嵐の櫻井翔が局長を務めるバラエティ番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)が8月14日に放送された。この日は、ピザ窯を軽トラックの荷台に乗せた“ピザトラ”を介して芸能人同士の輪をつなげる企画「ピザトラの旅」をオンエア。企画考案者の櫻井が、バラエティ番組初出演の歌手・MISIAと、メロンピザづくりに挑戦した。
MISIAが東京・自由が丘にオープンしたエシカルショップから、神奈川・川崎市の「予約だけで売り切れる」というメロン農家までピザトラで移動することになった2人。ピザトラの運転を任された櫻井は、助手席に座ったMISIAに「緊張する!」と恐縮しまくり。
しかし、「ドライブに合う曲」としてMISIAが嵐の「Happiness」をかけると、緊張がほぐれたのか、「嵐の曲知ってるの!? マジ、うれしい!」と大興奮。ノリノリで曲を口ずさむMISIAから「(曲を聞いたの)久しぶりでした?」と問われ、「久しぶりですよ」と笑顔を見せた。「と言いながら、ドライブするときはこれが1曲目なんですよね?」とMISIAに言われると、図星だったのか「自分大好きじゃないですか……!」と照れ隠しする場面も。
そんな櫻井は、MISIAの2枚目のシングル「陽のあたる場所」には思い入れが深いようで、1998年の発売当時、音楽好きの父親が「めちゃくちゃすごい人のCDを見つけた」と興奮して帰宅し、リビングで曲を流したのだとか。中学生の頃からブラックミュージックが好きだったという櫻井は、「日本人でそういうタイプの人なかなかいなかったから、『うわ、すごっ』って」と、衝撃を受けたという。その後、2人は音楽の話で盛り上がり、車内は終始和やかな雰囲気となっていた。
メロン農家に到着後は、実際に収穫を体験して大興奮のMISIAとともに、メロンピザを作ることに。収穫したばかりのメロンを櫻井は丸く、MISIAは分厚くスライスしたあと、肝心の生地作りの工程へ突入。ピザ作り3回目の櫻井は「中心から外に空気を抜いていきます」と、生地の伸ばし方をMISIAにアドバイスをしたものの、自分の生地には穴がいくつも開いてしまい、「今日絶不調ですね……」と苦笑い。
歪みまくった生地の上に、ナチュラルチーズとオリーブオイル、メロンをたっぷりトッピングして、櫻井はピザ窯で焼いていくことに。しかし、うまくいったのは、ピザを窯に置くところのみ。ピザピールでピザを取り出そうとした際に生地が破け、ピザ釜の中にメロンと生地の一部が取り残されぐちゃぐちゃの状態になってしまい、櫻井は「もはやなんの食べ物かわからない……」とテンションダウン。
MISIAの手本になるはずが、大失敗に終わってしまい、「でもいい匂いですよ、匂いはすごくいい匂いします」というMISIAからのフォローに櫻井は「いや~、すみません」と恐縮していた。
しかし、櫻井はMISIAがまだピザを焼いているにもかかわらず、自分の焼いたピザを試食し「うまっ!」と叫ぶなどやりたい放題。最終的にはMISIAが上手に焼いたピザを食べ、「これだ! メロンピザは!」と感銘を受けていた様子だった。
この日の放送に、ファンからは「翔くんとMISIAさんが音楽の話してるの胸熱だった」「お父さんとのエピソードにほっこりした」「ピザ作り全然上達しない翔さん可愛すぎる」「初めて挑戦したMISIAのほうがいろいろうまいの爆笑した」という声のほか、「今度ぜひじっくり翔さんとMISIAさんのトークを聞きたい」「櫻井くんのピザ修行企画してみてもいいと思う!」とのリクエストも集まっていた。