7月20日配信のニュースサイト「NEWSポストセブン」で、明石家さんまが新型コロナウイルスのワクチンを「打つことに決めた」と明かし、ネット上で反響を呼んでいる。
さんまは5月15日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)に出演した際、新型コロナのワクチンについて「僕は打たないつもり。誰かに回してあげたい」「66年間、1回も(ワクチンを打ったことが)ないんですよ。ここでワクチンを打つと、体が変わってしまうので俺は打たない」と発言。この時も、ネットでは賛否両論が巻き起こっていた。
「そんなさんまが『ポストセブン』の直撃取材を受け、『もう打つことに決めてんの。8月の末に』と、すでにワクチン接種の予定が入っていると告白。この発言について、ネット上では『柔軟な考えができていいと思う』『こういう一面があるから、さんまさんは嫌いになれない』といった声がある一方、『世の中がワクチン打たなあかんってなってるしな』と理由を語っていたため、『本当は打ちたくなさそう』『吉本に説得されたのかな?』などと推測する人も見受けられました」(芸能ライター)
さんまは近年、バラエティー番組などでの発言が、たびたび問題視されている。
「昨年8月放送の『踊る!さんま御殿!!』では、よゐこ・濱口優の妻である南明奈に『お子さんはまだか?』と質問したり、今年7月放送の『行列のできる法律相談所 2時間SP』(どちらも日本テレビ系)で、滝沢カレンの容姿をイジったりしたため、ネット上で『ハラスメント発言』『時代錯誤』といった批判が噴出しました。しかし、今回のワクチン接種に対する柔軟な発言で『見直した』という人もいるようです」(同)
一方で、さんまと同じ60代で、フリーアナウンサーの古舘伊知郎は「ワクチンを打たない」と発言していた。
「古舘は7月16日に公開された、実業家・堀江貴文氏のYouTube動画に出演。ワクチン接種の効果や副作用について『半信半疑』だと言い、『心配とか恐怖』を感じていることも吐露。視聴者からは『古舘さんの不安な気持ちわかる。私も少し様子を見たい』『反対じゃなくて心配って人は結構多いと思う。古舘さんが代弁してくれてホッとした』など、共感のコメントが上がっていました」(同)
ワクチン接種は第三者に強制されるべきものではないが、どちらにせよ、2人とも60歳を超えているだけに、体調には十分気をつけてほしいものだ。