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『逆転のトライアングル』松本人志が撮るかもしれなかった「有害な男らしさ」

あ、これ「トカゲのおっさん」だ  カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)受賞、ゴールデングローブ賞作品賞・女優賞受賞、アカデミー賞作品賞・監督賞・脚本賞ノミネート(2023年2月時点)。スウェーデンの監督リューベン・オストルンドの最新作『逆転のトライアングル』に対する輝かしい評価である。そんな同作を観て思った。ダウンタウンの松本人志が、映画初監督作… 続きを読む ...

コットン西村が終止符を打つ、芸人界の陰陽合戦

 テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(2月12~18日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。 バイきんぐ・小峠「荒れてるよねぇ。いい街だよ」  夜中に煌々と明かりがついている場所を取材する『不夜城はなぜ回る』(TBS系)。取材先は、お店だったり、工場だったり、趣味で何かをしている人の作業場だったりする。そもそもこの… 続きを読む ...

『舞いあがれ!』“推し”の幸せを願って奔走する秋月に自分を重ねる(第20週)

 「よかったねえ」のひとことに尽きるこの週。これ以上何を言うことがあるのか、という気もするんですが、感動の涙を拭いて振り返ります。  貴司(赤楚衛二)の古本屋デラシネには、編集者・リュー北條(川島潤哉)に加えて、自称ファン1号の秋月史子(八木莉可子)が出入りするように。北條と秋月の2人に挟まれた貴司は、虎とライオンに見つめられた小鹿のよう。「売れる歌を書いてよ」と迫る北條と「先… 続きを読む ...

BE:FIRST肉感が血湧き肉踊りヘンザップがハイファイブな新曲「Boom Boom Back」

 BESTYの皆様よ、我々は、試されている。 ……様な気がしてきませんかねこんな挑戦的な新曲のドロップを突きつけられてしまっては。  気怠げなミディアムテンポのリズムループに絡むギターのミュートフレーズ、遠くに鳴るのはレコードのスクラッチ音か。そしてブルージーでもあり、ある意味では西部劇なんかも思わせる口笛が鳴り、というイントロからしてこれまた随分と大胆に舵を切っ… 続きを読む ...

『舞いあがれ!』悠人は後悔しながらも立ち直る一方、“柏木後遺症”の舞は…(第19週)

 いつも浩太さん(高橋克典)・めぐみさん(永作博美)・舞ちゃん(福原遥)が仲良く食事をしていた、岩倉家のダイニングテーブル。けれど悠人(横山裕)がそこで笑って食べているシーンをあまり覚えていない、いつも途中でケンカになってしまうから……と、以前このコラムで書きました。彼にとってもあのテーブルが居場所であってほしい、あそこで食事しながら笑顔を見せてほしいと願っていたら、やっと、お兄ちゃんがカレ… 続きを読む ...

城定秀夫監督が映画界で高評価される理由とは? 映画愛溢れる『銀平町シネマブルース』

 生命の喪失と再生、夢の終わりと現実との対峙。文字にすると仰々しいが、そんな普遍的なテーマをユーモアと祝祭感をたっぷりに描いたのが、ただいま絶賛ブレイク中の城定秀夫監督の新作映画『銀平町シネマブルース』だ。埼玉県川越市に実在する創業60年を迎える老舗映画館を舞台に、生きづらさや貧困ビジネスといった社会問題を盛り込みつつ、ホロリとさせる群像劇コメディが繰り広げられる。  イケてな… 続きを読む ...

アンガールズ田中卓志の自分の「なか」じゃなくて「まわり」を掘れ

 テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(1月29~2月4日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。 千鳥・ノブ「お前らは最高のチームや!」  29日の『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)。今回はいつものカラオケ企画ではなく、スポーツ関連のチャレンジが放送されていた。特に面白かったのは最後の大縄跳びだ。昨年夏の放送でも… 続きを読む ...

宝塚の壮絶イジメの“文春砲”第3弾、他スクープ14本

今週の注目記事・第1位「『ルフィは7人いる』連続強盗“予告男”の告白」(『週刊文春』2/9日号)「強殺集団の首魁『ルフィ』犯罪記録」(『週刊新潮』2/9日号) 同・第2位「『秋篠宮様に100万… 続きを読む ...

『舞いあがれ!』久留美、貴司、そして悠人の幸せな“変化”を期待したい(第18週)

 舞ちゃん(福原遥)とめぐみさん(永作博美)による、前社長の浩太さん(高橋克典)の夢を実現させる試みは、叶わなかった。サンプルの品質試験には合格したけれど本発注は取れず、航空機部品作りに特化しないかという誘いも断ることに。けれど自動車部品の発注をゲットできたので、IWAKURAはこの先も見通しは明るく、舞ちゃんもめぐみさんも喜んでいる。ひとつの夢を諦めても、変化を受け入れて前へと進めるふたり… 続きを読む ...

東ブクロ、ラジオ収録中に15万円をポンと手渡し 後輩もドン引きの奇行

――お笑い大好きプロデューサー・高橋雄作(TP)が見た、芸人たちの“実像”をつづる。今回は作家を務めたラジオ『ブクロフライ!!!』終了に寄せて。  さらば青春の光・東ブクロさん(以下、ブクロさん)とパンプキンポテトフライ(以下、パンポテ)のラジオ番組『ブクロフライ!!!』(ラジオ関西)の最終回が1月29日に放送された。SNSでは番組終了を惜しむ声を数多く見かけたが、じわじわと人… 続きを読む ...