東京五輪女子ソフトボール日本代表・後藤希友選手の金メダルに「噛み付いた」として、日本国中から批判が噴出している名古屋市長・河村たかし氏。ネット上では、この騒動に“便乗”したと目されるフリーアナウンサー・高橋真麻にも、少なからず非難の声が寄せられているようで、一部からは高橋の言動について「パワハラでは?」と疑いの眼差しも向けられているようだ。
「河村市長は8月4日、同市出身の後藤選手が表敬訪問した際、首に金メダルを掛けてもらったのですが、突然マスクを外し、金メダルに噛みつきました。その様子がテレビで放送されるやいなや、ネット上には『冗談でもやることじゃない』『後藤選手があまりにもかわいそう』と批判が寄せられ、アスリートや芸能人からも市長に苦言が続出しています」(テレビ誌編集者)
これを受け、河村市長は同日中に書面で謝罪コメントを発表。「最大の愛情表現だった。金メダル獲得は、あこがれだった。迷惑を掛けているのであれば、ごめんなさい」とつづったが、ネット上では「本人は迷惑をかけていないって思ってるってこと?」などとかえって怒りを買い、火に油を注ぐ結果となっている。
そんな中で、騒動に“便乗”したといわれているのが高橋だ。5日早朝にブログを更新し、「全く関係の無い私ですが 応援していた身として 何故だか涙が出るほど悲しくて悔しくて どうしても 後藤選手にメッセージを送りたいとう理由で Twitterを始めました』『メッセージ送ってみたのですが届くかな???』」(原文ママ、以下同)とつづった。
「その約5時間後、高橋は『なんと!』というタイトルで再度ブログを投稿し、後藤選手から返事がきたことを報告。絵文字や顔文字満載で『SNSがあったからこそ 繋がったご縁。ありがたいです』『そしてお返事を下さった後藤選手、ありがとうございます』と感謝の気持ちをつづっています」(スポーツ紙記者)
高橋は「お返事の内容は明かせません」としながらも、「お返事頂いたお気持ちが本心ならば それなら良かったです という気持ちになったお返事でした」「大人…というか人格者過ぎるお返事でした 凄いです」と、後藤選手の対応を称賛している。
「当初、高橋のTwitter開設は、『テレビ番組による何らかの取材企画で必要だったのでは?』とも考えられましたが、後藤選手から返事が来たことを即座に明かしているだけにその可能性は低く、業界関係者からは『高橋は一体何がしたいんだ』と眉をひそめられています。単に後藤選手を激励したいだけなら、わざわざブログでメッセージを送ったと報告する必要はないはず。後藤選手にとってみれば、『Twitterからメッセージを送った』と宣言されたことで、返信をしないことにはいかなくなったでしょう」(同)
なお、高橋の言動をめぐっては、芸能人という立場を利用した“パワハラ”を指摘する声も上がっているようだ。
「傍から見る限り、果たして本当に正義感からの行動だったのか疑問が残ります。後藤選手を、返信をせざるを得ない状況へ高橋が追い込んだともいえるだけに、SNS上では『返信を強要するパワハラでは?』と、高橋への批判コメントが書き込まれていますよ」(同)
ちなみに高橋は現在、情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)や『スッキリ』(日本テレビ系)にレギュラー出演中。次回出演時には、この一件の内幕を披露して、またしても世間の注目を集めることとなるのだろうか。