連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。
相談「子どもと私の、朝の身支度でリビングがゴチャゴチャです」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)
汚家まるごと変身企画“17回目”は、リビングでの「身支度グッズの収納」を見直していきます。狭いスペースこそ使いやすい、「IKEAワゴン」のマルチな魅力をお伝えするだけでなく、2つの「サイズ比較」と「使い方」までご紹介!
[Before]文房具におもちゃまで雑多なワゴン
写真上は、IKEA「ロースコグ ワゴン」3,999円(税込/ライター調べ)です。狭い空間から、必要な場所まで動かせる便利ラックとして人気があります。Kさんの家でも、生活雑貨ワゴンとして使われていましたが、中身が雑多です。
赤ちゃんが手にすると困る小物、文房具やおもちゃはほかの収納棚(前回記事)へ移して、目的を持った「使い方」に変えていきます。
[After]朝の身支度グッズをまとめた「収納ワゴン」に変身!
大人と子どもの身支度グッズを「IKEAワゴン」にまとめて「ヘアメイクワゴン」に変身。朝は、子どもの髪結いを。昼は、大人のメイクを。食卓テーブルから洗面所まで、使いたい場所へ動かして使うことができるのがこのワゴンの魅力です。
さらに、ワゴン内の小物が散らからないコツ、赤ちゃんが手を出しても大丈夫な工夫もあります。
[1段目]毎日使う、すぐ使う小物は上段にセット
赤ちゃんの手が届かない高さの1段目に、美容品や体温計をセット。小物は、出し入れを繰り返すと倒れやすいため仕切りケースを使います。Kさん宅ではペンスタンドと綿棒ケースを使いましたが、牛乳パックや空き箱も◎。汚れたら処分しやすく、手入れが楽で済みます。
2段目は、大人のメイク用品です。写真左から、自宅用メイクポーチ、外出持ち出し用メイクポーチ、テーブルの上に置くミラーの3点セットでまとめました。
食卓テーブルの上に、道具を広げてメイクをするKさんには「マジックポーチ」がおすすめです。
[マジックポーチとは?]メイクポーチなのに、ゴチャゴチャのままでOK!
化粧品をいちいち出して片付けるのが面倒だという方はコレ! ゴチャゴチャのままで良い「マジックポーチ」です。巾着の紐をひっぱるだけで、広げてそのまま片付けることもできます。可愛い色も揃うので、amazonでチェックしてみてください。メイクの片付けがすごく簡単です。
[3段目]ドライヤーとヘア飾りを大きく収納
3段目は、ドライヤーとヘア飾りを収納。ダイソーの「フタ付き収納 BOX」なら、無造作に投げ入れる収納です。娘さんの、小さなヘア飾りはキッチンで使っていたマグネット付き小物ケースへ。
[いたずら対策]赤ちゃんのいたずらとホコリ対策は「ジッパー付き」がおすすめ!
赤ちゃんの手が届くようになった場合には、「ジッパー付きケース」がおすすめです。ジッパーがあれば、赤ちゃんの出し入れ遊び対策になります。硬いプラスチックボックスに比べて、ジッパーを開けておけば出し入れも簡単。ホコリ対策にもなります。
「IKEAワゴン」にまとめた「コスメ収納」を、食卓テーブルの横に用意しました。使うときに、手前に引き出すだけで朝の身支度が一つにまとまります。
「IKEAワゴン」は、ライフステージに合わせて「使い方」を変えることができます。あらゆる暮らしの悩みに対応できる「万能ワゴン」ですが、小さなサイズも優秀です。大きなサイズとの違いについて、次にまとめました。
[IKEA万能ワゴンのサイズ比較]「ロースコグ ワゴン」「ロースフルト」
写真上は、筆者宅の(左/大)IKEA「ロースコグ ワゴン」3,999円と(右/小)IKEA「ロースフルト」2,999円(ともに税込/ライター調べ)です。今夏より、低価格に変わったのもうれしいポイントです。
中央にダイソー「フタ付き収納 BOX」を置いてサイズ感を比較してみました。(左/大)は、B4サイズ寄り(右/小)は、A4サイズ寄りです。
[大きいワゴン]IKEA「ロースコグ ワゴン」3,999円の使い方
カラーボックスと同じB4サイズ寄りの、IKEA「ロースフルト ワゴン」です。ひとつの作業をまとめた「グループ収納」に使用すると、とても便利です。メイク収納ほかにも、以下のような「使い方」が人気です。
[1]朝の身支度グッズをまとめた「ヘアメイクワゴン」
[2]小学生の身支度グッズをまとめた「ランドセルワゴン」
[3]赤ちゃんのお世話グッズをまとめた「ベビーワゴン」
[4]コーヒーグッズをまとめた「カフェワゴン」
[5]お掃除グッズをまとめた「掃除ワゴン」
IKEA「ロースフルト ワゴン」はA4サイズ寄りです。筆者宅では、食卓テーブル下に置いて「テーブル上に散らかる小物」を収納しています。ワゴンの高さが65cmなので、食卓テーブルやデスク、カウンターの下(天板下67cm以上の場合)に収まります。ほかにも、以下のような「使い方」が人気です。
[1]食卓テーブルの下に「テーブル上の小物置きワゴン」
[2]玄関の付近に、マスクや消毒の「衛生用品置きワゴン」
[3]バスルームの前に「着替えとタオル置きワゴン」
[4]ゴミ箱のサイドに「ゴミ出しグッズワゴン」
[5]イラストや手芸などの道具をまとめた「趣味ワゴン」
[まとめ]
小さなワゴンは、家具の中に入れると便利。大きなワゴンは、使いたい場所のサイドへ移動できるのが便利。どちらも、部屋が狭いとお悩みの家にぴったりのアイテムです。