KinKi Kidsのバラエティー番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)が8月14日に放送され、俳優の桐谷健太がゲスト出演した。
「ゲストのやりたいことをする」というのがコンセプトの同番組。桐谷のやりたいことは、「同世代のキンキと懐かしい話を語り合いたい!」というもの。桐谷と堂本剛は同学年、堂本光一は2人の一学年下で3人は同世代、かつ子どもの頃を関西地方で過ごしたのも同じとあって、3人で昔のはやりモノを振り返ることに。ちなみにこの話題で光一は、「70年代生まれが見て懐かしいと思うもの」といった動画をネット上で見ることがあると話し、「それ見るとね、涙出てくる」と明かしていた。
そんな中、まずは「懐かしいCMを見てみよう!」ということで、俳優の八名信夫が「まずい! もう一杯!」と吐き捨てる青汁のCMや、「スコーンスコーン湖池屋スコーン」というリズムが耳に残るお菓子のCMが流され、「懐かしい」(光一)「CMの音楽好きやわー」(剛)と、さっそく大興奮。
さらに、関西ローカルCMの話題に広がり、「奈良健康ランド」や「ホテルニューアワジ」のといった、ローカルCMのメロディーを3人で合唱。剛は「これ、大阪の人が歌えんかったら大阪から出ていってほしい」と冗談を言いつつ、何十年たってもみんなで歌えるCM曲こそが「大ヒット曲やからね!」と大絶賛していた。
次に、昭和に流行していた懐かしの文房具を振り返るコーナーでは、番組スタッフが用意した“F1マシン柄”の筆箱を手に取った光一が、「ねぇ、ちょっと待って! 俺、これ同じの持ってた!」と偶然の一致に仰天。スタッフからはどよめきと拍手が巻き起こり、剛も「すごーい」と驚いていた。
さまざまな文房具を見た後には、「懐かしいなって思うと同時に、これを与えてくれていたんだなっていう親の愛に、今ちょっと泣きそうになってる」と剛は感傷的に。光一も「エモーショナルやね。エモいね」と共感していた。
その後の「給食の時間」では、関西地方では出てこなかったという人気メニュー「ソフト麺」を、3人が初体験。光一は「普通においしいですよ。けど、すごい感動を呼ぶかっていうと……」と疑問を持ち、剛も「これ成分なんですか? 僕の舌が今感じたことのない旅に出てるから……」と戸惑いを隠しきれない様子だった。
最後は駄菓子屋コーナーで、3人それぞれ“上限300円”の買い物をすることになり、光一は「オレンジマーブルガム」(22円)を手に取りながら、「これも懐かしいよ……これ見たら俺泣けるわ」と感情的に。一方、剛は以前から好きだと公言していた「どんぐりガム」を選び、ガムについている当たりクジもチェックしてみることに。光一に「これで当たりが出たら剛くんスターだよ」と煽られていたが、剛は見事に当たりを引き、周囲からは拍手が巻き起こった。
また、1980年代に小中学生を中心に爆発的ブームになった「ビックリマンチョコ」のシールコレクションが登場すると、光一は「え、なんやろう。めっちゃゾクゾクする……」「これ泣けるね」と感激し、剛も「あー、なんかおかしくなりそう」と興奮が止まらない様子。
番組エンディングには、懐かしいモノを見ていろいろな思い出が蘇ったのか、光一が「死ぬ瞬間ってこんな感じかな」とつぶやき、「めっちゃ気持ちいい温泉にずいぶん入って、出てきた感じせえへん?」と独特の感想も漏らしていた。
この放送にネット上では、「奈良健康ランドとホテルニューアワジのくだりはテンション上がった(笑)」「剛くん、どんぐりガム当てるなんて! やっぱジャニーズすごいわ!」「光一さんの走馬灯を一緒に見られてよかった」などのコメントが寄せられた。