• 日. 12月 22nd, 2024

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見取り図は「千鳥パターン」!?  マヂカルラブリーが「ライバル視」するランジャタイ! テレビ関係者が名指し、「売れる!」と話題の芸人3組

 バラエティ番組や情報番組に加え、ドラマ、映画でも活躍を見せるお笑い芸人たち。現れるや否や人気に火がつく新人や、着実に経験値を積んでブレークを果たす者などさまざまだが、現在、業界関係者の間で「売れる!」と話題になっている存在とは……? テレビ関係者に調査してみた。

「まずはなんといっても、今まさに波に乗っているお笑いコンビ・見取り図ですね。ツッコミ担当の盛山晋太郎、ボケ担当のリリーからなるコンビで、もう『すでに売れている』と言ってもいいくらい、近頃テレビ露出も増えている。そもそも実力があるコンビで、2018~20年まで3年連続で『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の決勝にも進出しています」(テレビ局関係者)

 吉本興業所属の見取り図は大阪NSC出身で、これまでは関西を中心に活動してきた。

「見取り図は、千鳥やかまいたちのように、“関西で一定の人気を得てから東京に進出し、全国的に売れていく”といったパターンに当てはまり、大阪ではもう人気芸人となっていて、今年くらいから東京での仕事を増やしています。彼らの魅力は、盛山の“一見、ボケっぽいのにツッコミ”という意外性のあるキャラクターに、“ビジュアル売り”のリリーというバランスの良さ。女性人気が高いのも強みですね」(同)

 続いて名前が挙がったのは、グレープカンパニー所属のランジャタイだ。

「ツッコミ・伊藤幸司とボケ・国崎和也のコンビで、結成は見取り図と同じ07年ですが、SMA NEET Projectや太田プロダクション、ケイダッシュ、浅井企画など事務所を転々とする下積み時代を過ごし、なかなか芽が出ないコンビでした。しかし、彼らの“意味不明なネタ”は、最近『一周回って面白い』と再評価されています」(放送作家)

 また、彼らは同業者からも注目を集めているという。

「ランジャタイは、いま最も“芸人ウケ”がいいコンビかもしれません。“キモカワ”なビジュアルも話題になりますが、突き抜けた内容のバカバカしいネタは、一般人よりも玄人、つまり業界人や芸人の爆笑をかっさらっています。ちなみに、17年に初めて『M-1』決勝に進出したマヂカルラブリーは、決戦前に『WEBザテレビジョン』のインタビューで“敗者復活で勝ち上がってきたら脅威になると感じるコンビ”にランジャタイを挙げていました」(同)

 ランジャタイは、昨年の『M-1』で2度目の準決勝進出を果たすなど、確実に勢いを増してきているが、ピン芸人に目を向けると、19年から活動を開始したばかりの女性芸人・やす子も、業界関係者から評価されているという。

「元陸上自衛隊という経歴を持つ彼女は、非常勤の特別職国家公務員として、普段はそれぞれの職業に従事し、有事・訓練等の際に招集される“即応予備自衛官”任官中に芸人デビュー。今年の元旦に放送された『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の特番『ぐるナイおもしろ荘2021』に初登場し、その後は『ぐるナイ』1月21日放送回から番組の人気企画『ゴチになります!』に不定期出演しています。また、情報番組『サンデージャポン』(TBS系)でリポーターを務めたり、4月期の北川景子主演連続ドラマ『リコカツ』(同)に出演したりと、さまざまな番組起用されている状態です」(芸能ライター)

 やす子といえば、ハキハキとしたしゃべり方が特徴的だが、その点も“テレビ向き”なのだそう。

「時間をかけて面白い返しをするよりも、早く大きな声で返すタレントのほうが、テレビで重宝されるんです。また、テレビ業界人の間では『変わったキャラクターだけどピュア』という評価を受けています。最近、『有吉の壁』(日本テレビ系)などに登場し、再ブレークしつつあるピン芸人・もう中学生なども当てはまりますが、“ピュアな芸人”ブームが来ているとみられ、やす子はまさにドンピシャ。そのほか、かまいたち・山内健司に似ているといわれるルックスも面白がられていますね」(前出・テレビ局関係者)

 ちなみに、やす子がSMA HEET Project所属ということも、業界内では珍しがられているという。

「ソニー・ミュージックアーティスツ内で立ち上げられたお笑い芸人のプロジェクトであるSMA NEET Projectの下部組織“HEET”は、業界内で『どこに所属していても売れなかった芸人が最後にたどり着く事務所』といわれています。“おじさん芸人”ばかりが在籍している“NEET”よりは年齢層が低いものの、それでも30代が中心とフレッシュさに欠けるため、まだ22歳のやす子は『間違って入っちゃった子』という扱いを業界内ではされています」(同)

 テレビで見る芸人の顔ぶれは入れ替わりも激しいが、業界関係者から期待を寄せられている者たちには、ぜひとも生き残ってほしいものだ。

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