8月13日、謎のTwitterアカウントがシンガーソングライター・大森靖子の“パワハラ音源”を公開し、ネット上で拡散されている。大森といえば、アイドルグループ・ZOCの「共犯者」を名乗ってプロデューサー兼メンバーとしても活動しているが、彼女からパワハラを受けているとされるのは、同グループのメンバー・巫まろだという。
巫は、ハロー!プロジェクトに所属するアンジュルムの元メンバーで、当時は「福田花音」として活動していた。2015年11月末にグループを卒業し、その後は作詞家として活動していたが、19年末にアップフロントプロモーションとの専属マネジメント契約を終了。20年3月に「巫まろ」名義でZOCに電撃加入を果たした。
「そんな巫をめぐっては今月7日、ZOC公式Twitterで、8月7~9日のライブ公演を『体調不良によりお休みする』と発表があり、ファンから心配の声が上がっていました。しかし、9日には『体調の回復につき8/11の「ファンアプリ限定!みんなに会いにいくツアー まろにー編」東京公演より復帰』と報告され、巫本人も10日、Twitterで『この度はご心配、ご迷惑をお掛けして本当に申し訳ございませんでした』と投稿。その後は通常のツイートを続けています」(芸能ライター)
そんな中、13日に突如「大森靖子のパワハラ音源公開」なるアカウントが現れ、「大森靖子の巫まろに対するパワハラ音源です。皆さん拡散よろしくお願いします」として音源を公開。その内容は、大森が巫を『自分だけ傷ついてるぶってんじゃねーよ!』『ふざけんなよ!』などと怒鳴りつけ、巫が「いやあぁ~っ!」と泣き叫ぶ……といった生々しいもので、ネット上は騒然。実際に視聴した人からは「かなり過激なので聞く人は気をつけて」「声だけじゃなく、体を叩いているような音も聞こえて恐ろしい」との声も上がっている。
「同アカウントはそのほか、『巫まろさんがボロボロになる前に、穏便にZOCから卒業してあげられるようにしてあげてほしいです。このままだとパワハラののち卒業という名の解雇というお決まりコースになってしまいます』と投稿し、大森のLINE公式アカウントのスクリーンショット画像なども公開。ネット上ではこれらの情報が拡散されると同時に、ZOCファンたちによってパワハラ音源が投稿された経緯も整理されつつあります」(同)
現段階では、大森が8月2日に公式LINEで「ビジュとか優勝とか、魂とやってきたことが削られていく感じエグいね」(原文ママ、以下同)などと、“ビジュアル”が重視されることを否定するような発言をした後、巫が同日にTwitter上で「まろはMVあがるたびに、みんなが可愛いと褒めてくれる事とても嬉しいよ~」「自分のこと好きな人たちに可愛いって思ってもらうために生きてる」とルックス面での評価を好意的に捉えたツイートを展開。さらにZOC公式ファンアプリでも「どんどんかわいくなっててごめん」と煽るような発言をしたため、大森が激怒し、音源にあるパワハラ行為が起きたとみられ、ファンからは「まろちゃんの体調不良も、時期的に、大森からのパワハラが原因だった?」と推測されている。
■戦慄かなのの卒業発表時には“鍵”をかけ“逃亡”!?
「ZOCは昨年7月、それまで中心メンバーだった戦慄かなのの卒業を突如発表し、その直後に戦慄が人気配信者・コレコレのツイキャスに電話出演。『辞めたくないのに辞めさせられた』と暴露しました。この時、大森は『しばらくTwitterをお休みします』とアカウントに鍵をかけてしまい、ネット上には『かなのちゃんの件を説明して!』『逃げたとしか思えない』と批判が噴出。今年2月には香椎かてぃもグループを去りましたが、大森のパワハラ音源を公開したアカウントは『武道館のZOCリハ動画 かてぃのパートのあと被せるように大森靖子が「死ね」と叫んでいます』と、動画も投稿しています」(同)
果たして大森は、戦慄の卒業時のように“逃亡”することなく、巫へのパワハラ疑惑について説明してくれるだろうか。