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天海祐希『緊急取調室』がトップ獲得、中川大志『ボクの殺意が恋をした』比嘉愛未『推しの王子様』はワースト入り! 7月期ドラマ初回視聴率ランク

 2021年の夏ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が初回放送を迎え、視聴率ランキングのトップは、世帯平均視聴率で14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した『緊急取調室 第4シリーズ』(テレビ朝日系)だった。女優・天海祐希が主演を務め、2014年に第1弾がスタートした同作。17年、19年と好評を博し、今回の第4シリーズも好発進となった。

 『緊急取調室』は、取り調べを行う専門チーム「キントリ」(緊急取調室)のメンバーが犯人たちと心理戦を繰り広げ、真実を明らかにしていくヒューマンサスペンスドラマ。今回も田中哲司、でんでん、小日向文世、速水もこみちといったおなじみのメンバーが集結し、1話と2話は女優・桃井かおりがゲスト出演した。

 天海と桃井の演技に対し、視聴者からは「天海祐希VS桃井かおり、スゴかった。久しぶりにドラマを見てまばたきするのを忘れた」「質の違う女優同士の演技対決、名勝負だった」「桃井かおりの演技にグッときた。キントリはいつも想像を超えてくる」と、絶賛のコメントが続出。視聴率では前シーズンの初回15.2%を下回ったものの、今期1位に輝いた。ただ、7月15日放送の第2話は13.4%にダウンしており、最終話まで首位をキープできるかどうかは、微妙なところだ。

 ベスト2位は、鈴木亮平主演『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)で、初回は14.1%。今作は、救命救急チーム「TOKYO MER」の活躍を描いた医療ヒューマンドラマで、鈴木のほかに、賀来賢人、中条あやみ、菜々緒、仲里依紗、石田ゆり子らが参加している。第2話の視聴率は14.3%と0.2ポイントアップしていたため、このまま順調に2ケタをキープできれば、最終話までの視聴率ランキングでトップ3入りは確実だろう。

 ベスト3位は、波瑠が主演を務め、田中圭、King&Prince・岸優太、岡崎紗絵、DISH//の北村匠海がメインキャストに名を連ねる『Night Doctor』(フジテレビ系)。一足早い6月21日に始まり、初回は13.4%をマークした。

 第1話は、自信や、やる気のない研修医上がりの元内科医・深澤新(岸)に注目が集まり、「岸くんにイライラした」「岸くん演じる医者がウザい」「視聴者をイライラさせるだけ、岸くんの演技がうまいってことだね」といった感想が続出。同時に「ヘタレすぎたけど、これから成長していくのが楽しみ」と、今後の展開に期待を寄せる声も上がっていた。視聴率は2話で10.6%に下落するも、以降は11.7%(3話)、12.4%(4話)と上昇している。

 フジ月9枠の『Night Doctor』が3位にランクインした一方で、同局の『彼女はキレイだった』『推しの王子様』はそれぞれワースト3位と2位となった。

 『彼女はキレイだった』は、初共演となるSexy Zone・中島健人と小芝風花がダブル主演を務めるドラマ。パク・ソジュン主演で、15年に韓国で大ヒットした同名ドラマのリメークだ。さえない太っちょの少年から、イケメンの“最恐毒舌エリート”になった長谷部宗介(中島)と、優等生の美少女だったはずが無職の“残念女子”になってしまった佐藤愛(小芝)の恋愛模様を描いている。

 視聴率は初回7.6%と1ケタで幕開け。初回放送を受け、ネット上では「物語も面白いし、2人の演技がスゴく良い!」「ベタでオーバー気味な演技、中島健人くんにピッタリの役だね」「小芝風花ちゃん、演技が自然で2話も見たくなった」「この役に小芝風花をキャスティングしたのは納得」「中島健人くんをはじめ演技が上手だし、本家よりもいい」などの好意的なコメントが上がっていた。

 しかし、リメーク作とあって、本家ドラマを見た視聴者の間では「中島の演技がヘタすぎる。パク・ソジュンなら、もっとスマートに演技してた」「日本版は韓国版と別物と考えたほうがいい。全体的に迫力が足りない」「韓国版を見た人は、日本版は見ていられないはず」と、厳しい意見が見られる。なお、第2話は7.0%に減少していたが、回を重ねるにつれてどこまで下げ止まれるのか。

 比嘉愛未主演のドラマ『推しの王子様』は、初回6.0%を記録してワースト2位に。こちらは、女性向け恋愛ゲーム(乙女ゲーム)を手がけるベンチャー企業の社長・日高泉美(比嘉)が、“空から舞い降りて来た男”(渡邊圭祐)を理想の男性に育てるために奮闘する、ロマンチック・コメディー。

 当初主演を務める予定だった深田恭子が、適応障害の治療のため、5月26日に活動休止を発表。その後、主演に決定した比嘉だが、フジでは連ドラ初主演作となる。ある意味で放送開始前から関心が集まっていたが、初回は同局で最下位のスタートを切ってしまった。

 そして、ワースト1位の作品は中川大志が主演、新木優子がヒロインを演じている『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系)。視聴率は、前クールの嵐・櫻井翔、広瀬すず主演『ネメシス』の初回(11.4%)を大幅に下回る5.8%だった。

 同作は、“最高に間が悪い殺し屋”の男虎柊(中川)が、暗殺ターゲットの鳴宮美月(新木)に恋をしてしまうというスリリングなラブコメディー。主人公の柊は、美月に育ての親・丈一郎(藤木)を殺害され、復讐を決意するという役どころで、視聴者からは「主人公がひたすら“殺す殺す詐欺”を繰り返すドラマで面白い」「コメディードラマっていうよりも、ドラマに近いコントにしか見えない」「すれ違いコントのようで面白い!」と好意的な反応がある一方で、「設定がおかしいし、正直つまらない。離脱するかも」「設定がめちゃくちゃすぎて1話の途中で離脱した」と拒絶する意見も見られるなど、賛否両論が噴出。2話の視聴率は6.0%とわずかに上昇したが、果たして今後はどんな数字をたどっていくのだろうか? 

 さらに、ジャニーズ事務所のタレントが出演するドラマでは、少年隊・東山紀之主演の人気シリーズ『刑事7人 season7』(テレビ朝日系、初回11.9%)が4位に入ったほか、5位は唐沢寿明主演で、NEWS・増田貴久が出演する『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系、11.3%)。ジャニーズWEST・重岡大毅にとってゴールデン・プライム帯の連ドラ初主演作となる『#家族募集します』(TBS系、初回7.7%)は9位で、ワースト3位入りをギリギリ逃れた。平均視聴率ランキングで順位がどう変動するのか、行方を見守っていきたい。

【2021年夏ドラマ(午後8~10時台、民放4局)初回視聴率一覧】

1位『緊急取調室 第4シリーズ』(テレビ朝日系・木曜午後9時) 14.7%
2位『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系・日曜午後9時) 14.1%
3位『Night Doctor』(フジテレビ系・月曜午後9時) 13.4%
4位『刑事7人 season7』(テレビ朝日系・水曜午後9時) 11.9%
5位『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系・水曜午後10時) 11.3%
5位『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系・土曜午後10時) 11.3%
7位『IP~サイバー捜査班』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 10.3%
8位『プロミス・シンデレラ』(TBS系・火曜午後10時) 7.9%
9位『#家族募集します』(TBS系・金曜午後10時) 7.7%
10位『彼女はキレイだった』(フジテレビ系・火曜午後9時) 7.6%
11位『推しの王子様』(フジテレビ系・木曜午後10時) 6.0%
12位『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系・日曜午後10時30分) 5.8%