女優の木村多江が、7月18日放送のウッチャンナンチャン・内村光良が司会を務める『うわっ!ダマされた大賞 夏の2時間SP』(日本テレビ系)にどっきりの“仕掛け人”として登場。ターゲットとなったじゅんいちダビットソンの勇気ある行動に、ネット上で賛否の声が寄せられている。
「女優・木村多江の全力ドッキリ劇場」と題した同企画では、じゅんいちの隣の楽屋にいる木村が、マネジャー役の男性に「加湿器用意してって言ったよねえ!」「すいませんで済んだら、警察はいらないの!」などと激怒し、パワハラまがいの発言を連発。さらに、隣の楽屋にも乗り込んで、じゅんいちに“他言しない”と誓約書を書かせようと迫る……という内容だった。
「『隣の声って聞こえましたよね?』『私も一応女優なので、イメージもあるじゃないですか』と迫る木村に対し、じゅんいちは最初は穏便に済ませようと対応していたものの、木村が『言っちゃいそうだもんなあ!』と叫びながら灰皿を手で払い落としたあたりから態度が豹変。『初対面の人の楽屋に入ってきて、ワーワー隣(の楽屋)で言ってた話をして、灰皿を投げる……失礼極まりないですよね』と苦言を呈し、一筆書かせようとする木村の要求を『別に(誰にも)言わんけど、それをこの状況で書かされるのが癪なんで』『もし申し訳ないという気持ちがあるんであれば、ちょっと(楽屋から)出てもらっていいですか?』と拒絶し、バラエティ番組らしからぬ一触即発の状況になっていました」(芸能ライター)
番組サイドは、じゅんいちが木村の要求に応じると予想し、“ビリビリペン”を仕込んでいたが、結果的に蛇足に。ネタばらし後、スタジオでモニタリングしていた内村が「ドッキドキした」「あなた、よく(先輩の女優に)立ち向かっていったよね」と声をかけると、じゅんいちは「だって、(要求が)理不尽じゃないですか」と真面目に理由を述べていた。
「ネット上では、年上の女優に立ち向かうじゅんいちの勇姿に『かっこ良すぎる!』『常識的で男気あって、好感度爆上がり』『自分もじゅんいちみたいな人間になりたい。尊敬した』という声が上がる一方で、『笑えない。木村さんを下に見てる感すごくて、無理だった』『木村多江のこと“ヤバイ人”と思いながら、高圧的な態度をとるじゅんいちダビットソンが、とにかく怖かった』という声や、『多江さんがずっとかわいそうだった』『後味がものすごく悪いどっきりだった』という声も。中には、『人間としてはまともな対応だけど、どっきり番組としては、みんなが気を遣う結果になってる』『好感度は上がっても、芸人としては仕事減りそう』という見方もあり、視聴者によって印象が二分しているようです」(同)
昨年1月に独立して個人事務所の社長に就任し、以降、お笑いだけでなく、自身の趣味であるキャンプのオンラインサロン「じゅんいちダビッドソンのキャンプ村」を運営するなど、活動の幅を広げているじゅんいち。もともと真面目な性格で知られる彼だが、今回のどっきりが、今後の活動にプラスに働くといいのだが……。