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安くてうまい肉なら「ジャパンミート」がおすすめ!? 人気スーパー「オーケー」を凌ぐ“お肉の楽園”の魅力とは?

ByAdmin

7月 3, 2021 #トレンド

 カリスマ的な人気を誇るスーパーマーケット「オーケー」。お肉が安くておいしいことでも有名で「お肉を買うならOKで!」という方も多いのでは。一方、「お肉がとにかくおいしい!」「次にくる」とじわじわ人気を集めているスーパーが「ジャパンミート」です。

 そこで、今回はオーケーとジャパンミートのお肉を比べてみました! 果たして、安くておいしいお肉が買えるのはどっちなのか……実際に、買って食べてレビューします!ジャパンミートの魅力もたっぷりお伝えしますよ。

カリスマ人気スーパー「オーケー」とは?

 今関東圏でもっとも勢いのあるスーパーといえば「オーケー」ですよね。
テレビや雑誌で取り上げられることも多く、最近は『ジェーン・スー 生活は踊る』(TBSラジオ)の「第3回スーパー総選挙」で3年連続の1位を獲得したことでも話題になりました。

 周囲にはオーケーに足繁く通うファンがたくさんいます。もちろんわたしもその一人。地域一番の安値を目指しているだけあり、とにかくなんでも安いオーケーですが、お肉が安いうえにおいしいということでも評判です。先日も、某雑誌によるスーパーランキングの「肉を買うなら」部門で1位になっていました。

 我が家の日々の食卓に上がるのも、近所のオーケーで買ったお肉がほとんどです。お肉の臭みもなく、やわらかく、そのうえ安いので、何も文句はありません! たまの贅沢にA4・A5ランクの牛肉をいただけるのも、オーケーだからこそ。

 でも、ウワサによると「オーケーよりお肉のコスパが良い」スーパーがあるとか……?

肉好きに話題の「ジャパンミート」

 お肉が安くておいしい、というスーパーはオーケーだけじゃありません。「次に来る」「お肉のコスパが良すぎる」と、激安好きや肉好きの間で密かに話題になっているスーパーがあります。

 最近何かと話題のロピア? でもありません。

 関東を中心に25店舗を展開する「ジャパンミート」です。ジャパンミートの前身は、精肉の卸売業として1954年に創業した丸八肉店。2013年には業務用スーパーとして有名な「肉のハナマサ」を買収しました。

 もともとがお肉屋さんで、さらにお肉屋さんを買収……。店舗数や知名度はオーケーほどではないものの、“お肉”への期待値が爆上がりです。

 調べてみると、お隣の市にあるので行ってみることにしました。そして、その実力をオーケーと比べるべく、両者のお肉を同じ日に買って、調理して食べ比べてみることに!

「ジャパンミート」に潜入! まさかの○○コーナーで本気吟味!

 「ジャパンミート」には、大型商業施設内に入っていることが多い「ジャパンミート生鮮館」と、生鮮館の小型版である「ジャパンミート卸売市場」という2つのブランドがあります。今回わたしが訪れたのは、「ジャパンミート卸売市場」でした。

 先ず目に入るのは、お店の前に山と積まれた果物・野菜類です。

 入口をくぐると先ず目に留まったのが、まさかのエコバックコーナー。

 全18種すべてジャパンミートオリジナルデザイン。お肉モチーフの洒落の効いたデザインがとてもかわいい……! 200円というプチプラぶりにしばし本気の吟味タイム。

 お肉の惑星があしらわれたコズミックな一枚と、総豚ロース柄を思わずゲット。大きさもたっぷり、使い勝手が良さそうです。

 店内は、野菜売り場からスタート。お肉目当てで来たものの、お野菜も安い! 鮮度はまあまあ。主婦としてはしっかりチェックします。

 野菜を過ぎると、鮮魚やお刺身、お寿司の売り場が。ここも予想外の充実っぷりで、美味しそうなお刺身やお寿司やズラリ!

 ワンコインとは思えない豪華なちらし寿司!

 ずらりと並んだ美しい刺身のサクたち。

珍しいくじら肉のお寿司を発見!

 本まぐろのお刺身がたっぷり入って、1パック699円でした。魅力的なものが多すぎて、なかなか本命のお肉に辿りつきません。

 いよいよお肉売り場に突入です。

 スーパーとしてはむしろ小さめの規模のジャパンミートですが、お肉売り場の面積の割合が高く、これでもか、とお肉が並んでいます。

 真っ先に目に入る、「本日の超目玉」の文字が目立つお買い得コーナーでは、国産豚のひき肉が100gあたり89円。前日にオーケーで100gあたり107円で買ったばかり!

国産牛肉コーナーには、手に取りやすい1000円(税抜)のパックが並びます。

 思わず「うわ、すごい!」と声を出してしまった、ジャパンミート名物の「長期穀物肥育牛 牛肩ロースジャンボステーキ」。顔より大きいです。ジャパンミートの牛肉でNo.1の人気ブランドなのだそう。

 お隣には、平日の午前中だというのに、すでに残り2パックの「牛サーロインステーキ」。

 本場仙台の牛タンもあります。

 鮮度の良いまま産地でパックしたという、新鮮な国産鶏肉コーナー。

 若鶏モモ切身100gあたり69円。カットしていない若鶏モモ肉は100gあたり59円でした。

 大きくてぷりぷりできっちり並ぶ様が美しいささみ。ささみにMやLといったサイズの表記があるのは、初めて見ました。100g59円(税抜)とは激安です。(ちなみにオーケーでは67円でした。)

 豚肉コーナーでは、豚小間が100gあたり89円、沖縄県産のしゃぶしゃぶ&すき焼用の薄切り肉が100gあたり125円でした。それにしても、どのお肉もドリップが出ておらず、美しいです。

 インパクト大! な約1.4kgの合いびき肉。冷凍庫で小分け案件ですね。ひき肉はどれも100gあたり100円以下でした。

 鶏レバー、豚レバー、豚小腸といった内臓系。

 牛すじ、鶏ガラ、豚足もあります。精肉コーナーを過ぎると、加工肉のコーナーに。

ジャパンミートオリジナルの餃子コーナー。餃子ひとつとっても種類が豊富。

 

 あたためるだけでOKな、オリジナルのハンバーグ。1パック360gもあり、大人の手のひらの大きさくらいの大きなハンバーグが2つ入って298円。ぜったい間違いないやつですね。

 ほかにも、ヘルシーなラム肉や自家製つるしベーコン、珍しいフランス産の豚肉などなど……種類が多すぎて、小一時間お肉コーナーをうろついていたと思います。

お肉コーナー総括:お肉の楽園と呼びたい!

 とにかくお肉の種類が豊富で、なかなか全体像が把握できないくらいでした。値段が安いのはもはや当然。それよりも、どのお肉もほれぼれしてしまうくらい、きれいなことがとても印象的で、ベースにある肉屋のプライドと肉への愛情をひしひしと感じました。

 わたしが住むエリアにはオーケーはじめざっと数えただけでも10以上のスーパーがありますが、お肉はどこよりも安い気がします。安いだけではなく、品質もとても良いです。

 ハンバーグにウインナーといった加工品も盛りだくさん。お肉の楽園と呼びたくなります。ここで山盛りのお肉を買って、そのままBBQに行けたら最高ですね!

 お弁当コーナーも充実。どのお弁当もパックにパンパンになるまで詰め込まれています。
トンカツ弁当が350円とコスパ抜群。

 ハナマサブランドのカレーやシチューがずらり並んだコーナー。マッサマンカレーやトムヤムガイスープなどの変わり種も。ほかにも、オリジナルの調味料や牛乳など魅力的な商品がひしめいていました。

ジャンボステーキやしゃぶしゃぶ肉など戦利品を紹介!

 ということで、今回わたしがジャパンミートで買ってきた商品をご紹介します。

(時計回りに)
・ジャパンミートのステーキソース 350円(税抜)
・チキンレッグカレー  398円(税抜)
・手羽元入りグリーンカレー 398円(税抜)
・お肉屋さんのハンバーグ 298円(税抜)
・国産若鶏ささみM 303円(税抜)
・沖縄県産琉香豚肩しゃぶしゃぶ用 500円(税抜)
・牛肩ロースジャンボステーキ 984円(税抜)

 さて、ここからは本題であるオーケーのお肉との食べ比べをします! 今回はシンプルにお肉の味で勝負すべく、アメリカ産牛肩ロースのステーキと国産豚肉のしゃぶしゃぶ肉の2種類をそれぞれのお店で買ってきました。

 同じ日にオーケーにも走り、同じ調理方法で同時に食べ比べてみました。

肉質に注目! ステーキ食べ比べレビュー

 先ずは、牛肩ロースのステーキ肉から比べてみます。

 左がオーケー、100gあたり198円。右がジャパンミート、100gあたり199円です。価格はわずかにオーケーが安いですね。ボリューム感はジャパンミートの勝ち!牛脂が入っているのもうれしいポイント。

 レアめに焼いてみました。

 こちらがオーケー。

 こちらがジャパンミート。

 どちらもジューシーでとても美味! ですが、写真で見るとわかるように、ジャパンミートのステーキの繊維の方向が揃っています。そのぶん、オーケーのステーキより柔らかいです。

 ジャパンミートは「長期穀物肥育牛」という穀物で育てられた牛なのだそう。臭みもまったくなく、お肉の旨味を存分に堪能できました。シンプルにおいしい!!

 こういうステーキは、臭みや筋があるだろうと普段あまり買うことはないのですが、そんな自分を大反省です。星で評価してみます。

オーケー ジャパンミート
 見た目 ★★★☆☆ ★★★★☆
 やわらかさ ★★★☆☆ ★★★★★
 旨 味 ★★★☆☆ ★★★★☆
 価 格 ★★★★☆ ★★★★☆

 

 ステーキ店で出てきても不思議でないくらいのクオリティでした。どちらもおいしかったのですが、肉質と旨味の差でジャパンミートの勝ちです。

 次は国産豚のしゃぶしゃぶ肉対決です。

 なぜしゃぶしゃぶ肉にしたかというと、オーケーのしゃぶしゃぶ肉は"ちゃんと薄い"からです。しゃぶしゃぶ肉と謳われていても、意外と厚みがあることはありませんか……?

 茹でるとパサつきがちな豚肉は、しゃぶしゃぶとしていただくなら薄さが重要です。

 左がオーケー100gあたり105円。右がジャパンミート100gあたり125円です。

 価格面はオーケーが圧勝です。とはいえ、他スーパーでは100gあたり200円超えが珍しくないお肉かつ、ジャパンミートのほうは、「沖縄県産琉香豚」というブランド肉。ジャパンミートも十分安いと言えます。そして、ジャパンミートもしっかり薄切りでした!

 どちらのお肉も、ドリップなく、色つやも良いです。

 調理してみます。

 オーケーは、しっかり薄切りなのでとても柔らかく、豚肉の臭みはまったくありませんでした。脂身少なめであっさりしています。

 対するジャパンミートは、オーケーのお肉より脂身があるため、しっとりした見た目と食感。野菜と一緒にいただくと脂の上品な甘味と旨味が引き立ちます。

 こちらも、星で評価してみます。

オーケー ジャパンミート
 見た目 ★★★☆☆ ★★★★☆
 やわらかさ ★★★★☆ ★★★★★
 旨 味 ★★★☆☆ ★★★★☆
 価 格 ★★★★☆ ★★★☆☆

 

 僅差ですが、シンプルにおいしさで、こちらもジャパンミートのほうに一票です。

ジャパンミート唯一の残念ポイント? 〇〇がありすぎる

 今回は、ステーキ肉もしゃぶしゃぶ肉もジャパンミートに軍配が上がりました。とはいえ、オーケーも大変おいしく、ハイレベルな戦い。
一緒に試食した夫が、「この2店舗以外のスーパーでお肉買えなくなるね……」と呟いていました。

 車を所持していないため、ジャパンミートは日々通うには距離がありすぎるのが残念なところ。やはり、日常の買い物は自転車で5分の距離にあるオーケーにお世話になりそうです。今後、ジャパンミートも店舗が増えて、より近い場所にオープンすることを願っています!

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