8月17日発売の「女性自身」(光文社)が、俳優・東出昌大に主演映画のオファーが舞い込んでいたものの、出演に至らなかったと報じている。その理由は、東出サイドが受け入れなかったためだといい、業界関係者からは「不倫相手はようやく復帰できるか、というところなのに……」とあきれたの声も聞かれる。
「東出といえば昨年1月、『週刊文春』(文藝春秋)によって2018年公開の主演映画『寝ても覚めても』で共演した若手女優・唐田えりかとの17年から3年に及ぶ不倫が判明。15年元日に女優・杏と結婚し、16年に双子の女児、17年に男児が誕生して“3児の父”となっていたにもかかわらず、長年不貞を働いていたとあって、世間から猛批判を浴びました」(芸能ライター)
結局、東出は不倫発覚から約半年後の昨年7月に杏と離婚。子どもたちの親権は杏が持つこととなったが、今年5月発売の「女性セブン」(小学館)は、東出の提示していた養育費が“子ども1人につき月額1万円”だったと伝えた上、その支払いを始めずに繁華街で飲み歩いているなどと報じた。
「不倫報道以降、何かとバッシングを浴び続けている東出ですが、芸能活動を休止することはなく、騒動以降もドラマや映画に出演しています。今年10月には主演映画『草の響き』の公開が控える中、今月17日発売の『自身』では、別の映画からも東出に主演のオファーがあったとスクープしました」(同)
記事によると、同映画は漫画原作で、主人公は妻に育児を任せきりにしていた“ダメ夫”と、ある意味、東出にピッタリな役どころだったというが……。
「東出の所属事務所・ユマニテがオファーを受けなかったため、最終的には、ある『仮面ライダー』(テレビ朝日系)出身俳優が主演することになったと伝えています。事務所は東出の不倫で莫大な違約金を被り、本人も養育費の支払いさえできていなかったはずですが、主演映画のオファーを蹴ることができるというのは、つまり今後の見通しも明るく、余裕が出てきているのかもしれません。そうだとすれば、あらためて唐田の境遇との“差”を感じます」(テレビ局関係者)
唐田は、不倫報道当時に起用されていた連続ドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系)を第2話から出演自粛し、その後は昨年3月放送の単発ドラマ『金魚姫』(NHK BSプレミアム)に出演したきり、活動休止状態が続いている。また、昨年10月配信の「NEWSポストセブン」では、唐田が所属事務所・フラームで事務仕事をしていることが報じられた。
「今月3日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)では、唐田に来年公開の映画で復帰するチャンスがあったものの、杏と同じ事務所の俳優が主要キャストに決まったため、唐田の起用はなくなった……などと伝えられました。しかし、7日にはフラームの公式インスタグラムに唐田の近影がアップされるといった動きがあったことから、『やはり活動再開に向けて準備が進められているのでは?』とみる声も上がっています。このように、唐田はまだ『やっと復帰にこぎつけるか』という段階なのに対し、東出は活動を継続したまま、しかも仕事を選べる状況なのだと思うと、唐田サイドは合点がいかないでしょうね」(同)
とはいえ、東出が仕事を選り好みしていることに一番納得がいかないのは、やはり杏だろう。“ダメ夫”役を蹴った東出が次にオファーを受けるのは、いったいどんな役だろうか。