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狭いクローゼット、収納力がアップするテクニック! 押入れがなくても布団、季節家電までスッキリ収まるプロの技

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

相談「季節の家電、布団、イベント用品、思い出を収納する場所がない」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

 汚家まるごと変身企画“14回目”は、子ども部屋のクローゼットを片付けます。この空間に収納したいモノは、「季節の家電と布団」「子どもの思い出グッズ」ですが、収納する場所が足りないとお悩み。

 そこで今回は、小さなクローゼットに収納するコツを紹介します。

 子ども部屋のクローゼット<Before>です。横幅約124cmの空間には、ひな祭りの飾り、育児グッズ、空き箱が置いてありました。Kさん宅には、大きな押入れと屋根裏部屋がありません。そのため、寝室と子ども部屋で使うすべてのモノをこのクローゼットに収納しなければなりません。

このクローゼットに収納したい7つのアイテム

[1]季節の布団(家族4人分)
[2]夏の家電(扇風機)
[3]冬の家電(石油ストーブ、オイルヒーター)
[4]便利家電(布団乾燥機、育児用家電)
[5]男の子の「5月人形」飾り
[6]女の子の「ひな祭り」飾り
[7]子どもの思い出グッズ(A4とA3サイズの作品)

 皆さんだったら、どう収納しますか?

[正解]棚のない空間には、スチールラックが便利!

 何もない空間は、棚で区切るほど収納力が増します。市販品のスチールラックは、一般的なクローゼットの規格とほぼ同じサイズです。クローゼットの中でラックを組み立てれば、空間を無駄なく活用できます。

 今回の場合、空間の奥行きが60cmに対し、棚の奥行きは45cmになります。扉との距離に余裕を持つと、開閉時に邪魔になりません。仮に奥行きが80cmの空間なら、スチールラック(奥行き30cm)を2つ用意すると低予算で済みます。

[After]全7アイテムが収納できた!

 スチールラックで棚を作ったことで、7つの全アイテムを収納できました。もともと家にあったラックを使ったため、サイズがぴったりとはいかず、上段に余白が残っていますが……。

 もっと収納したい場合は、ポールと棚板を追加することも可能です。新たに購入する場合は、150cmのラックがベストサイズ。

[ポイント]ひな祭りは、クローゼット上段に

 「季節のモノ」は、使用する部屋から近い場所で、グループ収納が基本! 下の階で使う石油ストーブも、運べるサイズなら同じ場所で保管します。

 大きな押入れと屋根裏部屋がなくても、クローゼットを上手に活用すれば収納できます。

▼見える収納▼

 子ども部屋のクローゼットに、「季節の家電と布団」がすべて収まりました。次は「思い出グッズ」の保管法です。

 大切にしたいモノが、紙袋にどっさり入っていました。A4サイズのお絵かきから、A3サイズの手形アートまで7年分の「思い出グッズ」です。これらは、年度順に分けて「思い出ボックス」へまとめます。

[After.1]過去の思い出は100均BOXへ一時保管

 過去の「思い出グッズ」は、Kさんが用意した100均のペーパーBOXへ収納。とはいえ、頑丈ではないので、底面、角面を布ガムテープで補強すると安心。

 思い出の整理は時間がかかるため、100均BOXで一時保管しておきましょう。そのまま保管したい場合は、0~5歳など年齢別(西暦順)でまとめます。何十年と保管したい方は、フェローズがおすすめです。

[After.2]進行中の思い出は、クローゼットサイズのダイソーケースへ

 現在進行中の思い出は、ダイソーの「ベッド下収納ケース ワイド」500円(税抜/ライター調べ)に収納しました。どんどん増える思い出も、ポイッと入れるだけで済む仕組みです。

 ダイソーのケースは、容量が少ない欠点がありますが……ほかは花丸◎。例えば、クローゼット上段にも入る、持ち運びしやすいサイズ、積み重ねできる、最小限の数に抑えられる点が良いと思います。

 長期に渡ってベッド下や押入れへ収納するなら? イオン ホームコーディの「フタ式コロ付衣装ケース 押入れ用 浅型」528円(税抜/ライター調べ)もおすすめです。キャスター付きで、コスパ的にも用意しやすいと思います。ベッド下の収納ケースは、蓋を半分だけ開けられるタイプなども使い勝手が良いです。

 ただし、ベッド下はホコリが多い欠点も。収納スペースが不足する場合など、特例のみ使用しています。

[思い出メモリーのすすめ]思い出の塊が、親から渡されて困るモノになる!?

 まとまった時間ができたら「思い出ボックス」から「思い出メモリー」に移行するのがおすすめです。カタチとして残す作品は少数に絞って、残りはDATA保管が理想的です。というのも、一人暮らしの片付け例で「思い出のかさばり」に困っている人が多いためです。

 例えば、成人してから親に渡されたと困っている人、名入れの記念品を捨てられない人、思い出が多すぎて見返す気力もない人も……。これらの目撃経験から、思い出は「厳選されたサイズ」ほど輝きが増すと感じます。

[まとめ]

 物置き部屋から、子ども部屋のビフォーアフター動画です。ワンシーズンだけ使う、季節のモノ(家電)はクローゼットへ。毎日使うモノ(洋服、おもちゃ)と増えていくモノ(思い出)は、部屋の見える場所へ用意しました。モノの住所が決まれば、散らかっても元に戻しやすくなります。