チャンネル登録者数が日本トップクラスの人気YouTuber・はじめしゃちょーと、同じく人気YouTuber・ヒカルが同日に公開した動画について、ネット上で批判の声が集まっている。
「小学生が選んだYouTuberランキング2020」(FULMA株式会社調べ)で第4位を獲得したほか、バンダイ公式YouTubeチャンネルにゲスト出演するなど、子ども向けコンテンツでも活躍を見せているはじめしゃちょー。一方のヒカルも、アパレルブランド「ReZARD」を設立したり、靴や衣料品の通販サイト「ロコンド」のテレビCMに出演したりと、その影響力は絶大だ。
この2人は公私ともに交流があるようだが、ヒカルは8月14日、自身のYouTubeチャンネルに「はじめしゃちょーと縁切りました」という動画をアップ。“縁切り”の理由は「誕生日をお祝いされてない」というもので、明らかな“ネタ”ではあるのだが……。
「ヒカルはこの動画の中で、はじめしゃちょーとは『相思相愛』の関係だとした上で、『誕生日を祝ってもらえないと、さすがに友達を続けるのは、ちょっと厳しいのかな』と“絶縁”を考えたと明かしています。これに対し、はじめしゃちょーは同日に“アンサー動画”をアップ。ヒカルに謝罪しようとするも、冷たくあしらわれる場面がありました。最終的に、はじめしゃちょーは『お返し』に1億円を用意し、翌15日には、その1億円をプールにばらまいて、ヒカルにつかみ取りさせるという企画動画がアップされています」(芸能ライター)
このように、最初から企画のために行われた“絶縁宣言”だったため、ネット上には「最高の茶番を見た」「やっぱりトップYouTuberが考えることは面白い」といった声も上がっていたものの、「子どもも見てるのに、金で遊ぶのは最悪」「カネしかネタがないんだな、と虚しい気持ちになった」「やってることが下品極まりない」などとブーイングも聞こえてくる。
「子どもに人気のあるはじめしゃちょーが、こうした企画に参加したことで、ネット上には『小さい子たちが、こういうYouTuberを面白がってることに衝撃』『子どもにはテレビを見せたほうがいいかも』『子どもははじめしゃちょーが好きだけど、今後は見せないようにします』といった批判コメントも多く書き込まれています。たとえ茶番だとしても、お金をおもちゃのように扱っていたことについて、違和感を覚える人は少なくないようです」(同)
今回の動画は、来年の「小学生が選んだYouTuberランキング」に影響を与えるのか、注目したいところだ。