側を使うと、柔らかい布スポンジのように汚れを落とすことが可能。

キッチンの扉裏の包丁差しも掃除

 キッチンの扉裏にあった、プラスチック製の包丁差しです。造りが簡単なので、ネジを外して洗いました。洗った後は早く乾かしたいので「スコットショップタオル」で拭きます。

キッチンの扉はスポンジで洗う

 扉はメラミンスポンジとマジックリンで汚れを落としました。泡を作るように優しくこすって、汚れが浮き出たらコストコタオルで水拭きします。洗剤が残らないように、しっかり拭き取りましょう。

 暗いトーンから、明るい色に変わりました。最後の仕上げに、コストコタオルにハッカ水を含ませて拭き上げると害虫対策になります。

キッチンの「床下」の掃除

 システムキッチンの足元の汚れです。隙間は害虫の出入り口になるので、隙間処理も兼ねてキレイにしたい場所。

 コストコタオルが届きにくい扉下の隙間汚れは、メラミンスポンジを使いました。この隙間にはリメイクシートかマスキングテープを貼って塞ごうと思っています。

掃除をプロにお願いする際は「繁忙期時期」を避ける!

 今回、収納庫は自力で掃除をしましたが、エアコンとお風呂などの水回りはハウスクリーニングへ依頼しました。プロに依頼する際のポイントは、「繁忙期を避ける」こと。春の引越し(3〜4月)、夏のエアコン(6〜10月)、冬の大掃除(11〜12月)は、プロも時間に追われる掃除になりがちなので、余裕のある1〜2月がベストです。