フジテレビ系“月9”ドラマ『ナイト・ドクター』の第5話が7月19日に放送されたが、ネット上ではメインキャストである俳優・北村匠海が「すぐいなくなる」と話題だ。
同作は、夜間救急専門医のナイト・ドクターとして招集された医師たちによる青春群像医療ドラマ。物語の中心となる5人の医師は、北村のほか、主演の波瑠、田中圭、King&Prince・岸優太、岡崎紗絵が演じている。
第5話では、母親を名乗る越川法子(紺野まひる)に付き添われ、子どもの日向(正垣湊都)が夜間救急に運び込まれるも、実は虐待されていた日向を見かねて法子が勝手に連れ出し、育てていたことが発覚。実親の同意なしに手術をすることはできないが、放っておけば日向の命が危ない……という極限状態の中、成瀬暁人(田中)は手術することを決意。主人公・朝倉美月(波瑠)と高岡幸保(岡崎)もサポートに入り、命を救うという内容だった。
「しかし、『医師が親の同意なしに未成年者の手術に踏み切ることはないのでは?』と考える視聴者が多かったようで、ネット上では『非現実的すぎる』『誘拐してるし、勝手に手術するし、ツッコみどころ満載』という声が上がっています。同ドラマは第2話でも、朝倉が発熱した子どもを連れてきた母親に、ろくに症状も聞かずに『ただの風邪』と誤診してしまうシーンがあり、母親も朝倉に対して、子どもが病気のシグナルである“白い便”を出していたことを伝えなかったため、視聴者から『ありえない』とツッコミが相次ぎました」(芸能ライター)
また、今回ネット上では、メインキャストである北村の出演シーンの少なさが話題に。登場しても、見せ場の一つである医療シーンではなく、何気ない会話のシーンへの出演ばかりが目立ち、ネット上では「忙しいのはわかるけど、月9のメインキャストがこんなに出ないことある?」「先週も出番少なかったし、出たと思ってもすぐいなくなる」「匠海くん、忙しくて撮影参加できなかったのかな」と違和感を訴える視聴者が続出している。中には、北村が主演を務める公開中の映画『東京リベンジャーズ』が、“運命を変えるために過去に戻る”という内容であることから、「匠海くん、タイムリープしてない?」「リベンジャーズしに行ってるの?」とジョークめいた声も上がっているようだ。
なお、17日に行われた『東京リベンジャーズ』の「大ヒット御礼舞台挨拶」には、主要キャストの吉沢亮と山田裕貴が登壇したものの、主演の北村は不在。同日放送の歌番組『音楽の日』(TBS系)に4人組バンド・DISH//のボーカルとして生出演していたためと思われるが、このようにスケジュールの調整がつかないケースは、ブレーク中の北村にとってはよくあることなのかもしれない。
「3日にDISH//として生出演するはずだった『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)は、ドラムを担当する泉大智の“発熱を伴う体調不良”を理由に出演が見送られました。それもあってか、最近、ネット上では『北村くんも体調悪いのかな』『日に日に痩せていっているように見えるけど、働きすぎじゃない?』『事務所は仕事入れすぎだと思う』と心配するファンが目立つほか、『ナイト・ドクター』に関しても『スケジュールが忙しいなら、無理して受けなくてよかったのに』という声が上がっています」(同)
第5話の平均視聴率は10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、前回の12.4%から2ポイント落ち込んでしまった『ナイト・ドクター』。北村の登場シーンを心待ちにしているファンにとっては、「期待外れ」といったところだろうか。