• Fri. Sep 24th, 2021

7万円で買ったマルジェラのバッグに黒いシミが! 「洗濯不可」「クリーニング不可」のバッグを前に、買い物狂いが取った大胆な行動とは!?

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 先日、Twitterを介して仲良くなった友人に「マルジェラのジャパニーズバッグがおすすめ!」と言われまして。すぐに件の商品を見に行った私は「なんてこった。うちにあるじゃないか!!!」と驚いたわけなんですね。

 友人に教えられたのは黒いタイプで、「通販でいっつも売り切れで、昨年末に恵比寿まで行ってようやく買ったの」とのこと。対して、私のはセージの色のもっとポップなタイプでした。

 そうそう、思い出すわあ。私も仙台のセレクトショップでたまたま出会って「うんぎゃわい~~~!!!」と大騒ぎしたんだっけ……。でも、そのときには確か7万円後半の値段がついていて、すっかりビビっちゃって、とりあえず購入せずに家に帰ったの。でもでも、ほら、私って病気でしょ? どうしてもマルジェラのバッグが忘れられなくて、猛然とスマホで捜索した揚げ句、「バイマ」で買ったのよ。はあ、懐かしいわ。でも、結局、一度も使わないままステディ宅に置いておいたままなのよねえ。パジャマ入れになっているわ……?

 そこまで記憶を掘り起こすと、なんだか急にマルジェラのバッグが恋しくなり、私は隣にいたステディに呼びかけました。

「マルジェラのバッグって2階?」

 ステディがそうだと思うと言うので、2階に上がって探したものの見つからず。ないとなると、余計に恋しさが募り、私は大騒ぎしながら部屋中を探し始めました。それから数日後のこと。ステディがバッグを見つけてくれて、私は約1年ぶりにマルジェラのバッグを手にしました。ところが……。

 マルジェラのバッグに黒いシミがついていたのです……!!!! ぬ、ぬ、ぬあんじゃこりゃ~~~~~~!!!!!!!! 保管状態が悪かったとしか言えないのですが、このままでは使えそうにないシミがべったり……。私はすぐに洗おうとバッグをひっくり返し、選択表示を見て仰天しました。なんと、どのマークにも「オール×」がついていたのです。つまり、どんな洗い方もNGってこと。そんなバッグありーーー!?!? パッと見はただの布バッグよ!? 革ならともかく布バッグで洗濯不可って! ドライクリーニングもだめって!! そんなのあり―――!?!?!?

 とはいえ、そんなバッグを買ったのも私。そんな大切なバッグを1年も放り出してシミをつけたのも私。1年間もシミを付けたまま放置していたのも私。こうなったら自分の裁量で判断するしかありません。決めた……! あたい、ダメ元で洗うわ。

 横で見ていたステディはハラハラしている様子で「全部は洗わないほうが良いと思うよ! 部分洗いで! 汚れた部分だけちょんちょんって!」と言ってきます。そ、そうか……。汚れた部分をちょんちょん、ね……。

 私はぶるぶる震える指先でちょんちょんちょんっと汚れを拭いてみました。が、取れず……。だんだんいら立ってきて、ぢょんぢょんぢょん!!!! と力任せに汚れを落とし、水でザバーっと洗い流しました。 おっ! 取れたとれた!!!! 汚れは確かに超落ちたので、これで万々歳だと思っていたのですが……。翌朝、乾ききったバッグを見て、私は悲鳴を上げました。

「変色してる~~~~~~!!!!!!!」

 バッグの洗った部分、水を流した部分だけがはっきりと変色しているのです。NOOOOOOOOOOOOOOOO!!!! すぐにステディを呼びつけ、どうしたらいいのか指示を仰ぐと、「もうプロに任せるのが一番だと思うよ」とのこと。うーん、うーん、そうねえ。確かに最初からクリーニングをお願いすりゃあよかった話だけどさあ。

 とはいえ、クリーニングと一言で言っても、その種類はさまざまあります。まずはネットでバッグの専門クリーニング店を検索してみたところ、「どんなバッグも生まれ変わらせます!!」みたいな力強い言葉と共に、修復された数々のバッグが乗っており、「ここだ!!」と私は飛びついたのですが、「クリーニング代1万2,000円」という文字に「ギャフン!!」となりました。

 あんたねえ、6万円で買ったバッグのクリーニングに1万2,000円もかける女がどこにいるのよ……。そうか、こういうお高いクリーニング店を利用するのはケリーだのバーキンだの、桁が違う超ハイブランドのバッグを持っている女たちなんだわ……?

 高級クリーニングは諦め、結局私は家の近くのクリーニング店に持っていくことに。しかし、洗濯表示の件で「うちでは扱えません」とあっという間に追い返されてしまいました。

 こうなったら……もうバッグをダメにする覚悟で家でもう一度洗うっきゃない!! バッグのシミはどう考えても、水のシミなんですよ。ということはですよ? バッグ全体を均一に濡らせば、水のシミがオールシミになって結果、目立たなくなるのでは!? という作戦なのです。

 結論から言うと、バッグのシミはなくなり、めっちゃイイ感じになりました!! ホームクリーニング万歳!!!! はあ、緊張した~~~。それにしても布バッグなのに、洗えないってどーゆうことよ、マルジェラさんよ!!!! しかも、ちゃっかり家で洗ったけどなんの問題もなかったじゃないよ!!

 皆さん!! マルジェラのジャパニーズバッグ、頑張れば洗えますよ!!(しかし、責任は負わないよ……)