KinKi Kidsのバラエティー番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)。7月17日放送回に、ダンスロックバンド・DISH//のメンバーで、俳優としても活躍する北村匠海がゲスト出演し、堂本剛と意気投合する場面があった。
「ゲストのやりたいことをする」というのがコンセプトの同番組。北村のやりたいことは、「カレーマンに最新激うまカレーを教えて欲しい」というもの。「将来はカレー屋をやりたい!」と言うほどカレー好きの北村は、さまざまな店のカレーを紹介している“カレーマン”のインスタグラムを3年前からチェックしており、ずっと会いたかったとのこと。そこで、カレーマンに“最新激うまカレー”を教えてもらうことになった。
1軒目は、東京・八丁堀にある「ジャパニーズスパイスカレー ワッカ」の「出汁カレー」。今、出汁入りのカレーが注目されているそうで、剛は実食して「出汁がバーンってくるけど強烈でもないし優しいし、すごいね」「これ近所にあったら、まぁ行くよね。また食べたい」と大絶賛。北村とともに完食していた。
また、同店には土曜限定40食の「冷製海鮮カレー」があると紹介され、剛はおもむろに「今、(堂本)光一の胸中を言うなら、『いや、カレーかけへんまま食べたほうがおいしい』」と代弁。すると光一は、うれしそうに「そう! 俺めっちゃ今思ってた」と言い、息の合った様子を見せた。
この「冷製海鮮カレー」は、スパイスと醤油でマリネした刺身を具材とした、煮干しや昆布だし、牛乳をあわせたクリーミーな味わいのカレーだと説明されると、剛は「音楽でいうと、こういう音楽作りたいよね」と一言。ミュージシャンの顔を持つ北村も「いやー、間違いないですね」と共感し、自身は「ストレートではなく、左のボディブローみたいな曲」を作りたいとか。これを聞き、剛は「僕は左のボディブローと見せかけてのデコピンやから」「僕はそういう音楽作りたいと思ってる」と、独特の表現で作りたい音楽を語った。
ちなみに、この「冷製海鮮カレー」はスタジオに登場せず、光一は「ガッカリやな。所詮、その程度だよな……」と番組スタッフを指差して苦笑い。その姿に剛も爆笑していた。
その後、2軒目として東京・渋谷にあるスリランカカレーのお店「カレーショップ初恋」の「スパイスラムキーマ&初恋チキンカレー」が登場。スパイスカレーの基本となるローリエ、クローブ、クミンなど、固形スパイスの香りを油に移すことを「テンパリング」と呼ぶことが説明されると、剛はこの“テンパリング”という言葉を気に入ったようで、「匠海くんはこれ食べて、この後、時間ある時にテンパリングって曲作ったほうがいい」とアドバイス。
さらに剛は「もし『テンパリング』作るんやったら、一緒に作ってもいい!」と“共作”を提案し、北村は「マジで作りたい!」とうれしそうに返答。思わぬきっかけで、剛と北村のコラボレーションが決定したのだった。
この放送にネット上では、「剛くん、なんだか北村匠海くんに優しいというか、気に入ってるぽくてかわいい」「KinKiと匠海くんて最高だよ!」といった声や、「テンパリングの完成楽しみにしてます!」など、剛と北村のコラボに期待するコメントも寄せられた。