東京五輪競泳男子日本代表・瀬戸大也の妻でタレント・馬淵優佳の「活動方針」を、8月5日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じている。昨年9月に「週刊新潮」(新潮社)が報じた瀬戸の不倫騒動を乗り越え、五輪が近づくにつれてメディア露出が急増した馬淵だが、テレビ局側が彼女に期待する内容は、本人からすれば不本意なものだったようだ。
2016年に行われたリオデジャネイロ五輪の競泳男子400メートル個人メドレーで銅メダルに輝くも、今大会ではメダルを逃した瀬戸だが、妻のメディア露出については以前から、良く思っていなかった様子。
記事によると、瀬戸側が馬淵の所属事務所に対し、メディアの取材に応じるのを控えてほしいと打診したところ、馬淵のマネジャーから「夫の話をしなければいいんですね」と返答されていたという。
「同マネジャーは『文春』の取材にも応じており、馬淵の露出が増えているのは『知名度を上げて発言力をつけるため』、“瀬戸大也の妻”としてメディアに登場する背景には『将来は「馬淵優佳」として一人立ちしたい』(原文ママ)という思惑があることも明かしながら、離婚の可能性は否定するなど、ぶっちゃけた発言をしています」(テレビ局関係者)
一方で同日発売の「女性セブン」(小学館)では、馬淵が「テレビ局の期待に応えていない」と報じている。
「大会前から競技に集中するため、瀬戸は馬淵と別居していたようですが、競技終了後も瀬戸は自宅に戻っていないとか。そのためか、番組出演時、馬淵は瀬戸について質問されても、“推測で答えるばかり”というテレビ局プロデューサーの弁が伝えられています。やはり局側としては、『瀬戸大也の妻』という肩書ありきで彼女にオファーしているため、元アスリート・馬淵優佳としての彼女の返答は、局の意向とは噛み合っていないとか。結果的に、局の期待を真正面から裏切る形になっているようです」(同)
「文春」と「セブン」に掲載された2つの記事からは、メディアが求める馬淵像に対し、本人がはっきりと「NO」をつきつけたことが読み取れるだろう。
なお、不倫報道当初、ネット上では馬淵への同情論ばかりが飛び交っていたものだが、現在では「でしゃばり妻」といった批判も増えている。
「出自を理由にした誹謗中傷は論外としても、馬淵自身の好感度が高いかといえば、もはや判断が難しい状態。夫婦には、別居状態をどうするかなど、私生活面の問題が残ったままですが、馬淵は瀬戸の不倫報道当初から“離婚はしない”と宣言しているだけに、仮にこのタイミングで離婚すれば、世間からは『瀬戸が五輪で結果を出せなかったから』と見られてしまうでしょう。結果的に、馬淵は自らはめた“足かせ”をどんどん重くしているように感じます」(週刊誌記者)
ちなみに馬淵は8月2日放送の『スッキリ!』(日本テレビ系)に出演し、レース後の瀬戸と会話をしたと明かしながら、「パリを目指す“みたい”なので、頑張って“もらいたい”と思います」とコメント。夫婦のこの微妙な距離感は、パリ五輪が行われる3年後には改善されているだろうか。