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沖縄の辛味調味料、島とうがらし「こーれーぐす」活用レシピ! 酸っぱくて辛いスープとエビのビール煮

――日本各地のご当地で愛され続ける、家庭料理の味。北海道から沖縄までそれぞれの地域でロングセラーを誇るローカルな商品を、調味料ソムリエ/野菜ソムリエ・MICHIKOさんが紹介していきます。

沖縄の味:こーれーぐす

 今回は、南国の伝統調味料「こーれーぐす」です。

 ご存じでしょうか? 沖縄の方言で唐辛子のことを言います。沖縄のどこの食堂や家庭のテーブルにも置かれているポピュラーな調味料が「こーれーぐす」。

 原材料はシンプル。沖縄を代表とする島唐辛子と泡盛、この2つだけ! 島唐辛子は沖縄野菜の一つで小さくてカワイイのですが非常に強い辛みがあります。泡盛は琉球諸島で作られる度数が高めの蒸留酒です。ガラス瓶に島唐辛子を入れ、泡盛を加えて漬け込むだけで出来上がり。いつの間にか、お酒の角もとれて辛味と調和され、ほどよいマイルドな味わいになっていきます。島唐辛子の辛味成分カプサイシンがたっぷり泡盛に溶け込んでいます。

 いろいろな料理に振りかけて食べますが、実際に麺類でも、冷奴でも、料理にふってみると、その何とも言えない発酵された甘く刺激的な香りと、泡盛とよくからまりあった唐辛子の辛味が、絶妙なのがわかります。この独特の辛味と風味は大人のもの、楽しみです。あまりのおいしさに、ビンの底に残った赤い島唐辛子に泡盛を継ぎ足して追泡盛するとか。島唐辛子を細かく刻んで和え物などに加えたりして、最後まで楽しむことができますよ。

一味唐辛子やワサビのかわりに使うのがおすすめ!

 沖縄のソウルフード・沖縄そばはもちろん、辛味調味料として、何にでも振りかけて! 一味唐辛子やワサビのかわりに使うのがおすすめです。かなり辛いのでまずは数滴から、また温かい汁物や加熱料理にかけるとアルコールの香りも飛んで食べやすくなります。

 ラーメンやそば、味噌汁、スープ、刺身に、醤油とこーれーぐすは定番とか。豚肉入りの炒め物に数滴加えればトロピカルな味わいに。ピザやパスタのイタリアン系にも、タコスなどのメキシコ料理にも、目玉焼きやハンバーガー、サラダや唐揚げにも、どんな料理につけても、「こーれーぐす」の魅力は味わえます。

 泡盛はアルコールが含まれているので、お子様やお酒の弱い人は気をつけてください。保存は常温でOK。これ1本あれば、あなたも料理上手に♪

【こーれーぐす】アレンジレシピ:鶏肉のスープ春雨

 疲れがス~ッと抜けるような、すっぱくて辛くてあまいスープ♪

【材 料】(1人分) 

春雨(乾燥)40g・鶏ささみ肉 40g、もやし 40g
(A)砂糖 小さじ1、鶏がらスープの素 小さじ2、塩 少々
こーれーぐす・香菜・レモン 各お好みで

【作り方】

1)鍋に水(350ml)を沸騰させ、春雨とひと口大に切った鶏ささみを入れて、中弱火で3分ほど煮ます。
2)もやしとAを加えて、ひと煮たちさせます。
3)器に盛り、お好みで香草をのせ、レモンを絞り、こーれーぐすをふり入れます。

【こーれーぐす】アレンジレシピ:エビのビール煮

殻付きのエビ 8尾、ビール 100ml、香草・レモン・こーれーぐす 各適量

 エビは背中側からハサミを入れて背ワタを取り除く。フライパンにエビを並べ入れ、ビールを注ぎ蓋をして、火をつけて蒸し煮にする。エビに火が通れば、器に盛り、お好みで香草、レモン汁、こーれーぐすを振りかける。