7月15日スタートのネット配信ドラマ『酒癖50』(ABEMA/全6話)で、俳優・小出恵介が約4年ぶりにドラマ主演を務めることがわかった。2017年6月に「フライデー」(講談社)で“未成年女性との飲酒&淫行疑惑”が報じられた小出だが、「世間からの声援も増えつつあり、業界関係者もいろいろな意味で彼に期待している」(芸能ライター)という。
「女性スキャンダルにより、当時所属していたアミューズから無期限の活動停止処分を下された小出は、同9月に、青少年健全育成条例違反容疑で書類送検(後に不起訴)されました。18年6月にはアミューズとの専属契約が終了し、その後は単身アメリカに渡り、20年8月から日本の芸能事務所・リズメディアに所属。6月1日に公開された『女たち』で約2年ぶりに映画復帰を果たしています」(同)
小出はドラマ復帰作となる『酒癖50』で、さまざまな問題を抱える酒癖の悪い人々を、“独自の方法”で解決に導こうとする主人公・酒野聖を演じ、 “酒癖モンスター”役には浅香航大、前野朋哉、犬飼貴丈、しずる・村上純らが起用されているという。
「ネット上には今でも、淫行騒動を起こした小出に対する批判の声は少なからずあります。もともと“私生活で素行が悪かった”という話も有名なので、『身から出た錆』といった厳しい意見が寄せられるのは仕方がない。ただ、問題になった未成年女性をめぐっては、“ハニートラップ説”も取り沙汰されただけに、『小出も軽率だったけど、やっぱりはめられたのでは?』『もう十分反省しただろうし、また俳優として活躍する姿を見たい』との声が、報道当時から多く上がっていました」(同)
また一部では、「小出もジャニーズ事務所所属だったらよかったのにね」との皮肉も。というのも、昨年8月にニュースサイト「文春オンライン」がKAT-TUN・亀梨和也と山下智久の“未成年女性との飲酒同席”をスクープ。山下に至っては、参加女性の1人との“淫行疑惑”も浮上したが、小出ほどの大事にはならなかった。
「ジャニーズは亀梨を厳重注意処分とし、当時所属していた山下にも一定期間の活動自粛処分を下しました。この騒動直後、小出がリズメディアと契約を結び、映画で復帰する……という報道があったため、ネット上では『小出くんは散々報道された揚げ句、こんなに長い間活動できていないのに』『やっぱりジャニーズは甘い』などと言われたものです」(同)
こうした経緯から、小出に対して同情的かつ応援する声が増えていたため、『酒癖50』への主演も、好意的に受け止める人が多いようだ。
「小出がアミューズ所属タレントと共演することは今後も難しいでしょうが、今回のキャスティングを見た限り、他事務所から“共演NG”が出されているわけでもなさそうですし、地上波復帰への期待も高まります。一方で小出は19年7月、インスタグラムのストーリーズ(24時間限定公開)に『全く同じ!』『悔しさがこみ上げます』と突如、意味深に投稿したことも。何と同じなのか具体的には触れなかったものの、雨上がり決死隊・宮迫博之ら“闇営業”騒動を起こした芸人たちが謹慎処分を受けていた時期だったため、それと関連づけた人は多いよう。投稿文からは、自身のスキャンダルについて“言い分”がある様子が感じられ、いつか真意を明かしてくれることにも期待が寄せられます」(同)
ともあれ、まずは『酒癖50』の成功を祈りたい。