• Sun. Sep 26th, 2021

フリマアプリ仲間と訪れたジュエリーショップに思わぬ“トラップ”! 45万円だった「パライバトルマリン」のリングが衝撃価格に

――2年で1,300万円以上溶かし、現在借金は●00万円の“買い物狂い”のライターが、苦しくも楽しい「散財」の日々を綴ります。

 みんなは知っていたかしら? 私、結婚するんですのよ、ほほほ。そう、あたくし、独身乙女ではなくなるんですの。今度からは「奥様」になるんざます!! オーッホッホッホ!!!! そんなわけで、ステディの家族に挨拶するべく、千葉に行くことになりました。

 千葉といえば、東京の隣! 東京といえば、愛してやまないKataokaジュエリーの聖地!!!! 実店舗に行きたい!!!! 東京方面にはジュエリーに精通しているお友達もいるし、初日に東京観光。翌日、ご実家挨拶にしよーっと!! にょほほほほほほ。金がない、金がないと騒いでおりましたが、Kataokaに突撃するのになにも買わないってわけにはいきません。

 私が狙っているのは、Kataokaさんのパールのピアス(27万8,000円)とダイヤのピアス(16万8,000円)! しめて44万6,000円だけど、現地に行けばボーナス払いを選択できるでしょ? そしたら、夏冬のボーナス2回払いを使えば、夏に20万円しか払わなくて済む!! おーっほっほっほ、というわけで錬金術の準備は完璧ですわ!?

 来る某日、私は家中のクレジットカードを集めて財布にぎゅうぎゅうに入れ、新幹線に乗り込みました。これだけクレジットカードがありゃあ、どれか1個は通るってもんよ。渋谷で電車を乗りかえて、目指すは都立大学駅。そこにKataokaの店舗があるのです。駅で待ち合わせていたMちゃんとも無事合流し、我々は店に向かって歩き出しました。

 実は、Mちゃんと会うのはこれが初めて! なんとMちゃんとの出会いは、フリマアプリでした。Mちゃんが出品していた指輪に一目ぼれして購入したのですが、そのときにMちゃんのトップページに載っていた時計が素敵すぎて、Mちゃんに「これはなんという時計なんですか?」と聞いたのです。そこから、話が盛りあがり、それを記事にしたところ、MちゃんからTwitter経由でメールが。そこでコラムの読者さんだということがわかったの!! なーんてミラクルなんざましょ!?

 Mちゃんとは連絡先を好感し、LINEでやりとりをしていましたが、実際に見るMちゃんは想像通りのオシャレさんでした。さりげなく身に着けているジュエリーが本当に可愛い!! そんなMちゃんとジュエリーの話をしながら、Kataokaへ。「ピアス、ピアス、ピアス!!!!!!」と意気込んで店に入り、ぐるりと一回り見まわると、ショーウィンドウに飾られた指輪に目がいきました。

 こ……これは……、宝石「パライバトルマリン」じゃないかね!?!?!?!?!?!? そう、それはまさしくパライバの指輪。パライバのリングが2つ、ちょこんと置いてありました。こっ、こんな子、オンラインショップでは見ていないわ。まったくのノーマークよ……。ピアスを買おうと思って来たのに目移りしちゃうじゃない! 私がじーっとその指輪を見つめていると、店員さんが「そちらはオンラインショップにはない子です」と説明してくれました。こっ、これが実店舗のトラップね……。

 そしてその瞬間、私の心臓はドキンドキンと胸を打ち始めました。あれは遡ること3年前――、私がまだ買い物狂いではなかった頃の話です。

 初めてKataokaを知り、お店へ出向いたあの頃。まだ自分はめちゃくちゃ指が太いから、自分に入るサイズの指輪なんてないと思い込んでいた頃(市販の指輪は13号までのものが多く、指輪のサイズやサイズ直しができるということを知らなかったのです)、店舗で偶然パライバのリングを発見し、指にはめたことがありました。

 その指輪は私の指にジャストサイズで、ものすごく可愛いものでした。しかし、「45万円」という価格を知った瞬間、そんな高いの買えない……!! と尻込みしてしまったのです。45万、今の金銭感覚なら「やっす!! いただきます!!」と言っちゃいそうな価格。でも、あのときの私にとっては45万円は大金だった。そう、私はあの指輪の亡霊を今でも夢に見るのよ……。なにかのたびに、ふとその指輪のことを思い出し、「今頃どこにあるんだろう……」と思い焦がれていたの。

 話を戻し、今目の前にあるパライバのリングは、緑色と青を混ぜてパステルカラーにしたような、すんばらしい色味……。色の抜けもなくて、最高に可愛い!!!!!!!!!! 私はふいに「これおいくらなんですか?」と聞きました。

「72万4,000円です」

 店員さんはそう言いました。ななじゅうにまんよんせんえん!?!?!?!? ブー!! 高ええ……!!!! Kataokaのジュエリーはいつも容赦ない価格だけど、さらに輪をかけて高い……。でもでも、もしこの機会を逃したら……? またこの子を見ることはなくなってしまうのよね?

「大丈夫……?」

 Mちゃんが不安そうな顔をしながらこっちを見ています。ぐむむ……、金はないのよ。私に金はない。なんちゅーたって、膨れに膨れた借金が400万円。今月末に振り込まれる原稿料の80万円を足したって、300万オーバーの借金があるのよおおお!!! ぐおおおお!!!! ぎゃおおおお! でも欲しいッ!!!! 欲しいよおおおお!!!!!!!! このリングを握りしめていると、猛然と頭の中の千葉N子が叫ぶのよ。「買いたい買いたい買いたい!!」って。さて、私はこのリングをどうしたのか。次回に続く!