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18歳の沢口靖子へのセクハラも! 武田鉄矢が30年以上前から続ける「女性蔑視」の根深さ

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 自民党総裁選ばかりが話題になる中、立憲民主党も衆院選に向けた“多様性政策”を発表した。表舞台に立ったのは代表の枝野幸男氏。なんだか最近、顔つきが怖くなったと思うのは気のせいか!?

第569回(9/8〜9/14発売号より)
1位「沢口靖子 デビューの恩人であるはずがいまだ引きずる『厭悪の男』」(「週刊女性」9月28日・10月5日合併号)
2位 「衝撃 GACKT 活動休止の裏にあったコロナ“こっそり感染”騒動」(「女性セブン」9月23日号)
同「GACKT療養生活独占告白『24時間意識不明に。目覚めて『まだ生きていた』と…』」(「女性自身」9月28日・10月5日合併号)
3位「独占120分 祝・結婚 華原朋美インタビュー」(「週刊女性」9月28日・10月5日合併号)

 大変興味深い発掘記事だ。なんと国民的女優、しかも花の独身の沢口靖子がデビュー当時、あの武田鉄矢から陰惨なセクハラを受けていた、というのだから。

 この驚愕の情報を報じているのは「週刊女性」。記事によると、2人の因縁は1984年、沢口がグランプリに輝いた「東宝シンデレラ・オーディション」にまでさかのぼる。ここで審査員をしていた武田が沢口を“かわいい”と強く推したことで沢口はグランプリに、そして武田主演の映画『刑事物語3潮騒の詩』で女優デビューとなった沢口だが、ここで武田や他関係者から、こんなことを言われたのだという。

「そんなことで泣いてると、スカートめくって丸裸にしてやるぞ」
「ブルマみたいな下着をはきやがって。脱がせてやろうか!!」

 当時沢口は18歳だったというが、未成年に対する立派なセクハラ、パワハラだ。しかも武田のセクハラは当時の関係者の証言だけではなかった。当時、武田と沢口は対談を行っているのだが、その記事の内容にはセクハラと認められる行為を武田が沢口対し、自慢げに語っている下りが存在するという。

 最悪なセクハラ、パワハラそのものだが、驚くのは武田が『3年B組金八先生』(TBS系)の余韻さめやらぬこんな大昔から女性蔑視をあらわにし、セクハラを行っていたということだ。というのも武田は、ここ最近、そのヘイト体質やネトウヨぶり、そして女性蔑視が指摘されている。

 特に女性蔑視に関して顕著であり、武田は情報番組で痴漢などの性犯罪を犯した男性を擁護したり、「日本は男性優位社会ではない」と発言し、ネットで炎上したことも。さらに過去のセクハラを正当化する発言までもあった。

 かつて金八先生として落ちこぼれや弱者に寄り添っていた姿は単なる役柄であり、虚像だとバレでしまったわけだが、それは最近になって始まっていたものではなく、そんな体質は実は昔からだったということが、今回の記事で明らかになったといえる。

 しかも当時も今も、武田は自分の発言の何が問題なのかもわかっていないだろう。女性蔑視発言で会長を辞めたオリパラ組織委員の森喜朗も同様だったが、それと同じ匂いがぷんぷんだ。相当ずれてる。そして武田の事務所が出したこんな釈明コメントも相当ずれているし、大きな問題もはらんでいるものだった。

「当時はまだ“セクハラ”や“パワハラ”なんて言葉はありません。武田も“頑張らなきゃいけない”という思いで接していたと思います。何よりそういう発言が許される時代背景があってのこと」

 まさに噴飯もののコメントだ。世界を席巻した#MeToo運動も、そもそもは過去の性犯罪告発が発端だ。セクハラや性犯罪に時代背景もヘチマもないだろう。さらにこうした“言い訳”“開き直り”がさらに性被害者を追い詰めていくのだが、武田同様、事務所もそうしたことに配慮する気配はない。

 #MeToo運動を経た現在の日本、しかし、女性蔑視はまだまだ跋扈し続けている。

 GACKTが体調不良で活動休止することが発表された。多くのマスコミ、特にワイドショーもこれを大きく扱ったが、それほど大騒ぎすることか? と不思議に思った。だがその後、コロナ感染の隠蔽疑惑があると知って納得した。

 というのも、これまでGACKTはコロナに関し「世界的な仕掛けがある」と陰謀論を開陳したり、「もう風邪ですよ」と神経質になる必要はないと主張していたから。そして何より、芸能人がコロナ感染したことを公表する必要もない、と強い反対を表明してきたから。そんなGACKTが、もしコロナに感染し、重症になってしまったとしたら――。それを隠そうとしていたら――。

 マスコミだけでなく多くの人がそう想像し、その後の展開に注目するのは当然かもしれない。野次馬根性だし、病気ネタだとしても、それが大衆の欲望だ。「女性セブン」ではそんなGACKTを“こっそり感染”として記事にしているが、一方、かつてGACKTの連載を掲載していた「女性自身」はGACKT自身のメールインタビューを掲載している。

 しかし――。生命の危機や重度の発声障害、24時間の意識不明など、センセーショナルな言葉が羅列するばかりで、結果として何を言いたいのか、病名は? 病状は? さっぱりよくわからない内容になっている。

 まあ、GACKTの存在自体が“よくわからない”から、今回の騒動も“よくわからないまま”終わるのでは。そんな感じか。

 かつて結婚会見をした安室奈美恵とそっくりな服装をして結婚会見を開いた華原朋美。そのお騒がせぶりに仰天したが、このことに関し、華原自身が「週刊女性」のインタビューでこう釈明している。

「私のほうがそう言われてびっくりでした。まったく知らなかったんです。(略)それがもう、奈美恵さんがやってたなんて……」

 ここまであざといと脱帽するしかない(笑)。