日本でも大ヒットした韓国ドラマ『梨泰院クラス』(Netflix)が、来夏にテレビ朝日系で連続ドラマとしてリメークされると一部週刊誌が報じ、ネット上で悲鳴にも似た声が飛び交っている。
9月7日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)によると、主演は俳優の竹内涼真で、リメーク版は東京都港区の繁華街・六本木を舞台にした『六本木クラス』になるという。
『梨泰院クラス』は、昨年1月から3月まで韓国のケーブルテレビ局・JTBCで放送。ソウルの飲食店激戦区・梨泰院(イテウォン)で、パク・ソジュン演じるイガグリ頭の青年パク・セロイが、大富豪一家とのビジネスバトルを繰り広げながら、自身が開いた居酒屋「タンバム」を人気店にするため奮闘するサクセスストーリーだ。
「Netflixオリジナル作品として世界で配信されると、日本でも大ヒット。“土下座をする・しない”といった展開や、派手な逆転劇の連続は、2013年に放送された日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)を『彷彿させる』という視聴者の意見もあるようです。ヒットする要素が詰まった作品ともいえるため、日本のテレビ業界が同作のリメークに手を出すのも納得です」(芸能ライター)
しかし、ネット上では竹内ファンから「涼真くん、主演おめでとう!」「放送が楽しみ!」と喜びの声が上がる一方、「『六本木クラス』? 違和感しかないんだけど」「タイトルは仕方ないとしても、リメークすること自体間違ってる!」「信じない信じない、もうやめてくれ」「また一つ好きな韓ドラが……」と悲鳴を上げる韓国ドラマファンが続出。9月6日夜には、Twitter上で「六本木クラス」がトレンド入りするほどの騒ぎとなった。
「そもそも『梨泰院クラス』の原作は、韓国発のスマホ向け漫画サービス『WEBTOON』で配信されている同名漫画。19年に漫画配信サービス『ピッコマ』で連載された日本版は『六本木クラス〜信念を貫いた一発逆転物語〜』というタイトルに変更されています。ローカライズされた背景には、連載当時、梨泰院が日本で広く認知されていなかったことがあると思われますが、実写化で梨泰院のイメージが日本で広まったことや、そもそも梨泰院と六本木では街並みなどの印象がかけ離れていることもあって、今となっては日本版タイトルに違和感を感じるのも仕方ないでしょう。ただ、漫画版『六本木クラス』は連載当時、『原作に忠実』と原作ファンからの評判も概ね上々であったため、街並みさえ気にしなければドラマ版も期待できるかもしれません」(同)
また、好演したパク・ソジュンのイメージが強いためか、ネット上では「なんで竹内涼真なの?」「セロイのイメージと違う」とキャスティングに疑問の声が上がっているほか、「『梨泰院クラス』のリメークなら、藤ヶ谷くんでお願いしたかった」「めちゃめちゃ似てるのに、なぜ藤ヶ谷太輔にしてくれない?」「見た目ならキスマイの藤ヶ谷くんが似てるんだけど」とKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔を挙げる人も見られる。
「昨年8月に放送されたバラエティ番組『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ系)にて、コントの中で藤ヶ谷が『パク・セロイに憧れすぎている飲食店の店長』を演じ、『パク・ソジュンにそっくり』と視聴者の間で話題になりました。今回のリメーク版の報道を受け、特徴的なカツラを被って『梨泰院クラス』の主人公になりきる藤ヶ谷の画像が、ネット上で再び拡散されています」(同)
現時点では、テレ朝からの公式発表はないものの、韓国ドラマファンに衝撃を与えている今回の報道。日本のドラマ業界では、関ジャニ∞・大倉忠義主演『知ってるワイフ』、Sexy Zone・中島健人&小芝風花ダブル主演『彼女はキレイだった』(共にフジテレビ系)、『ボイス 110緊急指令室』(日本テレビ系)など、韓国ドラマのリメークが相次いでいるが、『六本木クラス』は視聴者に受け入れられるだろうか。まずは、公式の発表を待ちたい。
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