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モスバーガー・サブウェイ・フレッシュネスバーガー、プロがおすすめメニュー発表! “野菜が摂れる”ファストフード店1位は?

 8月15日放送の『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)で、モスバーガーが取り上げられる。「崖っぷちからの大復活チェーン店『モスバーガー』」とのテーマで、2018年に9億円の赤字を出したという崖っぷちからの復活を紹介するようだ。

 近年の高級食パンブームに乗って販売した完全予約制のオリジナル食パンも話題のモスバーガーだが、同社といえば「野菜」も魅力の一つだろう。そんなモスバーガーの野菜メニューについて、管理栄養士が他社のファーストフード店と比較した記事を再掲したい。

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「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

モスバーガー・サブウェイ・フレッシュネスバーガー、最も野菜が摂れる店はどこ!?

 「ファストフードは野菜不足になる」……そんなイメージはもう古い! 手軽にたっぷり野菜が食べられるファストフード店、実は結構多いんです。中でも、「モスバーガー」「サブウェイ」「フレッシュネスバーガー」は、健康を気にする人にも人気。そこで今回は、管理栄養士の川村先生に、「野菜が摂れるファストフード店」のランキングを発表してもらいました。

――「健康のために野菜が必要」と漠然と感じていますが、実際のところ、1日どのくらいの量を食べるべきなのでしょうか?

川村郁子先生(以下、川村) 厚生労働省の資料「健康日本21」によると、1日当たりの野菜摂取目標量は、350gと掲げられています。イメージとしては、両手いっぱいの生野菜を1日に3回食べるという感じ。つまり、朝・昼・夕食の3食それぞれ、両手1杯分の野菜を取り入れるのが理想的だといえます。

 その中でも、βカロテンを多く含む緑黄色野菜を多く摂れるといいですね。両手1杯のうち1/3以上を、トマトやほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜にできればベスト。「レタス×トマト」「キャベツ×ニンジン」といったように、赤や緑、黄色、黄緑、白など、いろんな色の野菜を選ぶように意識してみましょう。

――手軽に野菜が摂れるファストフード店も増えています。モスバーガーでは、「菜摘(なつみ)」というメニューが話題になりました。

川村 バンズの代わりにレタスで肉のパティを包んだバーガーですよね。さまざまなメニューが展開されていますが、「モスの菜摘(なつみ)モス野菜」(368円/税込、以下同)がおすすめ。シャキシャキとした歯ごたえが楽しめるレタスやトマトだけでなく、肉のパティでタンパク質を補うこともできます。炭水化物は11.5gと、普通のバーガーに比べると抑えられていますので、糖質をセーブしたい方でも選びやすいメニューでしょう。

 また、一部店舗限定のメニューですが、バンズにほうれん草が練りこまれている「グリーンバーガー」(591円)もいいですね。食物繊維が3.7gと多いのが魅力だと思います。サイドメニューを選ぶなら、「ミネストローネ」や「クラムチャウダー」(316円)などを合わせましょう。食物繊維や魚介類、豆類のミネラルをプラスでき、体も温まりますよ。

――野菜のトッピングができるサブウェイも、健康志向の人に人気が高いファストフード店です。

川村 サブウェイのメニューは、レタスやトマト、ピーマンにオニオンなど、緑黄色野菜と淡色野菜がどちらも補えて魅力的。「野菜多め」とオーダーすると、通常の2倍程度増量してもらえるのもうれしいですよね。

 サンドイッチメニューの中では、脂質は抑えめながら、野菜もタンパク質も補える「ローストチキン」(429円)がおすすめ。タンパク質をさらにしっかり摂りたい方は、クリームタイプのチーズがプラスされた「チーズローストチキン」(495円)を選ぶといいでしょう。

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 また、ドレッシングは8種類から選べますが、カロリーは結構変わってきます。例えば、「シーザードレッシング」を選ぶと39kcalですが、「チリソース」は3kcal。ドレッシングだけで36kcalも違いが出るので、注意したいポイントです。

フレッシュネスバーガーは「サイドメニュー」が優秀

――最後に、フレッシュネスバーガーのおすすめメニューを教えてください。

川村 フレッシュネスバーガーは、定番の「クラシックバーガー」(500円)がいいですね。とてもシンプルな一品ですが、1個当たりのカロリーは532kcalで、パティも113gと大きめ。1個で満足感を得やすいので、食べ過ぎの心配をしなくてもいいでしょう。また、全てのバーガーで「低糖質バンズ」が選べるのもポイント。このバンズに変えるだけで、カロリーをカットしつつ、食物繊維が増やせますよ。

 また、フレッシュネスバーガーはサイドメニューがとてもいいです。1日に必要な野菜の3分の1が摂れる「ベジタブルスープ」(380円)は具だくさんで、手軽にたっぷり栄養を補えます。ほかの店舗では珍しい、きのこの入った「マッシュルームクリームスープ」(380円)もおすすめ。きのこはカリウムや食物繊維、ビタミンB群などが含まれていますので、積極的に食事に取り入れてほしいです。

――では、「野菜が摂れるファストフード店」3店舗のおすすめ順を発表してください!

川村 野菜を増量できる、サブウェイがおすすめNo.1ですね。チキンやツナ、卵、ローストビーフなど、好きな具材を選べて野菜もしっかり摂れるので、とてもいいと思います。緑黄色野菜と淡色野菜のバランスもよく、野菜不足を感じたら、ぜひサブウェイを利用してみてください。モスバーガーとフレッシュネスバーガーは、それぞれ違う面で魅力的なメニューがあるので、同率2位とさせていただきます。

 ファストフードとはいえ、どの店舗も工夫次第で野菜をたっぷり食べることが可能。好きなパティやバンズ、ソースの味を楽しみながら、おいしくしっかり野菜を補いましょう!
(文:佐藤真琴)

■川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育

※2021年1月15日初出の記事に再編集を加えています。