熱愛報道直後に新型コロナウイルス感染を発表した、“ゆきぽよ”ことタレントの木村有希。公私ともに関わる非常に大きな出来事といえるが、さらに同じタイミングで、彼女は「“人生の分岐点”に等しい重大局面を迎えていた」(テレビ局関係者)という。過去の不祥事に対するバッシングで、一時は活動休止状態にあったが、体調が回復した後には“返り咲き”も期待されているようだ。
ゆきぽよは今年1月、「週刊文春」(文藝春秋)のスクープによって、詐欺容疑や薬物使用容疑で逮捕歴のある男性と親密関係にあることが発覚。その後、情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)にVTR出演し、涙ながらに謝罪したが、世間からはバッシングが相次ぎ、程なくしてテレビ界からは姿を消した。
「その後、彼女は新聞各社や関係各所へ“謝罪行脚”を行いました。そうして3月にパーソナルトレーニングジム・RIZAPの新CMが放送され、5月には3rd写真集を発売するなど、少しずつ活動を再開しています。しかし、批判の多さもあってか、テレビ露出は激減。世間からはすっかり『あの人はいま』に近い視線を送られている状態です」(スポーツ紙記者)
そんなゆきぽよだが、8月19日発売の「女性セブン」(小学館)で、アーティスト・CIMBAとの親密交際が報じられることに。さらにその直後、所属事務所・デルタパートナーズからコロナ感染が発表された。
「実は、コロナ感染がなければ、ゆきぽよは今月中に所属事務所からの“独立”を発表していたとみられます。現在もデルタパートナーズの公式サイトに名前があるものの、彼女自身、籍は置いていないと、親しい関係者に報告しているそう。すでに新しい“パートナー”もいるようで、今後は彼の関わる中堅芸能事務所の所属となるのでは。その人物もまた、過去に不祥事を起こしているだけに、“ワケアリ同士”がタッグを組んで再始動することになりそうです」(テレビ局関係者)
先行き不安なゆきぽよの独立だが、意外にも業界内では前向きに受け入れられているという。
「というのも、ゆきぽよのメディア露出が減った原因は、本人ではなく、デルタパートナーズのX社長によるところが大きかった。同氏は今年6月、ニュースサイト『文春オンライン』で元所属タレントに対するモラハラや嫌がらせ行為が伝えられていますが、横柄な態度はメディア関係者に対しても同様で、『恫喝された』『土下座を強要された』なんて物騒な話まで聞こえてきますからね。『彼がいないならば……』と、今後はゆきぽよを起用する雑誌やテレビが多くなるかもしれません」(同)
X氏との“最後の大仕事”となった写真集のタイトルは、『はじめまして。』(光文社)。本人いわく、「スキャンダルを乗り越え、生まれ変わったゆきぽよ」という意味合いが込められているとのことだが、実際には育ての親に対する「別れの言葉」となったようだ。