9月9日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、モデルでタレントとしても活動するアンミカの夫で実業家のセオドール・ミラー氏の“助成金不正受給疑惑”を報道。アンミカは13日、月曜レギュラーを務める情報バラエティ番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)に出演して疑惑に言及したが、「準レギュラーとして不定期出演している『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)は、出演予定をキャンセルしていた」(スポーツ紙記者)ようだ。
「2012年にアンミカと結婚したミラー氏は、イベント制作会社・エンパイアエンターテイメントジャパンを経営しています。『文春』によると、同氏には、『雇用調整助成金』を不正受給していた疑いが浮上したそう。この助成金は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で事業活動の縮小を余儀なくされた事業主を対象に、国が休業手当の一部を助成するものです。一方、アンミカといえば、モデル業のほか、そのハッキリとした物言いを武器に、情報番組のコメンテーターとしても活躍中。6月放送の『バイキング』では、コロナ禍の中、経産省の官僚が『家賃支援給付金』を騙し取っていたというニュースを扱った際に、『大バカタレ!』と激怒したことも。そんな経緯もあって、今回の夫の疑惑についてどうコメントするのか、業界内外から注目が集まっていました」(芸能ライター)
報道後の今月13日、『バイキング』に曜日レギュラーとして通常通り出演したアンミカは、番組序盤で「本当にお騒がせしております」と謝罪しつつ、「夫の会社のことなので、詳細は把握できていないんですけれど、もちろんあってはならないことですので、疑惑払拭すべく、きちんと調査、訂正していただきたいと思っています」と述べた。
「これに対し、ネット上には『身内のことになると弱気だね』『辛口コメンテーターを気取ってたんだから、夫の疑惑こそ追及してこいよ』などと批判的な意見が続出。ただ、『文春』の取材に対してエンパイア社は、『雇用調整助成金は政府の定めたルールに則り正しく申請し受給しております』と回答していましたし、現時点ではあくまでも“不正受給の疑惑がある”という段階なので、アンミカが鋭くコメントできないのも仕方なかったといえます。それでも、『バイキング』では自らすすんで騒動に触れたそうなので、同じように『ミヤネ屋』出演時にも、何かしら発言するとみられていました」(前出・記者)
ところが、出演が決まっていた15日の前日になり、アンミカ側から欠席の申し出があったという。
「『ミヤネ屋』への出演は以前から決まっていて、当然、夫の件についても話す予定だったとか。しかし、14日午後になって『体調不良により出演をキャンセルしたい』との申し出があり、番組側も無理に出演させるわけにはいかず、欠席となったそう。なお、彼女の『ミヤネ屋』出演は不定期のため、不在となっても何ら違和感はありませんが、アンミカが14日の朝8時半に公開したブログを見ると、15日の出演番組『あなたはどっち? 陰さま陽さまキャラ図鑑』(ABCテレビ)を告知しているにもかかわらず、『ミヤネ屋』の出演情報は記載されていないため、この時点で出演する気はなかったのかもしれません」(同)
一方の『バイキング』は、毎週レギュラー出演しているだけに、次の月曜までには体調を整え、姿を見せてほしいところだが……。