タレントの熊田曜子が7月27日放送のジャニーズWEST冠番組『パパジャニWEST』(TBS系)に出演したことで、一部ネット上が騒然としている。不倫発覚後、久々のバラエティ出演となった熊田。現在、会社経営者の夫と離婚調停中で、事態はこう着状態に入っている中でのテレビ出演には、視聴者から驚きの声が上がったようだ。芸能プロ関係者によると、「収録日は、熊田にとって明暗を分けた運命の1日だった」という。
この日の放送では、「宿題パパ力検定『蒸し料理検定』」と題し、WESTメンバーや“パパ芸能人”たちが手料理を披露。熊田は“料理を審査するママ”という立ち位置で、北斗晶とともにゲスト出演した。その中で、チュートリアル・福田充徳から「大丈夫なんですか? 日本中が心配してるでしょ」「パパ力検定して大丈夫ですか?」とツッコまれた熊田は、「私がジャッジできる立場じゃない気がする……」と、自虐を炸裂させていた。
「ある意味“放送事故スレスレ”のやりとりに、SNS上では『熊田曜子が出てる!』という驚きの声から、『ネタにして大丈夫なの?』といった心配のコメントも書き込まれていました」(芸能ライター)
熊田をめぐっては、5月21日にニュースサイト「文春オンライン」が、同18日未明に夫婦で口論となった際、熊田が夫から暴力を振るわれたと警察に通報したため、夫が現行犯逮捕されていたとスクープ。これにより“DV夫疑惑”が浮上した。
「しかし、6月10日には『週刊文春』(文藝春秋)と『週刊新潮』(新潮社)が、夫による熊田の“不倫告発”を詳報。DVについての釈明だけでなく、熊田のかばんに入っていたという“大人のおもちゃ”に、熊田の体液、また不倫相手と思われる男性の精液が付着していたことまで明かされました」(同)
この記事のインパクトは大きく、世間は同情の声から一転して、熊田に対する批判が噴出。ネット上では、大人のおもちゃの名称を用いて「ウーマナイザー熊田」と揶揄されるなど、一連の騒動は異様な盛り上がりを見せた。
「ちなみに今回の『パパジャニ』は、『文春』と『新潮』の発売前日に収録が行われたそう。つまり、収録当時の熊田はまだ『DV被害妻』という立場だったんです。その10日ほど前の5月31日、ニュースサイト『スマートフラッシュ』が熊田の不倫疑惑を報じていましたが、やはり“ウーマナイザー”ほどの破壊力はなかったため、この時点では世間も熊田にやや同情的でした」(前出・関係者)
番組収録から放送までひと月半ほどの時間が経過し、現在は騒動もやや沈静化しているが……。
「TBSとしても、いったんはお蔵入りも検討していたと思いますが、今は世間の批判も落ち着いているし、放送しても問題ないと判断したのでしょう。しかし、完全に芸能活動をストップしている熊田に対して、夫は週刊誌の取材を積極的に受けている印象。7月27日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)にも登場しており、現在、子どもの親権争いが泥沼化していることを明かしています」(同)
なんとか放送へとこぎつけた『パパジャニ』だったが、事態が再び動きを見せていた場合、この回は完全にお蔵入りとなっていたはず。ある意味、“お宝回”だったのかもしれない。