7月12日、東京都に緊急事態宣言が発令されました。もう4回目です……。例のごとく、小学6年生の娘・ココの学校行事にことごとく影響が出始めています。
まず、水泳の授業が中止。これはなぜ中止なのか、理由がわからん。オリンピックでは水泳競技があるし、近隣のスポーツクラブでは水泳のクラスを普通にやってます。さらに別の小学校では、屋内プールを一般開放してるし、授業も普通にやっていると聞きました。学校から配られたプリントの「公立学校のコロナによる感染対策について」を読んでも、「プールは中止にしろ」とはどこにも書いてない。なのにココの小学校のプールは中止! なんでだ?
中止の理由がわからないので、学校に電話して直接聞いてみました。副校長いわく、「プールでの感染の可能性はゼロではないので、校長判断で中止にしました。何かある前にやめる、ということです」。はあ? 校長判断で中止? プールで感染するという根拠もないのに? 何かある前にやめる? そんなこと言い出したら、ぶっちゃけ何もできなくないか?
この校長は、去年の緊急事態宣言時に、プールも校庭・体育館使用も、運動会、遠足、宿泊体験、授業参観も学校行事すべてを中止にしてしまった、悪名高い人なのですよ。クラスターが発生する前にすべて中止にする! 責任を取りたくないのでしょう。子どもたちの楽しみをすべて奪って何がしたいのか。本当は今年3月で異動か退任と聞いていたんだけど、なぜかまだ在任しています。なので4度目の緊急事態が出た時点でもう今年の学校行事はすべて中止と思い、かわいそうだけどココには諦めてもらうしかない。
そういえば今回の緊急事態宣言が出る前に、9月8日から実施予定の宿泊体験(長野~山梨、2泊)の説明会がありました。体験では2時間以上山登りするらしいのですが、なんと! 「マスクをしっかりして感染対策して登ります」というじゃないですか! 9月8日って、気温はまだ夏と変わらないでしょ。そんな状況下で、マスクで2時間も歩いたら熱中症になるし、最悪死ぬ子も出ると思う。ちょっと前に、マスクしながら持久走していた小学5年男子が亡くなったというニュースがあったじゃないですか。真夏にマスクで2時間かけて1,700mの山登りは、子どもには相当過酷ですよ!
保護者の誰かが「おいおい、それは無理だろ」とツッコミを入れてくれると思いきや、誰も何も言わないので、オレが帰り際に担任の先生に「真夏にマスクしながら2時間の山登りは無理なんで、マスクを外して距離を取って歩く、というルールにしませんか?」と提案した。そしたら「検討してみます」だと! 多分検討もしないし、「校長判断でマスクしながら山登りになりました」になるのか、もしくは「山登りやめました」になるかのどっちかになると思う。
いや、4度目の緊急事態宣言が出たので、「八ヶ岳宿泊体験自体は中止に」というのが濃厚かも。本当にココを含めた6年生の子どもたちはかわいそうです。近隣の別の小学校では、緊急事態になってもプールに入るし、宿泊体験の開催も決まってると他校のママ友から聞きました。
ココの小学校の校長に対しては、怒りを超えてあきれ、クレームも言えない。このままでは、来年3月の卒業式すら中止ってこともあり得る。はー、気が滅入る……。でもこんなコロナにビビってる校長が、なぜか夏休み期間中のみスポーツクラブの体育館使用はOKと言い出した! 今まで体育館使用の禁止を貫いてきたのに。これでココのバドミントンの練習ができる! が、はたして本当に使えるのか? これはもう当日にならないとわからない。当日「やはり使用できなくなりました」という展開もあるので、うかうか喜んでいられないわけです。
しかし、クラブ活動している子どもたちは、オリンピックについてはムカついてるんだろうなあ。大人はOK、子どもはNG、ですから。オレも納得できん!