タレントの宮迫博之が9月1日、吉本興業のお笑いコンビ・次長課長の河本準一のYouTubeチャンネル「河本じゅんちゃんねる」に登場。宮迫といえば先月、自身のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」とサブチャンネル「裏迫ですッ!【宮迫博之】」の更新を一旦休止した後、再開したが、「宮迫と河本のコラボレーションは、双方にメリットがあるようだ」(芸能ライター)という。
宮迫は2019年6月に報じられた“闇営業”をめぐる騒動から吉本興業との契約を解除され、20年1月にYouTubeでの活動を開始。先月17日には吉本公式YouTubeチャンネルとABEMAで配信された『アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会』をもって、蛍原徹とのコンビも解散に至った。
「同配信中、解散の原因に“宮迫がYouTubeを始めたタイミング”を挙げた蛍原に対し、宮迫が『コラボ相手との動画を撮ってしまっていた』ためにタイミングをずらせなかったなどと“言い訳”したことで、業界内外から批判の声が上がることに。宮迫は同19日に自身のメインチャンネル『宮迫ですッ!』にアップした動画内で『結局、僕は自分のことばっかり考えてた』と謝罪し、サブチャンネルと併せて更新を休止すると発表しましたが、26日には再開を宣言しています」(同)
一方、現在も“吉本芸人”である河本は、20年4月にYouTuberデビュー。以降、動画内で宮迫について語ったり、本人とコラボしたりしていた中、今回は「【突撃ドッキリ】「宮迫ですッ!」チームの温泉旅行に凸するもヤバい過去を暴露しあうことに…」と題した動画を公開した。
「同動画内で、宮迫は『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演していた頃、河本とともに“浮気ブラザーズ”と呼ばれていた過去に触れ、『“浮気ブラザーズ”の時は大変やったな。「行列」で散々イジられて。顔で笑って、心で泣いてたからな』『オンエアの時、見計らって、外食に嫁誘って見せんようにしたのに、日曜の昼間に聞いてもいない再放送あんねん。結果、それ見られてめっちゃ怒られるっていう』などと振り返りました。これに対し、ネットユーザーからは『自分が浮気しなければ良かっただけ』『宮迫は自業自得で、つらかったのは奥さんのほうなのに』『やっぱり自分のことしか考えてないじゃん』といった呆れ声が寄せられています」(同)
ただ、中には「宮迫と河本のコラボとか興味ないけど、河本からすれば宮迫に便乗できるメリットは大きいんだろうなあ」という指摘も。9月2日現在、「宮迫ですッ!」のチャンネル登録者数は143万人だが、「河本じゅんちゃんねる」は5.84万人。「裏迫ですッ!」の8.2万人をも下回る寂しい状況だ。
「河本がアップしている動画の再生回数も、数千回のものが多いのですが、今回宮迫とコラボした動画は公開から19時間で2.8万回再生となっています。ちなみに、河本は12年に母親の“生活保護不正受給騒動”で世間の批判を浴びたイメージが根強く、『河本の生活保護受給問題と比べたら、宮迫の闇営業騒動とかどうでもいい』『宮迫がテレビから消えて、河本が残ってる理由は何?』といった声も。そういったよからぬイメージから、逆に宮迫が河本とコラボするメリットがないように思えますが、雨上がりが解散し、今後、吉本芸人とのコラボが“完全NG”になる可能性もあるだけに、宮迫に“吉本芸人とのつながりを保っておきたい”という思惑があるのかもしれません」(同)
そんな宮迫は今月1日、「【宮迫&河本】明石家さんま師匠の取扱説明書【永久保存版】」と題した動画を公開し、河本と吉本の大御所・さんまについてトークしている。これについても「いつまでも吉本ネタかよ」「今さらさんまを利用するな!」といった批判が噴出しているが、宮迫もなりふり構っていられないのかもしれない。