2007年5月にスタートした関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ)が6月30日深夜の放送で最終回を迎え、14年2カ月の歴史に幕を下ろした。この日は先週に引き続き、関ジャニ∞とゆかりのある大物芸能人がメンバーの素顔を語る“証言VTR”を放送。その中で、女優・大竹しのぶが公私共に親交のある大倉忠義の素顔を暴露する一幕があった。
共通の知人であるシンガーソングライター・高橋優を通じて大倉と親交を深めたという大竹は、「(大倉と)2人でビアガーデンに行きました」「娘(IMALU)とも一緒によくご飯を食べる」などと話し、IMALUと飲んでいた大倉が「家の鍵がない」との理由で大竹の家に泊まりに来たこともあると明かした。
そんな大倉も、仕事では「本当に真面目」だといい、ある日、大倉から「明日、映画の“本読み”なんだけど、どういうふうにしたらいい?」と相談された大竹は、「“本読み”って、力抜いたり、斜に構えたりする人もいるけど、やっぱりきちんと一生懸命やったほうがいいと思う」とアドバイス。するとその晩、大倉から「全力でやって、すごい良かった!」と喜びの報告があったといい、「彼(大倉)と話すことによって、私自身が教えられているものもすごくあった」と関係性を語った。
このVTRに、関ジャニ∞メンバーは「大倉がそうやって相談してたん、知らんかった」と一様に驚き、横山裕は「(大竹は)一番聞きたい人やもんな」と発言。大倉は「しのぶさんが(一生懸命)やるんやったら、(力を)抜いてる場合じゃないなと」と当時を振り返っていた。
また、安田章大が尊敬する女優・泉ピン子からのVTRでは、安田の演技力について「ドラマで『あのうまい子、誰?』って言っ(聞い)たら、関ジャニの安田くんだったの」「ヤスは、芝居がものすごくイイです!」「ヤスの舞台はほとんど見てる」と絶賛。さらに、舞台出演前の安田から「ピン子さん名義の“ロビー花”ください!」とお願いされたことがあるといい、「なかなかいないよ。『ピン子さんの名前が欲しい』って言って、かわいいですね」と笑顔を見せたほか、安田が“芸能界の恩人”として「男優は舘ひろしさん、女優は泉ピン子さん」と2人の名前を挙げていることについて、「アイドルは、なかなか(こんなこと)言わないよ」と珍しがった。
VTR明け、安田がピン子と電話で1時間も世間話をすることがあると明かすと、横山が「1時間も!? 世間話、ピン子さんとしてるの!? すごくない!?」と驚がく。安田が真面目な表情で「やっぱりピン子さん、“大道芸人”として出てきてるから、すごく大変な道を歩んできていらっしゃるので……」と語り始めると、スタジオゲストの笑福亭鶴瓶が「ちょっといいですか?」「ピン子さん、もともと(大道芸人ではなく)“寄席芸人”ですよ」と訂正。すると、ほかのメンバーは「火、吹いたりしてたんかなと思った!」「そのキャリア、お持ちやったのかなと」「鶴瓶さんいてくれてよかった!」と、安田の天然ぶりに爆笑していた。
番組後半では、19年9月に錦戸亮が脱退して5人体制になって以降、実現していないドームコンサートについて言及。横山は、6人体制最後のツアーとなった19年の『十五祭』の期間中、「(会場の)楽屋で椅子座ってても、『俺、またここ座れんのかな……』と思いながら座ってました」と当時の複雑な心境を告白。「(その時点で、今後は)5人でやるって決まってたから、(楽屋で)シャワー浴びながらも『俺、このシャワー、また浴びんのかな……』とか、全部(考えていた)」と続けると、ほかのメンバーも「わかる」「うんうん」と頷いた。
改めて5人でのドームツアー開催を誓い、最後は、メンバーカラーの花束を持った5人の写真で締めくくられた同番組。ネット上では、ファンから「本当に終わっちゃった」「14年間お疲れさまでした」「『ジャニ勉』には大好きな関ジャニ∞が詰まってた」といった声が寄せられた。