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ジャニーズ、「ベストジーニスト」との癒着疑惑に終止符!? ノミネート方法変更で「やらせ防げるかな」「メンツが変わるのに期待」の声

日本ジーンズ協議会主催により、今年11月に開催される「第38回ベストジーニスト2021」。今年度から「一般選出部門」のノミネート方法が変わると発表され、業界内外から注目を集めている。

「『ベストジーニスト』公式サイトによると、今年から『インターネット調査によりランダムに選ばれた10~70代までの幅広い世代から“最もジーンズが似合う有名人”をヒアリングし、男性、女性上位10名ずつのノミネート者を選出』する方法に変更されるそう。つまり、ノミネート者各10名のみを対象に一般投票を行い、受賞者を決定するということですが、ネットユーザーからは『これなら少しは納得のいく受賞者が選ばれるようになるかな?』といった声が出ています」(芸能ライター)

 というのも、これまでの「一般選出部門」は男女1人ずつ自由に選んで投票し、最終的に男女それぞれ“ベスト10”に入った有名人を発表するシステムだが、男性でランク入りするのはほとんどがジャニーズ事務所所属のタレントだった。

「たとえば、1994~98年は木村拓哉、99~2003年は草なぎ剛がそれぞれ『ベストジーニスト』に選ばれて“殿堂入り”を果たし、04年のトップに選ばれたのもKinKi Kids・堂本剛でした。05年には“非ジャニーズ”の演歌歌手・氷川きよしが『ベストジーニスト』となったものの、その後、06~10年はKAT-TUN・亀梨和也、11~13年は嵐・相葉雅紀、14~16年はKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔、17~19年はHey!Say!JUMP・中島裕翔が選ばれ、この4人も“殿堂入り認定”されています」(同)

 ちなみに19年を見ると、1位の中島を含む“ベスト10”に選ばれたメンバーも、King&Prince・永瀬廉(3位)、なにわ男子・高橋恭平(4位)、Aぇ! group・正門良規(6位)、同ユニット・末澤誠也(7位)、NEWS・増田貴久(8位)、ジャニーズWEST・小瀧望(10位)と、ほぼジャニーズだった。

「高橋、正門、末澤に至っては、一般に知名度が高いとは言えない関西ジャニ―ズJr.内ユニットのメンバーですし、彼らがランクインしていなかったとしても『ジャニーズが多い』ことに変わりありませんから、ネット上では長らく『ジャニオタが組織票を入れてるんだろう』『世間一般から見るとジーンズのイメージなんてないタレントが票を獲得して、なんの意味があるの?』とあきれられていたんです。中には、CDを大量買いして票を投じていた『AKB48選抜総選挙』を引き合いに出し、『「ベストジーニスト」は“ジャニーズ版選抜総選挙”』と揶揄する声もありました」(スポーツ紙記者)

 このように、ジャニーズファンが「ベストジーニスト」に白熱していることを冷笑するような書き込みのほか、「ジャニーズ事務所自体もジーンズ協議会と“癒着”しているのではないか」「ジーンズ協議会がジャニーズのために票操作してる?」という疑念まで生じていた。

「20年は、JYJのメンバーでソロアーティストとして日本で活動する韓国出身アイドル・ジェジュンが『ベストジーニスト』に輝きました。氷川の首位獲得以来15年ぶりの“非ジャニーズ”ではありましたが、業界関係者の間では『ジェジュンもまた“芸能界の権力者”がバックについている』といわれていて、『ジーンズ協議会が“忖度”しているのではないか』という疑惑は消えませんでした。ちなみに、女性の『ベストジーニスト』に関しても、これまでに歌手の浜崎あゆみ、倖田來未、モデルのローラ、菜々緒が“殿堂入り”していますが、やはり大手事務所の所属だったり、ジャニーズと良好関係で共演も多いタレントばかりです」(前出、スポーツ紙記者)

 そんな中で今回、選出のシステム変更が発表され、ネット上では「選ばれるメンツがガラッと変わるのに期待」「“やらせ”は防げるのかな」「それでも“ジャニーズ枠”はありそう」などと、さまざまな声が出ている。

「一方、マスコミ界隈では『ジャニーズ側が“接待受賞”を疑われることを嫌がり、システム変更につながったのでは』という推測や、『ジャニーズとしても、昔ほど「ベストジーニスト」受賞に価値を感じていないのかも』といった見方もあります」(同)

 新たなシステムで選出される「ベストジーニスト2021」は、これまでの癒着疑惑、やらせ疑惑を払拭する顔ぶれになるのだろうか。

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