TOKIOの冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)が7月28日に放送された。この日の“友達ゲスト”は、女優の木村佳乃。女性代表ゲスト「エンジェルちゃん」枠には、お笑いコンビ・相席スタートの山崎ケイが登場した。
ゲストの知られざる一面を引き出すため、TOKIOとエンジェルちゃんが友達だからこそ聞けるであろう質問をぶつけていく恒例企画「友達ってことで聞いていいですか?」。今回は、TOKIOの先輩・東山紀之の妻であり2児の母でもある木村から“子育てエピソード”が多数飛び出した。
まず、国分太一が「子どもに評判のいい料理は?」と質問すると、木村は「骨付き唐揚げ」と回答。鳥の手羽中を使った唐揚げだといい、子どもにちょうどいい香辛料の量を見つけ、朝からタレに漬け込むようにしたところ、よく食べてくれるようになったという。
「骨の周りのお肉っておいしいんですよね」と語る木村に対し、松岡昌宏も「チューリップにしたりするじゃん」と、手羽元をチューリップの形にした唐揚げを作ると話しながら共感。さらに城島茂も「チューリップ、うまいよね!」と松岡の作る唐揚げを大絶賛した。
これに松岡は「俺のチューリップ一番好きなの、この人じゃねえかっていうくらい」と城島を指差しながら苦笑い。城島は「ロケで食べたけど、うまかったなあ」としみじみ振り返り、「この人、番組でも俺の(作った)メシ大好きなのよ。この人の舌に合うんだと思う」と、松岡は得意げな表情を浮かべながら暴露。当の城島は、「結婚したいもん、正直」とまさかのプロポーズをしていた。
そんな松岡だが、木村が「一番ビビった人」として、女優の故・森光子の名前を挙げると、松岡は「俺一回だけ、普通にタメ語で話されたことがあって」と森との思い出を回顧。ある舞台を見に行った際、たまたま森と一緒になったそうで、席までエスコートすると、普段は誰にでも敬語を使い優しい口調で話す森が、松岡の膝に手を置き「あんた変わんなくていいわね」と言ったという。
これに城島が「舞台のセリフみたい」と目を丸くすると、松岡は「『放浪記』のときの森さんだったの!」と、森が生涯かけて演じていた舞台『放浪記』の雰囲気そのものだったと興奮気味にコメント。森から「そのまま、そのままで(いて)」と言われ、松岡は「あの一瞬はなんだったんだろう」と感慨深げに振り返った。
この日の放送に、視聴者からは「その言葉通り、そのままきたんだねえ」「森光子さん、素晴らしい言葉をありがとう」といった声や、「リーダーの胃袋、松岡くんがガッチリ掴んでて笑った」「リーダー好みの味付けできる松岡くんさすがだわ」と、さまざまな反響が寄せられていた。