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メリー会長の訃報めぐり、ジャニーズ事務所が“異例の対応”!? 「全タレントの映像使用OK」に、テレビ局衝撃のワケ

ByAdmin

8月 18, 2021 #ジャニーズ

 ジャニーズ事務所は8月17日、藤島メリー泰子名誉会長が同14日に肺炎のため都内の病院で亡くなったことを発表。現役または元所属タレント、業界関係者など、各方面からお悔やみの言葉が寄せられている中、メディア関係者の間では「メリー氏の訃報を扱うにあたり、これまでのジャニーズからは考えられない事態が起きている」と衝撃が走っているようだ。

「同事務所の創業者で、2019年7月に亡くなったジャニー喜多川社長とともに“ジャニーズ帝国”を築き、『たのきんトリオ』『少年隊』『SMAP』など多くのグループやタレントを支えてきたメリー会長。芸能界においても“重鎮”といえる存在ですが、葬儀や告別式は近親者のみで営まれたとか。あくまで“裏方”として経営面やタレントのマネジメントを行っていたこともあり、お別れの会などが開かれる予定もないそうです」(芸能ライター)

 今回の訃報を受けて、同事務所の“長男”である少年隊・東山紀之を筆頭に、木村拓哉、嵐・櫻井翔や松本潤といった“現役ジャニーズ”が続々とコメントを発表。また、少年隊・錦織一清や、元タッキー&翼の今井翼など、退所したタレントたちも追悼メッセージを寄せており、各メディアで取り上げられているが……。

「メディア関係者からは、『報道にあたって、ジャニーズが“異例の対応”を見せている』と驚きの声が上がっています。というのも、ジャニーズはテレビ各局に対し、メリー会長の訃報を取り上げる際に使用する映像について、ほぼ注文をつけていないんです。元来ジャニーズは、ことテレビで所属タレントに関するニュースを取り上げる場合、『使用OKの映像は〇年のドームコンサートのものだけ』『動画はNG、静止画のみOK』『退所者の素材使用は一律NG』などと、逐一注文を入れてきました。ところが、今回は注意事項がほぼない上、退所者を含め、『全ジャニーズタレントの映像使用がOK』なのだとか。これまででは考えられなかった対応をみせているそうです」(スポーツ紙記者)

 つまり、16年にSMAPを解散し、17年9月に退所していった稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾や、もはやテレビで映像が流れることはほとんどない光GENJIの元メンバーなども、「お悔やみコメントを出せば、それに合わせて歌唱シーンを放送してもいいということになる」(同)ようだ。

「ジャニー社長が亡くなった際は、写真や映像の素材使用に厳しいルールが設けられていたので、今回の映像使用許可に関しては、メリー会長自身の意向が関係している可能性があります。唯一、ジャニー社長の映像だけは、今回も使用NGにされているそうですが……」(同)

 ちなみに現状、元SMAPメンバーでは木村だけが自身のインスタグラムを通して、「どんな時も、前向きな心と言葉をいつもありがとうございました‼︎ ゆっくり、休んで下さい」と、追悼コメントを発表している(18日午後5時現在)。

「すぐに訃報が伝えられたのは所属タレントのみで、退所者はみな世間と同じくニュースでメリー会長の死去を知ったようです。現在もお悔やみ文を出すかどうか、様子見している者は多いのかもしれません」(同)

 “事務所側はそこまで制限していない”というのが実情であれば、メリー会長へのメッセージは今後さらに増えていきそうだ。

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