少年隊・錦織一清が8月5日に自身のTwitterで、名古屋市長・河村たかし氏に対する“皮肉”を連投。河村市長といえば同4日、東京オリンピック・女子ソフトボールで金メダルを獲得した後藤希友選手の表敬訪問時、彼女のメダルを断りもなく噛んだことで猛バッシングを浴びているが、「錦織のツイートは騒動を茶化しているようにも感じられ、ネット上で物議を醸している」(芸能ライター)という。
「後藤選手から首にかけてもらった金メダルを噛む河村市長の姿がテレビで放送されると、ネット上には『人のものを勝手に噛むこと自体ありえないし、ましてや金メダルだぞ!?』『新型コロナウイルスの問題と向き合ってきたはずの市長が、こんなに不潔な行為をするなんて』と批判が続出。大炎上状態となり、市役所にも苦情の電話が殺到したといいます」(スポーツ紙記者)
河村市長は5日に「最大の愛情表現だった」などと釈明しながら謝罪したが、炎上はおさまらず、同日、後藤選手が所属するトヨタ自動車も「不適切かつあるまじき行為」「アスリートへの敬意や賞賛、また感染予防への配慮が感じられず、大変残念」といったコメントを発表するに至っている。
「市長への怒りの声はアスリートや芸能人からも噴出しており、東京五輪の柔道男子60キロ級で金メダルを獲得した高藤直寿選手は、4日の段階で『自分の金メダルでも傷つかないように優しく扱ってるのに』『俺だったら泣く』などとツイート。さらに、歌舞伎俳優・市川海老蔵も5日付のTwitterで『名古屋市長、おいおい、、』とつぶやいています」(同)
そんな中、錦織が5日夜に3連投したツイートが、ジャニーズファンを中心に注目を集めているようだ。錦織はまず、「悪気は無いんでしょうけど、選手が取ったメダルかじるってのは・・・^ ^ 他人の女房にキスしちゃうみたいなもんじゃないの^ ^ 嬉しくなっちゃったもんでつい、って。すいません・・・今日ずっとそれが可笑しくて可笑しくて・・・^ ^」(原文ママ、以下同)と投稿。数分後には「今までいろんな選手がかじった写真見たことあるけど、かじってる範囲が今迄で一番広かったです。すいません、今日ずっとそれが可笑しくて可笑しくて・・・^ ^」とツイートし、その後は「かじる前はせっかくマスクしてたのに、凄い感染対策ですね。すいません、今日ずっとそれが可笑しくて可笑しくて・・・^ ^ ホント、これでやめますから・・・^ ^ 腹痛ぇ~~」とつづっていた。
「錦織は河村市長を痛烈に皮肉っているつもりなのでしょうが、笑顔の顔文字を連発しながら、『可笑しくて可笑しくて』『腹痛ぇ~~』など“怒り”よりも“笑い”の表現を用いていることで、一部ファンからは『今回の投稿はさすがに笑えない』『デリカシーに欠ける』と“ドン引き”する声が上がっています。中には『私も笑った』と錦織に同調する声もありますが、擁護しつつも『茶化したらダメ』と諫める人も見受けられました。また、錦織のツイートを非難する派と擁護派で言い合いを繰り広げる書き込みもあるほか、『変な形で拡散されないといいけど……』と心配の声も出ています」(前出・ライター)
昨年末をもってジャニーズ事務所を退所した錦織。今年4月のTwitter開設以降、積極的にツイートを行っているが、ファンに心配をかける投稿は控えてほしいものだ。