関西圏を中心に活躍する人気タレント・上沼恵美子が、7月12日放送のラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)で、夫に「離婚を切り出した」過去を告白し、ネット上で話題になっている。
上沼はこの日、同9日発売の「文藝春秋」2021年8月号(文藝春秋)に、自身の“独占手記”が掲載されたことに言及。放送中に「全部、吐き出させてもらいました。私の遺言書だと思ってる」「女性の方はぜひ、読んでください」などとPRしていた。
「この手記では、昨年7月に25年続いた上沼の冠番組『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)が突如終了した件にも触れているそうで、ラジオで上沼は『辛抱しました。この1年よく生きてたと思いました』などと本音を吐露。さらに、還暦の頃に『(夫を)嫌いとかじゃなくて、違う人生が欲しいなと思って離婚を切り出した』ことがあったといい、『なんとなく賞味期限切れたような気した』などと語りつつ、この件も同誌につづってあると明かしていました」(芸能ライター)
上沼は22歳の時、当時、関西テレビのディレクターを務めていた男性と結婚し、長男と次男をもうけている。テレビなどでは“夫と姑の愚痴”で笑いを取る機会も多い上沼だが、18年7月発売の「女性セブン」(小学館)では、別居が報じられていた。
「同記事によれば、夫は08年に定年退職してから自宅で過ごす時間が多くなったものの、家事は一切やらなかったとか。上沼が風邪をひいても『晩ご飯はどないなる?』と聞くほどの亭主関白だといいます。13年以降、自律神経失調症を患うなど、上沼の体調不良が取り沙汰されることも増え、18年3月放送の『快傑えみちゃんねる』では、夫の言動によって受けたストレスが原因で起こる不調『夫源病』だと、医師の診断を受けたと告白しています」(同)
さらに同年6月、大阪府北部地震で自宅周辺が被災したにもかかわらず、夫は別荘に出かけたまま何日も帰宅しなかったそう。これをきっかけに、上沼は別居に踏み切ったという。
「『セブン』の直撃取材を受けた上沼は、『自宅とマンションを行き来しています』と完全な別居ではないと話しており、離婚の可能性も否定。実際、現在も夫婦生活は続いているようですが、ネット上では今回の『離婚を切り出した』発言について、『体調不良の原因になる夫なんて、もはや必要ないでしょう』『熟年離婚いいと思う。自分の好きなように生きてほしい』といった後押しの声も見受けられます。また『私の夫も全然家事をやらないから、えみちゃんの気持ちわかるよ』『元気で動けるうちに第二の人生を送りたい。今のうちにお金貯めとこう』など、共感する人も少なくありません」(同)
昨年12月には、歌手の水前寺清子が結婚31年目で、今年6月には歌手の八代亜紀が結婚27年目でそれぞれ熟年離婚が発覚し、大きな話題になった。上沼もいつか、2人に続く日が来るのだろうか?