• 日. 12月 22nd, 2024

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谷原章介、小山田圭吾めぐる発言で「擁護が異常」「勘違いしてる」の声も……辞任決定で「手のひら返し」と言われるワケ

 谷原章介が、7月20日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に出演。東京オリンピック開会式の音楽を担当していたミュージシャンの小山田圭吾に対して私見を述べたが、視聴者からは「昨日と言ってることが違う」「手のひら返し」などと指摘されている。

 約30年前に発売された雑誌で、障害を持つ同級生への虐待を武勇伝のように吹聴していた小山田。SNSによる世論の声や、知的障害者の家族で作る団体、さらには海外メディア、それに加えて加藤勝信官房長官から「適切な対応を」と求められるなど、大会組織委員会は集中砲火。一旦は小山田の続投を決めたものの、昨夜、辞任することとなった。

 これについて、昨日19日放送の『めざまし8』で谷原は、小山田に対して「擁護するつもりはないですけど、今から25年ぐらい前というのはそういう露悪的なことをかっこいいとする風潮があったのかもしれません。彼をかばうつもりはないですけどね」とコメント。

 話題の最後には、小山田が相手に謝罪するとしても、受け入れられない可能性もあるとしたうえで、「40年近くたち、これを改めてどういう形で議論をするのか。ただ単に、小山田さんを攻撃して済む問題でもないと思います」と主張。一方で、「内容的に子を持つ親として看過できない内容でもありますよね」とも語っていた。

「ネット上では、これら発言に批判が集中。『谷原さん、何か勘違いしてませんか? 小山田氏の過去の発言はその時代の風潮があっただと?』『谷原章介と番組の小山田擁護が異常。フリップに食糞させた虐待行為を記載していないし、小山田批判を攻撃と言っていた』『谷原、自分の子が同じことされてたとしても、数十年後の中身のない謝罪で許せるんだ』との声が上がることになりました」(芸能ライター)

 そんな中、辞任が決まったあとの今朝20日の放送で、谷原は「いじめとか差別という問題、もちろん被害者本人の方もそうですけど、周りの家族も含めて苦しむような問題です。今回このオリンピック、パラリンピックという平和の祭典には本当にふさわしくないと思います」と批判。「引き受ける前に謝っておけばこんなことにはならなかった」と話した。

 また一旦は留任させた組織委員会への声を強め、「(楽曲を差し替える)時間がないというだけで留任させるというのは本末転倒なことだと思います」と断罪。小山田が選出されたことについて、「的確な人選かどうかというのは、組織委員の責任はあるんじゃないか」と持論を述べ、厳正な身体検査をせずに選んだ組織委員会に苦言を呈していた。

「昨日と今日に続く谷原の発言に、SNS上はあきれたムード。『いじめ側を擁護するかのような昨日の発言と打って変わって、今日の批判ぶり……』『谷原って昨日、小山田に擁護的じゃなかった? 辞任したら、手のひら返しだね』『谷原は、小山田が被害者に謝っておけば、とか言ってるけど、被害者は、こいつに会いたいって思うか?』と、さまざまなコメントが上がっています。ただ、手のひら返しと言われていますが、谷原の発言をちゃんと咀嚼すると、批判の対象は小山田を選んだ組織委員会であって、本人ではないことがわかります」(同)

 谷原といえば、つい先日も、オリンピック開催中止派の意見を「雑音」と表現して、ネット上で波紋を呼んだばかり。それだけに、「もう情報番組に出るのはやめたほうがいい」「決められたセリフをしゃべる俳優だけやってほしい」「どんどん谷原さんの評判が落ちていく」と、MC業に不向きだとする声も。果たして、今夏が終わる頃には谷原の評判はどうなっているのだろうか?
(村上春虎)

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