• 日. 12月 22nd, 2024

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日テレ、『しゃべくり007』で“また”差別問題発生? 「テレビ局は感覚が麻痺してる」「スタッフは何してんの?」と批判のワケ

 8月30日に放送されたバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)。この中で、レギュラーメンバーであるお笑いトリオ・ネプチューンの堀内健が“差別発言”をしたとして、ネット上で問題視されている。

 今回は、東京オリンピックで銀メダルを獲得したバスケットボール女子日本代表選手と、同チームのトム・ホーバスヘッドコーチが出演。「裏のキャラ全公開SP!」と題して、選手たちの知られざる一面が紹介された。

「同コーナーで各選手のパーソナルなエピソードが明かされていく中、両親がガーナ出身の馬瓜(まうり)エブリン選手は、“オリンピック前にヘトヘトになるまでやっていたもの”があると告白。しゃべくりメンバーが何をやっていたのか当てる一幕がありました」(芸能ライター)

 その際、「おしゃべり」や「お笑い鑑賞」といった回答が出たものの、いずれもハズレ。「登山」「山菜取り」が惜しい回答とされ、最終的にはくりぃむしちゅー・有田哲平が「キャンプ」と答えて正解した。馬瓜選手は、心身ともに溜まったストレスを「自然に癒やされたい」という理由で、代表合宿の2日前にもキャンプを行い、疲労が抜けきらないまま練習に参加したという。

「しゃべくりメンバーが答えを出していく中で、堀内は『漢字練習?』と回答。アフリカ系にルーツを持つ馬瓜選手への“差別発言”といえますが、ほかのメンバーは堀内のコメントにツッコむこともなく、“スルー”状態でした。ネット上には、『日本人選手にはこんな発言しないのに、馬瓜選手にだけ言うのは差別です』『ホリケンっておバカな芸風だと思ってたけど、ただ無神経なだけじゃん』『周りの芸人も無視してないでなんか言えよ』など、批判が続出する事態となっています」(同)

 さらに、「差別発言を堂々と放送してる番組側もヤバイ。スタッフは何してんの?」「日テレ、また差別問題かよ……」といったあきれた声も見受けられる。というのも、日テレは3月12日に放送された朝の情報番組『スッキリ』の中で、アイヌ民族に対する差別表現があったばかりなのだ。

「番組では、アイヌ民族を描いたドキュメンタリー作品を紹介する際に、芸人の脳みそ夫が“謎かけ”を披露。しかし、その内容がアイヌ民族を侮辱する言い回しだったため、ネット上で大バッシングを浴びました。7月には放送倫理・番組向上機構(BPO)が『放送倫理違反があった』と判断し、8月26日に『スッキリ』内で『アイヌ民族差別表現放送経緯のご報告』として、約30分間にわたって経緯の説明や、再発防止への取り組みを報告していたのですが……」(同)

 堀内の発言がネット上で拡散されると、「日本のテレビ局は感覚が麻痺してる」「直球差別発言だし、放送倫理違反でしょう」などと指摘する声が相次いだものの、放送から1週間たっても、番組側からのコメントなどは出ていない。日テレが行った再発防止の取り組みは、机上の空論だったのだろうか?

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