鉄道や自動車のおもちゃといえば、どんなおもちゃ屋さんにも売っている定番商品ですよね。意外と玩具の品ぞろえが豊富なダイソーにも、面白そうな「走るおもちゃ」が売っていました。
カーブを曲がる瞬間が気持ちいい! ダイソーの「電車セット」
便利度:★☆☆☆☆(便利さは特になし)
コスパ:★★★★★(意外と奥深く遊べます)
ハマり具合:★★★☆☆(何回も繰り返し走らせたくなる!)
最初に紹介するのは、“THE・おもちゃ”という感じのパッケージが楽しい「電車セット」。レールが16本と、新幹線風の本体が3車両分入っています。
まずはレールを組み合わせて好きな経路を作成。その上をゼンマイ式の列車が走っていくというシステムです。シンプルすぎてすぐに飽きるかもと思っていたのですが、実は線路の組み合わせ次第でかなり遊べる一品。急カーブや直線、くねくねした道など、工夫次第でさまざまなルートを作ることができました。
何より気持ちいいのが、カーブを曲がる際のフィット感です。連結部分が線路に沿って角度を変え、スムーズに走り抜ける様は意外な快感。鉄道模型にハマる人の気持ちが、なんとなくわかるような気がします。
複数個購入して、車両や線路を伸ばすのもおすすめ。ぜひ自分だけの路線を作り上げてみてください。
便利度:★★☆☆☆(インテリアとして利用してもOK)
コスパ:★★★☆☆(タイヤの重さが高級感を醸し出しています)
驚き:★★★★★(こんなに走るの!? ってビックリするはず)
続いては、「フリクション走行でGOGO バス」という商品で遊んでみましょう。同商品は、某ドイツ車を意識したと思われるオシャレなデザイン。ディスプレイとして飾るのもよさそうですね。
最大の特徴は、「フリクション走行」というシステム。この言葉はダイソーオリジナルではなく、“動くおもちゃ”のジャンルのひとつとして存在するものです。
フリクション走行の遊び方は非常にシンプルで、進行方向めがけておもちゃを押し出すだけ。実際にやってみるとビックリするのですが、「このぐらいの力で押せばこのぐらい進むだろう」と思う距離の3倍ほどの走行距離を叩き出してくれます。
走力も大きな魅力ですが、フリクション走行システムは押したときの感触もたまりません。普通のミニカーよりも抵抗感があり、手に伝わるタイヤの重さが100均とは思えない高級感を醸し出していました。
子どものように夢中になりたい人には「電車セット」が、好奇心が刺激されるおもちゃを探している人には「バス」がピッタリです。想像以上にハイクオリティなダイソーの“走行おもちゃ”を、ぜひ手に取ってみてください。