関ジャニ∞・村上信五とマツコ・デラックスが出演するバラエティ番組『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)。7月5日の放送では、村上とマツコの“配慮”に視聴者が感心していた。
今回は「コロナの裏で起きた様々なニュースを調査した件」というコーナーで、島根県津和野町の町おこしとして行われた、“300メートルの流しそうめん”を取材。町は新型コロナウイルスの感染拡大で減った観光客を取り戻そうと、この企画を立ち上げたものの、「コロナ禍で食べ物の絡むイベントはダメだ」といった批判があったため、“そうめんが流れるのをひたすら見送るイベント”になってしまったという。しかし、その企画が「逆に斬新」だと話題を集め、注目されることになったのだとか。
このエピソードを受け、スタジオでは2人がそうめんについてトーク。マツコが「『今日はほどほどにしとこう』っていうときは3束」「おなかが空いている時は4束」と食べる量を明かすと、村上は「ほんなら、調子良かったら1袋が1食ってこと?」と聞き、マツコは「そうだよ。だってあたし、パスタも1袋だもん」とキッパリ。村上は驚きつつ「何かけて食うてんの、そのパスタ?」と、さらに質問した。
しかし、マツコは「何かけて食うかは俺の勝手だろ!」と激怒し、村上も対抗して「足らんやろ、ソースが!」とツッコミ。するとマツコは「塩でいいんだよ」と持論を展開しながら、スタッフに「なんも(おかずが)ないですって時、ごはんだけは炊けてます。最悪どうする?」と質問。スタッフが「最悪、醤油ですかね。本当、最悪ですね」と答えると、マツコは「お前、醤油とごはんに謝れよ! 何が“最悪”だよ、この野郎」とブチギレ。
マツコは続けて「(ソースは)あくまでもパスタを食べるための味付けであって、あなたたちはソースを食べようとしてんのよ」と指摘し、「スパゲッティ1袋あります。で、家にソースがないです。マヨネーズと醤油だけで食ったことあるよ」と、シンプルな味付けでパスタを食べた経験を告白した。
すると村上は、「俺は、冷製にしてドレッシングで何回もいってたよ」と同調し、マツコは突然「さすがだねアンタ。あたしも今、醤油をことさら、ちょっと強調しましたけど。あなたもちゃんとドレッシングを強調して」と感心。
というのも、マツコは醤油、村上はドレッシングのCMにそれぞれ出演中のため、ここまで2人は、“スポンサーに気を使った発言”をしていたのだ。マツコが「こうやって生き残ってきたんですよ、私たちは!」と“戦術”を明かすと、村上も「そうですよ!」と胸を張っていた。
この放送を受け、ネット上では「スポンサーへの気配りを忘れないマツコさんと村上さん、素晴らしいね!」「そりゃあ企業もCMお願いしたくなるよな〜と納得した」「2人とも大手企業のCM出演してるの、何気にすごくない?」といった感心の声が多数寄せられた。