関西ジャニーズJr.内ユニット・なにわ男子が出演する、価値観アップデートバラエティ『まだアプデしてないの?』(テレビ朝日系)。6月26日の放送回では、番組後半で大橋和也が料理の腕前を披露し、ネット上で大きな反響が集まっている。
今回、番組では「料理男子」をテーマに、イマドキ男子の新常識を学んでいくことに。冒頭でほとんどのメンバーが料理をすると回答する中で、ただ1人、「僕はしないです」と宣言したのが道枝駿佑。「唯一、自粛期間中に(チーズドッグを)作ったんですよ」「割り箸にチーズぶっ刺して油で揚げたやつを(親に)あげたら、『マズイ』って言われました」と明かした。そんな道枝は、昨年公開の映画『461個のおべんとう』で、V6・井ノ原快彦と親子役で共演。物語の鍵を握る「玉子焼き」を、「(井ノ原が)練習のために、毎日家で作って持ってきてくれていた」そうで、大先輩の手料理をご馳走になったという。
一方、釣りが趣味の高橋恭平は、料理系YouTuber・きまぐれクックの動画を見て、魚のさばき方を勉強しているとか。また、長尾謙杜は、一番の得意料理は「だし巻き玉子」と告白。西畑大吾も「自粛期間中に、豚キムチを週4くらいで作っていたました」と語った。
そんな中、料理歴は10年以上だという大橋は、「調理器具マニア」でもあるそう。現在23歳の大橋だが、小学生の頃から料理をしていたといい、自宅には「包丁5本、フライパンが6個ある」など、調理器具にもこだわりがあるようだ。そこで番組後半は、なにわ男子イチの料理好きと豪語する大橋が「ローストビーフ」と「ジェノベーゼパスタ」を作る様子をVTRで観察することに。
カフェ風の黒い腰巻エプロンを付けた大橋は、まず、牛もも肉のブロックを取り出すと、手慣れた様子でジップ付き袋に入れ、持参したローリエで香りづけ。VTRを見ていた西畑が「ローリエ使ってんの!?」と驚きの声を上げる一方で、長尾からは「ローリエってなんですか?」との質問も飛び出した。しかし、藤原丈一郎にいたっては驚きのあまり無言でVTRを凝視。
その後、大橋は愛用の低温調理器を取り出して鍋にセット。「肉のたんぱく質って、50℃から変化してきて70℃でパサパサっとなってしまうんですよ」「その間で一番おいしいって言われているのが、55~60℃弱」「しかも肉汁も逃げない」と解説した。
牛肉を低温調理している間は、ジェノベーゼパスタを作ることに。冷凍庫から取り出したのは、なんと、冷えて凍ったミキサー。大橋いわく「バジルって温度で色が変わるんですよ。それを防ぐため」だといい、冷やしたミキサーのおかげで、鮮やかなグリーンのバジルソースができ上がった。
その後、茹でたパスタとソースを絡める前に、別のフライパンで熱したオリーブオイルにパスタの茹で汁を投入。こうして乳化することで、ソースがパスタに絡みやすくなるそうで、藤原は「お店みたい!」と感動。長尾も「うわ、すげー! うまそう!」「なんか映像を見てるだけやけど、バジルの匂いがしてきた」と興奮していた。
さらに大橋は、皿を回しながらパスタを巻いていくという盛り付けのテクニックを披露し、MCを務めるニューヨークの2人も「賢い!」「これはモテるぞ」(屋敷裕政)「頭いい! こうやればいいんだ!」(嶋佐和也)と大絶賛。完成したジェノベーゼパスタは見た目も美しく、西畑は「これちょっと今度食べに行くわ」と、早速約束を取り付けていた。
その後は、低温調理していた牛肉を取り出し、フライパンで焼き目を付けると、紫玉ねぎ、きざみにんにく、赤ワイン、みりん、しょうゆを目分量で入れてソースを自作。スタジオからは「店やん!」(屋敷)「うまそう!」(長尾)との声が飛び、大西流星が「(YouTubeで)料理チャンネル作ったほうがいいで!」と提案する場面も。大橋特製の“俺さまのローストビーフ”を西畑は食べたことがあるようで、「ひいきめなしで、めっちゃおいしい。お店で食べてるレベルなんで、シェフとして雇いたいです」「そのくらいのレベルです」と大橋の料理の腕を称賛していた。
大橋の料理の腕前に、SNS上でも「料理の腕がプロすぎ! 料理番組持たない? なんかもうそれに見えるもん」「ヤバい。料理男子な大橋くん本格的すぎてカッコいい」「フライパンがお店で使うやつ! 手際が料理してる人!」「料理男子な大橋くん、こんなにすごいとはびっくりだよ」と絶賛の声が多く集まっていた。