• Sat. Sep 25th, 2021

ヘンリー王子夫妻の「9.11」犠牲者メッセージに、「首を突っ込むな」とイギリスは冷ややか!? 支持率低迷で英王室と和解の行動に?

ByAdmin

Sep 13, 2021

 アメリカ同時多発テロから20年を迎えた9月11日、ヘンリー王子とメーガン・マークル夫人が運営するアーチウェル財団の公式サイトが、「追悼 2001年9月11日」として、3,000人近い犠牲者の名前をすべて掲載した。

 同時多発テロがきっかけとなったアフガニスタン紛争に、英軍隊時代に2度派遣された経験を持つヘンリー王子。そんなことから、事件の被害者への思いはとても強く、遺族のメンタルヘルスを気にかけているものと察することができる。

 王子は先月も、米軍の完全撤退、それによって武装勢力タリバンが政権を掌握したアフガン情勢について、「心を痛め、絶句している」と、夫人と連名で声明を発表したばかり。世界の指導者に向けて「人道的対話を迅速に行ってほしい」と促す言葉もつづったが、英メディアは「王族を名を借りたいなら、政治問題には首を突っ込むな」「絶句してるのによくしゃべる」と痛烈に批判しており、今回の「追悼 2001年9月11日」メッセージも「いろいろなことに首を突っ込みたがる」と冷ややかに受け止めた人が多かったようである。

 ヘンリー王子とメーガン夫人は、今年4月に逝去したフィリップ殿下が入院中の3月に放送されたオプラ・ウィンフリーの特番インタビューで、英王室は人種差別的で、メンタルヘルスを軽視していると暴露。フィリップ王子が危篤状態だったこともあり、そのタイミングで王室非難をしたことは国民感情を逆なでしたといえる。5月にApple TV+で配信されたドキュメンタリーでは、ヘンリー王子が、家族から心の痛みを軽くあしらわれ、精神を病んだと告白し、物議を醸した。

 英王室のネガティブな部分を語る一方、6月に誕生した長女のファーストネームをエリザベス女王の愛称「リリベット」としたため、ネット上では「王室を利用するだけ利用して、注目を集め、金もうけしている」などと批判が高まっていった。

 移住先のアメリカでも、ヘンリー王子の失言をめぐって再び炎上。5月に配信されたポッドキャストで、ヘンリー王子は自身と家族がパパラッチに追い掛け回されているという話を発端に、民主主義の根幹である「報道の自由」を保障している米合衆国憲法修正第一条を「愚かだ」と批判。そのため「民主主義が気に入らないなら、イギリスに帰れ」と批判が殺到した。アメリカが見下されたと感じる人も多く、「追悼 2001年9月11日」のメッセージについても、反応は冷ややかだった。

 向かい風の強さを感じ取ったのか、複数のメディアによると、ヘンリー王子夫妻は英王室との和解に向けて行動したいと考えているそう。リリベットの洗礼式を、エリザベス女王の立ち会いのもと、英ウィンザー城で行うことを熱望しているとも伝えられる。

 しかし、英調査会社「YouGov」が幅広い年齢層の英国人を対象に調査した結果、ヘンリー王子夫妻の好感度は過去にないほど低迷。ヘンリー王子に対する支持率は34%と落ち続け、メーガン夫人に至っては26%まで下落。ヘンリー王子は、性的スキャンダルで支持率わずか6%のアンドリュー王子に次ぐ「嫌われ者プリンス」となっている。

 9日にロンドンで開催されたイギリスのテレビ賞授賞式「ナショナル・テレビジョン・アワード」では、オプラのインタビュー特番の映像がちらっと流れただけで、会場からブーイングが巻き起こった。これも、夫妻の言動にイギリス人の多くが不信感と不快感を抱いているからだったとみられている。

 英王室を離脱して“新しく自由なロイヤル”になるはずが、お騒がせセレブのようになりつつあるヘンリー王子とメーガン夫人。今後彼らは、どのようなイメージアップ戦略を展開していくつもりだろうか?