昨年12月、ニュースサイト「文春オンライン」で、元交際相手・A子さんへの“DV疑惑”を報じられた俳優・小澤廉。一連の交際トラブルについて、小澤は今年8月30日配信のニュースサイト「週刊女性PRIME」で釈明したが、「A子さん側も“反撃”の準備を進めている」(芸能プロ関係者)という。
「文春オンライン」によると、小澤とA子さんが出会ったのは、彼女が16歳の頃。年上の小澤が猛アタックする形で交際がスタートし、5年以上交際していたそうだが、A子さんは小澤による性行為中の暴力に長年悩まされていたとか。A子さんの親族や親友が「文春」の取材に応じ、小澤とA子さんのツーショット画像やLINEのトーク画面のスクリーンショット、小澤のDVによって腫れあがった腕の写真など数々の証拠を提示しながら、小澤が妊娠したA子さんに中絶を迫り、彼女の腹部を殴るなどの暴力を振るったことも伝えている。
「『文春』の報道後、ネット上では小澤に対し、『最低』『事実ならとんでもないクズ。逮捕されるべき案件では?』『今すぐ芸能界を辞めるべき』と批判の声が続出。その後、小澤の所属事務所は『本人に事実確認を致しましたところ、記事にありました通りとの確認が取れた』として、小澤との契約を解除したと発表しました」(スポーツ紙記者)
この報道から半年以上がたった今年8月、今度は小澤が「週刊女性」に登場して反論を展開。「自らが招いた部分もあるし、反省でいっぱいです」と語りながらも、「ただ、僕がやっていないことが、あまりにも一方的に、たくさん記事になってしまっている。そこを細かく“やってないんだよ”と、お伝えしたいと思います」と打ち明け、自身は「DVを受けていた側」だと主張。彼女に堕胎を強要した事実もないと真っ向から否定し、「文春」の報道内容は、「事実1割ウソ9割」と断言したのだ。
しかし、「文春」の初報が大炎上を招いた一方、「週刊女性」の小澤のインタビュー内容はあまり話題にならず。ネットユーザーやファンからは、「今さら反論したところで、未成年を口説いて妊娠させた事実は変わらない」と、さらなる非難の声が上がっている状況だ。
「小澤は、所属事務所から契約を切られているだけに、『週刊女性』に登場したのは、芸能界復帰を見越しての行動だったのでしょう。しかし、あまりプラスに作用した印象は受けません。また、同誌では事務所に対する不信感も吐露していましたが、同社は芸能界の重鎮が仕切っていますし、本格復帰はもはや絶望的でしょう」(同)
その後、この一件に進展はなかったが、やはりA子さんは小澤の主張を見過ごせなかったようだ。「ウソ9割」と言われたことが許せなかったのか、小澤に対して“反撃”に打って出る予定だという。
「『文春』ではA子さんの身分は伏せて報道されていましたが、『週刊女性』で小澤は、A子さんについて『(出会った)当時からモデルをされている方』だと暴露しており、記事内でも『大手芸能プロダクションに所属しながらモデルとして活躍するタレント』であると紹介されています。現役芸能人ということは、小澤との関係が明るみになれば、それなりのリスクを負うはず。それでも反論を行うということは、それだけ本気で小澤の言い分を否定したいと思っているのでしょう」(前出・関係者)
このままでは両者の水掛け論となりそうだが、A子さんの主張で、小澤が語った「事実1割ウソ9割」発言の真意は明らかになるだろか。